海砂のつらつら日記

海砂のつらつら日記

2008/07/13
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カテゴリ: 読書

白光(びゃっこう)  連城三紀彦 (2008.7.12読了)


あの夏、死んだ少女のために―。家族の交錯する思惑と、悪意が招いた「救いなき物語」。(「BOOK」データベースより)


一言で言うと、殺された少女がかわいそうすぎるよ~って感じです。
この作品は、事件に関わるものたちの独白という形をとっています。
少女の両親、伯母夫妻、母の愛人、そして伯母夫妻とともに住んでいる認知症の舅。
視点がころころ変わるので、何となく迷路にはまってしまうような不思議な感覚になります。
真犯人がわかった~と思ったら、次の人物の独白でまたひっくり返される・・・。

ここからネタばれです!(反転)未読の方はご注意ください。


少女を殺すように直接的ではないものの指示したもの。
老人の亡き妻までもが関わっていたり。。。(まあ老人の妄想かもしれないけど)
よってたかって、この幼い少女の死を願っていたのかと思うと、少女が哀れで。。。




読み終わった後、事件そのものはすっきりと納得できるんですが、この家族の内なる感情に
いつまでももやもやした気持ちにさせられる・・・そんな作品でした。
でも、やっぱり連城さんは上手いな~


TBさせて頂いた日記
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最終更新日  2008/09/08 06:11:40 PM
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