海砂のつらつら日記

海砂のつらつら日記

2015/07/09
XML
カテゴリ: 読書
今日はモデム故障騒動のときに読んだ小説の読書感想文です。
すでに、数日たっており忘れつつありますが・・・(笑)

読んだのはこちら。。。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】その女アレックス [ ピエール・ルメートル ]

おまえが死ぬのを見たいー男はそう言ってアレックスを監禁した。檻に幽閉され、衰弱した彼女は、死を目前に脱出を図るが…しかし、ここまでは序章にすぎない。孤独な女アレックスの壮絶なる秘密が明かされるや、物語は大逆転を繰り返し、最後に待ち受ける慟哭と驚愕へと突進するのだ。イギリス推理作家協会賞受賞作。(「BOOK」データベースより)



帯に「史上初の6冠!今年最高の話題作!」などと書かれており、なんとハードルを上げることかと思いつつ(笑)読みました。

感想は・・・やはり期待のハードル上げすぎ(笑)
ミステリと言うには特に魅力的な謎もなく、予想範囲の中で物語は進み、淡々と読み終えてしまいました。。。って感じです。
あとがきにも『犯罪小説』と書いてあったから、これはこれでいいのかな。
ただ6冠になるほどの感銘は受けなかったかな。
心に残ったのは、最後のカミーユの判断ぐらいかしら。(ネタばれ部分で少し書きます)


グロいの苦手な方は厳しい描写がい~っぱいあります。
私、読書のときはコーヒーとお菓子をお供にすることも多いのですが、食欲失せました(-_-;)
それを我慢して読んでも、その描写の必要性があまり感じられなかったのが残念。
まあ、前半の監禁場面は、アレックスが哀れな被害者だと読者の同情を誘うことには成功してる・・・かな。

翻訳物ですが、とても読みやすいです!
そこは私にとってはかなり高いポイント(*^^)v
とにかく、翻訳物苦手なので、なかなか最後のページに行かないことが多いんだけど、これは一気読みでしたよ~なので面白かったとも言えます。

完全ネタばれ感想 となりますので、反転しますね。
未読の方はご注意ください!!


まず、監禁事件の被害者であるアレックスが連続殺人犯だと分かる。
無差別殺人だと思われていたけど、被害者たちにはつながりがあった。
アレックスは最期自殺する訳だが、それを兄の犯行のように装い、兄は逮捕される。

ざっくりと言えばこういう話なんですが・・・。

アレックスが「やりとげたかったこと」は少女時代にうけたひどい行為に対する復讐だったんですよね。
裸で踊ったり、兄の髪の毛を指輪にひっかけたりという描写が、後にアレックスの偽装工作と言うことが分かり、「なるほど~」と思いました。
ただ、被害者同士のつながりとかは、特に伏線もなく、兄を追い詰めるときになり突然カミーユが語りだしたり、アレックスの少女時代も同じく兄の事情聴取のときに、アレックスの日記に書いてあったとして語られていて、なんだか推理の余地がないな~と。。。
だいたい、アレックスは本当に兄に罪を負わせる気があったの?と言うような杜撰さです。
カミーユ達が、アレックスの意図の通り動いたから、うまくいったようなものの、兄がホテルに行くかどうかは分からないし、アレックスの日記だって見つけてくれたから兄がアレックスに殺意を持つ動機が真実味を帯びたけど、普通にゴミ収集されちゃってたら、アレックスがなぜ兄をゆすっていたのか分かるまで時間がかかったかも。
まあ、アレックスの遺体を見たら想像はできるのかもしれませんが。。。

物語の最後、兄はアレックスの思惑どおり、アレックス殺害の容疑で逮捕されますが、これカミーユも予審判事も真相はアレックスの自殺であると分かっていて、兄を逮捕したってことで良いんですよね。
まあ、正直スカッとしましたが、警察・判事グルで兄を冤罪と知りつつ逮捕するのは如何なものかと・・・。
カミーユ一人、真実は自殺と分かっているけど正義感で兄を逮捕、判事などは本当に兄がアレックスを殺したと思っている・・・って言うならスッキリしたんですけどね。

後、どうしてアレックスは兄だけ自分の手で復讐をしなかったんだろうな~と。
ある意味、一番ひどいのは殺された人たちよりこの兄じゃないの~と思うのですが。
うまく言ったから良かったようなものの、下手したら、普通にアレックスの自殺として処理され、兄は放免される可能性だってあったのに。
実際、カミーユ達は本当はアレックスの自殺であると分かっていたし。。。

私としては、鬼畜兄こそめちゃめちゃにやっちゃって欲しかったです(おいおい)!
母親もかなりひどいですが、特に復讐対象になってなさげですし。。。
そこは、やはり肉親の情だったんでしょうか。。。


(反転ここまで)


とまあ、結構文句ばっかり書いてますが(笑)、最初にも書いたとおりリーダビリティーは抜群でした。
ホント、翻訳物と思えないです。(何回目の称賛?)訳者覚えとこうっと・・・(笑)
カミーユ初め、ヴェールヴェン班の面々のキャラが立っていて、陰惨な事件の息抜きになりました。
(でも、カミーユは苦手だわ~ルイが素敵♪)


カミーユが登場する話は本作を含め、4作出ているようです。
本作は映画化もされるとのことですが、うーん、気持ち悪そうなのであまり見たくないかも。。。
あのグロ描写をどう映像にするのか、しないのか、、、若干気になるけど(^^ゞ




ランキングに参加しています。ポチっとしてくださると嬉しいです(*^_^*)
     ↓

小説(読書感想) ブログランキングへ


にほんブログ村

(お気軽にコメントくださいね(^_-)-☆昔の日記へのコメントも大歓迎です





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015/07/09 11:02:03 PM
コメント(0) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: