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うずみん☆
山歩き＆食べ歩き
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2006.03.07
テーマ： 山登りは楽しい(12431)
カテゴリ： 登山記録
JRの 青春18切符 が使える3月になったので少し遠出をして 伊吹山 へ登ることにした。雪の状態は期待できないだろうが先日買った ヒップソリ で遊ぶチャンスだ！と、意気揚揚と朝6時40分に家を出る。大阪駅のホームで電車を待っている時、手にヒップソリがないことに気づく。電車に乗るので手提げのショッピングバッグに入れて持ってきたはず？記憶を辿ると今朝ゴミを捨てるときにどうも管理人室横のベンチに置いてきたようだ。今日のメインの楽しみが台無しになりしばし落ち込む。電車の窓には田園風景が広がり、比良山や琵琶湖がきれいに見える。するとまた元気が出てきた。 近江長岡駅 からの 伊吹登山口 へのバスは私達だけの貸切だった。少し不安になるが１合目のゴンドラ乗場の前の駐車場にたくさん車があるのを見てホッとする。ゴンドラを利用し5分で高原ホテルのある3合目に到着。
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ゴンドラで楽々♪3合目へ！往復1500円 なんと50歳以上は700円！ |
写真ではそう見えないが、 山頂付近の登りはかなり急だ |
身支度を整え、10時にいよいよ山頂に向けて出発。晴天のはずが山頂付近は雲に覆われている。流れる雲の隙間から雪の斜面に取付く登山者が見えるので安心する。スキー場を超え、リフト終点あたりから登山道に変わる。所々アイスバーンになっているがアイゼンなしでも支障なさそうであるが、念のため5合目に差し掛かるあたりでアイゼン装着。次第に傾斜が強くなる雪の斜面をひたすら登る。ときどき立ち止まり後ろを振り返ると3合目の高原ホテルがはるか下の方に見える。そして上を仰ぎ見ると見えるのは雪の斜面だけでそのまた上は雲しか見えない。
そしていよいよ8合目から9合目の急登に差し掛かる。足元の雪がシャーベット状で崩れやすい。視界の片隅に見事な樹氷が写る。しかし、カメラなんて出せる状態ではない。頼りにならない6本爪アイゼンに全面的に頼りながら、やっと山上へと到着！！ときどきガスが視界を遮るが、ガスがなくなると青空が広がりまぶしい！山頂へと続く広々とした遊歩道を歩くのはとても気持ちいい！
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下から雲が上がってきた！来ないで～～ |
左側から登ってきた。やっと9合目 |
御座候（ござそうろう） をアルミホイルで包みフライパン（コッヘルの蓋）で焼く。たちまち煙が出て、焦げ臭い匂いが立ち込めてきたので、火を止めたがアルミホイルが燃えている！！慌てて水をぶっかけて鎮火。フライパンはこげたアルミホイルがこびりつき変色していた(泣)そうこうしているうちに山頂はどんどんガスが濃くなって展望も望めないので下山することにした。白山、御嶽、そしてアルプスの山並、見たかったな～～。
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日本武尊像、雪のスカートをはいていた。 |
初の尻セード体験！！楽しすぎ～～！！ |
下山はジグザグに夏道を歩いていく。途中ドロ道も多いので歩きにくいが、あの斜面を降りるぐらいならドロだらけになる方がマシである。いよいよ斜面が緩やかになったところから尻セードで降りることにする。そのためだけに山頂で 苦労してカッパに着替えたのだ。 これはおもしろい！！くせになりそうである。・・でも、ソリがあったらもっと楽しかったのに・・。
あっと言う間に5合目まで下山。そこで先ほどの御座候でおやつの時間。アルミホイルのこげた部分が異様な匂い。きれいにコゲを取り除き、すっかり冷えてビショビショになった御座候を口に入れるが、アンコがおいしいので結構食べれた。この頃にちょうど 池間千さん に追い越されたようだ。
3合目の高原ホテルへは2時15分頃到着。おいおい、さっきのガスはすっかり消えて青空が広がっているではないか。ゴンドラで下まで降り、時間通りにバスが来たので乗り込む。だいぶしてからバスを乗り間違えたことに気づく。どうやら同じ時刻に近江長岡駅行と長浜駅行と両方あったらしい。どうせ長浜へ行くなら 花雲さん お勧めの親子丼を食べようとお店に行ってみたが、もうすでに品切れで閉店していた。相当人気があるらしい。残念！！！長浜は盆梅展のせいか観光客でごった返していたので、今日のところはさっさと新快速に乗り大阪へ帰ることにした。伊吹山は楽しかったけど、少し歩き足りない感じなので、また明日も山に行くことにしよう。
マンションへ帰ると、落し物コーナーに私のヒップソリが寂しく置いてあった
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