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じょしあな

カテゴリ：最近のできごと

バレンタインデー二日前の今日、街中で、そしてグローサリーで花束を持った男の人がたくさん。結構早めに花束買う人が多いんだぁ～とボケェ～と見ていた。

んで、家に帰ると、ナント夫がすでに花束を用意しているではありませんかっ!!! それもいつも選ぶ、量はあるが質がちょっとなのではなく、ちゃんとしたバラを。

いつもはくたぁ～とした質より量の花束だったのに...
今年はキレイなピンクざんす。ありがとね。

先々週、オフィスのヒーターを送風式のものからデロンギのオイルヒーターに交換。これ家でも使っているのと型違いだけどほぼ一緒。送風機のヒーターは、音がうるさいし乾燥した熱風が埃を舞い上げるようで好きではないざんす。オイルヒーター、静かに静かに暖かいざんす。

何か新しいものを取り入れると、必ずやって来るのが関西のおばはんを彷彿とさせるウェンディとジャーリン。どこでこうたん？ナンボ？うちも同じの買うわ。どこのメーカーの？　　　もう同じの買わんでええやん。マネせんといて。今持ってるんを使い。それよりアンタら夜仕事せんやん。うちのビル、５時半だか６時だかになったら暖房が切れますねん。その後が寒いわけよ。残業する時にヒーターが役に立つのさ。アンタらいらんやん。

まぁきっと買うまい。きっと口でゆーてるだけやで。私の税金の本を借りに来る時もいつも同じことゆーてるもん、私もこの本買うつもりって。そのうちにシーズン終わるって流れさ。

今日も今日とて、帰宅しようとしているとジャーリンがついて来る気配が。例によって、ビルから数十メートル離れたところに路駐している車まで私に送らせようとする。今ちょうどラッシュ時やねん。例え１ブロックでも家と反対方向へ行きたくないねん。１ブロックずれただけでも、ラッシュ時は結構影響が出ますねん。特に今日は仕事帰りにファミリードクターのところへ支払いに行きますねん。だからどーしても時間をロスしたくないねん。

で、ジャーリンが帰宅前に行くトイレの時間を狙ってオフィスを出る。ビルの駐車場に車を停めるレズリーと私は、いつもブレイクルームを抜けて裏のドアを利用する。ブレイクルームに入るには、５ケタの暗証番号を押さなければドアは開かない。裏のドアを抜けて外へ出る時、ドア越しに暗証番号を押す音が。とにかくジャーリンに捕まるなっ!!　外に出て裏ドアをロックし、一気に駆け抜ける。もうさぁ、仕事しに来てるだけでどーしてこんなに面倒なことが多いかな？

ところでここ１～２年で虚を衝かれた有名人の不幸は、野際陽子と有賀さつき。他の人はそれなりに想像がついたりして驚くことはなかった。

特に有賀さつきの不幸はびっくりしたさ。
彼女達の世代の女子アナのイメージは❝ザバブル!❞　ちょうどど真ん中だったしね。最近の「隣のお姉さん」的な庶民的な女子アナではなくて、ザバブル　ザ女子アナ。氷河期以降には見られない華やかさがあった時代の女子アナ。パリやニューヨークにもどんどん女子アナを送っていた時代。いつの間にか局内だけに留めて小さくまとまったバラエティ用の女子アナに成り下がってしまったよね。

有賀さつきで思い出したのが、就活中に出会った女子アナ志望のねぇちゃん。

私が大学４年の時、男女雇用機会均等法が施行され、就活解禁日が設けられた。が、就職する予定のなかった私は、８月21日の解禁日もリクルート姿の人達を横目に友人達とランチを楽しんでいた。卒業したら実家に帰り、料理教室でも通いながら見合いをするというのが親から言われたことだったし、仲の良かった友人達も在学中にお見合いしていたからそーゆーもんだと思ってたのさ。

が、10月に事態は一変する。母親から送られて来た手紙に卒業後の予定がびっしり書いてあった。それを読んだ瞬間、ケツ捲らなきゃとの思いが沸き上がる。自由もへったくれもまったくなかったさ。とにかく逃げなきゃっ！リクルートスーツも持ってなくて、ワンピでその時点で求人の来ていた企業をとにかく受けた。

当時の地方の女子大生にとっての就活は今よりずっと厳しかった。というのも、大半の企業が自宅通勤が条件だったから。1人暮らしで良い企業への就職はほとんどムリ。今では信じられないが、放送局も自宅通勤が条件。結構自由に見える企業なんだけどね。それでも片っ端から企業を受けた。

その一つが放送局。もちろん自宅通勤の条件は知っていてよ。まぁ面接で一番に言われたけどね。
その時出会ったのが女子アナ志望のねぇちゃん。

ね「何局め？」

私「？？？一局目」

ね「私、大阪のABCテレビ（イヤ毎日放送だっけ？）の最終面接の２人まで残ったの。結局落ちたけど」

私「へぇ～、大阪から受けに来てるんだ？」

ね「私、東京出身よ。キー局全滅だったから少しずつ南下してるってわけ。女子アナ志望者はこうやって移動しながら受けてるのよ。だから同じ人によく会うわ。アンタも女子アナ志望でしょ？」

私「私は女子アナ志望じゃなくてスタッフの方。それより自宅通勤が条件じゃないの？」

ね「そんなの親戚宅から通うって言えば’いいのよ」

その後、住所とTEL番号を考案して別れたが、お互いまったく音沙汰なし。どーなったんだろー？女子アナになったかな？

そんな中でフジに受かったあの3人組は本当に優秀なんだと思うさ。もちろん地方にまで受けに行ってないんだよね。なぜだか就活を思い出した有賀さつきの訃報だった。それにしてもこんなに早く同世代が逝ってしまうのは残念だよね。