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うーやん★2010年7月期のドラマベスト その2
■6位 ハンマーセッション
TBS土8ドラマの最終作品だが、良かった。背が高く格好いい速水もこみち君、普通のドラマでは外見から浮いてしまうので、ロボットしか記憶に残ってなかった、スマン。両親から捨てられ施設で育られ、苦労して生きるために詐欺師になった。それが校長公認で教師資格のある別人の教師になりかわる。初回さえ乗り越えれば楽しめた。熱血でもなく、誠実でもなく、力でもなく、詐欺師なので人を観察し人を巧みに動かし解決方法を探る。妥当だ。いつも半裸で眼鏡、この小道具もOKです。最終回のオチも妥当だ。詐欺師だと告白しプチ熱血で終わった。脇には若い男と女生徒です。魅力的ですね。目立たなかったけど山下リオ、無理じゃないか佐野和真、久しぶり高山侑子さん、ミスユニバースから女優デビュー保健の先生役の宮坂絵美里さん、一番の魅力でした。相変わらずピュアで美しい比嘉愛未さん、演技は伸びるが身長が伸び悩みの志田未来さん、いいコンビでした。
■7位 日本人の知らない日本語
YTV
安上がりでバラエティみたいなドラマ(タイトルからドラマを思わなかった、「日本語でゴー」に類似)です。外人相手の日本語教師の話だ。先生ハルコはドラマ主演の売れっ子の仲里依紗さん、「ハチワン」で注目して、その後連続出演していますが、主役おめでとう! 外人の学校なので、生徒の外人は年齢職業も幅広くできる。それで話がふくらむ。しかも演技やセリフがたどたどしくても許される。プチ感動したので、ドラマで大事なものは心だと納得した。日本語の蘊蓄と日本への理解をテーマに、ハルコの成長を描いた。ベタな展開のベタなドラマです。ジジイは日本語の蘊蓄が好きだ。安上がりベタなので、仲さんのギャル衣装?が見所だ。視聴率は驚異の3.3%だが、外人タレントの演技も楽しめた、いいドラマだった。
■8位 崖っぷちのエリー
EX
ゲゲゲと同じく漫画家の実話ドラマだ。実際の西原さんは、癖(毒)もあって受け入れがたいものも多い。ただ漫画家に社会適応力が必要かどうか? 難しい。世間知らずで才能も金も持っていないどん底の漫画家が、奇跡的に成功する話だ。苦手だった山田優さんが、意外にも頑張った。毒が多く、苦手な人も多いだろう、視聴率6.4%は妥当かもしれない。ジジイは西原さんの漫画も人となりも知っていたので、それなりに楽しめた。西原さんも最終回に登場した、めでたし、めでたし。
■9位 夏の恋は虹色に輝く
CX
月9としては合格だ。松潤の恋バナと役者としての成長を描いた。2つの話のバランスが悪く迷走感があったかな・・・NHKの「10年先も君恋」でできた大森美香さんなら、絡めて上手く描くことができた気がする。最初の出会いのスカイダイビングが必要なのかな? 月9だからしょうがないが、不要な部分が一杯あった。中盤は竹内さんとの恋バナに向いた。ドギマギしていると松潤がワークショップで役者成長のドラマになった。それぞれ楽しいが良質のアレンジできないか・・・ラス前でラブ成就と思うと海ちゃんの逆襲! 迷走感・失望感が漂いました。桜役の桐谷美玲さん、以前の無理を感じたホステス役よりも良かった。
■10位 GM~踊れドクター
TBS
初回のキャラ説明で戸惑いました。ありえないキャラばかり・・・しかし救命、医龍、コードブルーの林宏司さんのオリジナル?脚本なら間違いないと思った。シリアス? コメディ? と何度も心配になった、笑。トンデモなキャラがぶれないで、貫き通した潔さは嬉しい。エピソードの病気も楽しんだ。総診は病歴が大事だと思うが、序盤では検査重視だったのが疑問だった。中盤からは落ち着き、妥当な診療になった。多部未華子、生瀬勝久、吉沢悠、小池栄子、椎名桔平さん、医者は役者揃いでした。脇がこれだけ決まれば、ドラマは安泰だ。最終回にホールでダンス・ステージがあった。無駄にも思えたが、ここまで決めてくれれば、満足だ。
■11位 うぬぼれ刑事
TBS
クドカン脚本のドラマだ。独特の小ネタもあって、毎回の最後に婚姻届と逮捕状を選ばせる縛りの展開だ。刑事ドラマなので犯人逮捕しないといけないので悪ふざけが微妙なのだ。これまでのクドカンさんのドラマで、草野球チーム、妻がオヤジに変身する夫婦、喫茶店での片思いの連鎖、落語は、楽しかった。しかし刑事もの「流星の絆」は、無条件で楽しめなかった。何だか上滑りな印象を受けた。このドラマで筆談ママの店にキャラが毎晩集まり小ネタの連続があるが、心から楽しめなかった。ゲストは、上等だ。加藤あい、蒼井優、樋口可南子、戸田恵梨香、薬師丸ひろ子、小雪、小泉今日子、石田ゆり子他、これだけでも楽しくなりそうだが・・・見そびれた回もあった、残念
■12位 ジョーカー~許されざる捜査官
CX
毎回見て結構楽しんだのです。視聴率も14.2%と好評でした。一種の仕置き人なのだ。仕置きが倫理的に成立するために犯人の非情さを過剰なまで強調した。これがうまくいくか際どい。4話の窪田さんは、鬼気迫る演技だった、ゲゲゲの善人ぶりとの違いに感服した。でも、法治国家としてジジイは許せないかも・・・また島に監禁されている犯人たちの処遇が気になった。大杉漣さんの経緯も今一つ理解できなかった。
■13位 ハンチョウ~神南署安積班(3)
TBS
ジジイには嬉しい人情・刑事ドラマです。最終回の大滝秀治さんに泣きました。10話の余命わずかの少年の嘘、5話の零細企業の社長の死、3話の村雨の栄転と本仮屋さん登場、見てない回もあるが、人情に泣かされました。
■14位 美丘-君がいた日々-
NTV
2時間ドラマにできそうだが、それを連続ドラマにした。毎回見たが、間延びした分丁寧な作りだった。現実の時間と同じくらいかと思うほど、のんびりしていた。それがジジイには嬉しかった。ただ、ストリーとしてはベタベタなので、演技か何か強く印象に残るものが欲しかった。若い役者さんには無理だったか? 吉高由里子さんを見ていたが「宵町しのぶ」が最高だったな~~~
■15位 警視庁継続捜査班
EX
警察ものは5本と多く、ジジイには区別ができない、笑。時効廃止で過去の事件を解決する捜査班ができた。そこにプロファイリングで木村佳乃さんが参加する。何となく既視感があって、毎回見たのだが、今記憶に残っている事件が少ない。
■16位 新・警視庁捜査一課9係 season2
EX
視聴率も良好で人情たっぷりの刑事ドラマ、今回は事件の難しさがグレードアップした。ジジイには付いていけない部分もあった。9話無名のヒロイン、5話のエンクミさん、3話ベストセラー作家などは覚えていますが・・・刑事物が多く、見ているときは、そうか、そりゃない、と思うのだが・・・・刑事の身内は描かなかった、時間がなかった、笑。
■17位 鉄の骨
NHK
企業物で建設業界の談合のドラマだ。小池徹平くんが談合の最前線で手を汚すのだが、頑張った。でも可愛い童顔社員では、入り込めなかった。談合は悪だが、必要悪として認めてしまえ! そこらのせめぎ合いが強烈に描かれた。小池君と違う役者さんだったら、評価は上がったかもしれない。
■18位 チャンス
NHK
序盤の馬の病気、出産シーンは感動だった。これは凄いドラマになると思った。しかし、子馬はお約束通り競走馬になって「チャンス」(こんな短い名前はつけられないだろう?)、は優勝する馬になる。出来過ぎの展開だ。ヒロインは挫折から立ち直り大きなプロジェクトで頑張る。両方が成功する説得力が足りなかった。17、18位は印象も深いドラマだが敢えて苦言を述べ、この順位とした
■19位 逃亡弁護士
CX
ごめんなさい、上地君がジジイには合わなかった。苦手です。東京を歩いていても通報されないし、警察が迫ってきても軽く逃げる。ギリギリ感がない。主人公は逃亡するので走れる役者を選考して上地君に決まったのだろうか? 他に盛り上がる役者はいたと思う。主人公の魅力、ゲストとの絡みの切なさ、逃亡の切迫感・緊張感で魅せると思うのだが・・・話は、そこそこ作ってあった。人情のいい話もあった。リアルで昔の「逃亡者」を見て、主人公の深い絶望と生きる強い意志に感銘したジジイには残念感が一杯だ。ただワースト作品ではない。