うずらの卵

2007.12.02
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カテゴリ: 登山記録

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この冬初の雪を踏みしめることができた!

スーさんの山レポ


■11月23日(金)

明神に続いて、またまたスーさんから山のお誘いメールが届く。
「大峰の鉄山(てっせん)から弥山(みせん)へと縦走しませんか?」
以前から行ってみたいと思っていたコースだ。
鉄山は険しい上に、弥山への縦走となると道がわかりにくい。
さらにロングコースで、日の短いこの時期は私の技量では無理だとあきらめていた。
魅力的なお誘いにもちろん!二つ返事でOKする。
今回は、 スロトレさん リカさん&リカオさん

黒滝の道の駅で集合し、まだ薄暗い中、行者還トンネル西口に向い出発。
予定では、トンネル西口に車をデポし、
そのまま大川口の鉄山の登山口まで1台の車で全員が移動するはずだった。

しかし、白々と明けた夜と共に現れてきたのは、ガスに覆われた白く雪化粧した山肌だった。
どうするんだろう?と不安になりながら、皆の車について走る。

トンネル西口で、車を降りると凍りつくような冷たい風が吹き荒れていた。
鉄山はむろん中止。代わりにここから弥山へ登るかどうか相談。
リカオさんが、トンネル東口から登ってみませんか?と提案。
私とツレも、まだ登ったことないルートなので大賛成。
またそのまま車に乗り込み、トンネルを潜り抜け、東口へと向う。

すると不思議なことに、さっきの強風がうそのように風がまったくない。

準備をして7時30頃、登山開始。
右に自然林、左に植林帯の急な尾根をひたすら登っていく。
稜線に出ると、風が冷たい。寒いなんてもんじゃない。

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トンネル東口からの眺め
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トンネル東口の登山口です
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美しい稜線。風が冷たいっ!
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青空も時々顔を出す。期待♪


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おお!霧氷が見えてきたぞ!きれいっ(^^)


寒さはハンパじゃない。鼻で息をすると鼻水が飛び出そうなので口で息をする(笑)
登りがいつもより苦しいのはそのせいか?


10時40分頃、弥山到着。

そのまま、国見八方覗の様子を見に行く。
立ち枯れした木にも、霧氷がびっしり!こんなすばらしい景色に出会えるとは~!!
全員でおおはしゃぎ!よかった!ここへ登ってきて。

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理源大師様の銅像
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もう冬の世界です。
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弥山に到着!
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樹氷がビッシリ!!


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国見八方覗の風景

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国見八方覗の風景その2。
雲がさーーっと流れて、八経ヶ岳が目の前に現れた感動の瞬間。

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そして、全員で記念撮影

いよいよ八経ヶ岳の山頂へ。
この時からどんどん青空が広がってきた。
いつの間にか風もなく穏やかな陽気に変わり、寒さも感じなくなってきた。
ラッキーなんてもんじゃない。
これだけの偶然と神々しい自然に出会えるとは誰も期待してなかった。
人を寄せ付けない冬の大峰が、たまたま手を差し伸べ導いてくれたように感じた。
この感動は、一生心の中に刻まれることであろう。

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なびきを見つめる2人
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すばらしい眺めに感動する2人

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八経ヶ岳山頂から眺める弥山と右後ろは大普賢岳

再び、弥山へ。
そのまま弥山神社へと向い、昼食タイム。

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太陽の光に輝く八経ヶ岳


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美しい!
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弥山神社
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只今、調理中♪
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スーさんからもらった母恵夢(ポエム)


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弥山神社の裏手も、別世界だ!

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どこから見ても八経の三角が美しい。釈迦ヶ岳まで見えていた。


大満足の山行。雄大で幻想的な自然、名残り惜しいけどそろそろ下山時間。
気がついたらもう14時になっていた(^^;
凍ったツルツルになった道に悪戦苦闘しながら、山を駆け下りる。
途中、登るはずだった鉄山の険しい姿が顔を覗かせていた。
日の当たらない白い斜面を見て、これは行ってたらとんでもなかったなと思う。


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鉄山から修羅山を越えて弥山へと続く稜線


皆のおかげで、感動にいっぱい出会えた。
そして、感動を分かち合える仲間に出会えてよかった。

また、行きましょう!!





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Last updated  2007.12.03 22:21:18
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