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October 25, 2005

ファントムからジェリーへ

(16)

テーマ： Dear　Gerry(493)

カテゴリ： Oh Gerard !!

ジェリーファンにもファントム派とジェリー派がいるのを感じます。

その上で、ファントムは確かにファントムとして、とても愛しいと思うのですが、それとてジェリー・ファントム以外は考えられなくて、、と、また出口のない論議に入り込んでしまいそうなのですが。。
何が言いたいかというと、、昨日も今日も、いつにも増してジェリーが恋しい。ただそれだけなのです。

入り口は確かに謎めいて、威圧的で、何より完璧な美を求める
なのに、生まれてはじめて求めた愛に
全てをかなぐり捨てて、その弱さを見事に見せ付けたファントムだった

元画像： GB.net

知りたくないと思いつつ、やっぱり知りたい
ファントムが演じられたものならば、一体どんな人が演じたのか

とりわけ瞳のきれいな、手の大きな、
ファントムとは全く違うソフトなムードの大男

元画像： GB.net

ファンのみならず、どんな場でも雰囲気にとても敏感で
茶目っ気を纏いながら、周りを和ませるデリケートさが
苦労知らずでは決してない、そのくせ特徴的な末っ子
そんな素顔を知るにつけ、私の興味はファントムとジェリーが同比率に

元画像： GB.net

その後の来日で人をとても大事にする、優しさに溢れた人だと知り
同じテーマでも全く違う角度から話のできる、とても聡明な方だと知り
あからさまな記者の質問にも、てらいなく語る真摯な姿に胸を打たれ
スターという自己主張と競争心の激しい世界に身をおきながら
これほどピュアな心を持った人が居るのかと、狂おしいほどの愛しさにかられた

こんなピュアな人が洩らした
「俺？俺は俺だよ。女ったらしじゃないよ。ただの大きな子犬なんだよ！」

周りの目を気にせず、女性にキスをしたりまとわりついたり
最初はとてもショックな光景で、見るのが辛かったけれど
そうか、、彼は子犬なのかと、妙に納得

さらりと言ってのける姿に、感動すら覚えた私

GB.net / gerardbutleritaliansite.com

おおっぴらなキスは、全て子犬のなせる仕業
末っ子の甘え上手さんだから
そして多分彼には、時としてそんな風にどっぷり甘える対象が必要になる
子犬でありながら、子犬が持たない陰もまた持ち合わせているからか

元画像： gerardbutleritaliansite.com

気付くのが遅すぎたけれど
私はとんでもない男に恋をしてしまったのだ
意図的に落とされたならそれも仕方ないと思えるけれど
全く無意識に、
その人間性の、まじりッ気なしの純粋に落とされたのなら
それは誰も責められない！
やり場のない苦しさをひたすら味わうしかないのだもの

だからね、ジェリー
あなたはもう忘れているかもしれないけれど
「大きな子犬」発言には
人生を狂わせるほどの致命傷をいただいたのよ

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