こんばんは。
マノンさんの林望さんのお話に思いっきり反応です。

「イギリスはおいしい」「イギリスは愉快だ」あたりを読んでますが
その本は知りませんでした。すっごく読みたいです!
明日か明後日、図書館に行って(笑)探してきます~ (October 31, 2006 01:20:35 AM)

タイムライン

タイムライン

October 24, 2006
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カテゴリ: オペラ座の怪人
土曜日に西大和のワーナー・マイカル・シネマズで「オペラ座の怪人」を観て、この秋4回目の再会を果たしました。

いつの頃からか自分に問いかける映画になり、今はまたファントムとクリスの愛の経過を追って、頭の中を一杯にしている自分がいるのですが、今日は驚きのコメントをいただきました。
「橋本遠征記その2」へのzebraさんのコメントは、今まで出会ったことのない解釈で目からうろこです。

というのが、今日までもう100回近く観てきて、まだ難解なのが墓場のシーン「Wishing you were somehow here again」の歌詞。
なんとなく、なんとなく見えかけては、また見えなくなる・・・霧の中で探し物をするような、まどろっこしさを、いつも感じるシーンです。

ファントムに向けて歌っているなら
♪弔いの鐘の音 石に刻まれた天使
ただ冷たく 重々しいだけ
どう見ても あなたにはふさわしくないお友達
あなたは優しく暖かかったから♪
これがすっきりしない。

もし父親に向けているなら
♪あの頃のあなたは 私のよき理解者
私にとってかけがえのない方
友であり父だった人…
なのにその世界は突然崩れ去った♪
これがどうにもおかしい



ああ、しかし、、、かなりショックです!
実は橋本遠征のオフ会で最後のシーンの時には、もうファントムはこの世に居ないと言って、あるファントマーさまから詰め寄られました。(笑)
私の考えは単純で、あんな地下生活を長くしたのだから、とても長生きなど出来ないという、想像力も何もないもの。^^;;
それも、この秋の鑑賞でやっと言葉にできるようになったところなのに。。
たとえ物語でもファントムには生きていて欲しいのがファン心理ですものね。
それが、こうも明らかになってくると、やはりショックで、考えているだけで涙が落ちそうです。

「Think of me」で物語のテーマを投げかけていると思っていたけれど、実は最後の3重唱のシーンこそがその役割をしていたとは。。
あまたのファントマーさまが何度観ても作品から逃れられないのは、意図的に仕組まれた堂々巡りの法則にあったのですね。

なんとも巧みな物語の流れ。これはALW氏の企みなのか?ジョエル監督の仕込んだものなのか。。
100回観てもまだ飽きることのない「オペラ座の怪人」
恐るべし、ファントム・マジックは思いもつかない切り札を、まだまだ隠しているのでしょうか。


-----

<前略>
そして、とても目からうろこの発見があったのです。 
それは「全てはあの(三重唱)から始まったのだ」ということです。
これまでの一年半、(三重唱)が終わると切なくて苦しくて、ファントムのこれからを思うと祈りにも似たものに突き動かされてファントム詣でを続けてきました。
ところが分かったのです。私の見方は逆さまだったのです。

「オペラ座の怪人」はここから幕が上がるのです。

2人が舟で去ってから・・・・

何年か経った2人の生活は幸せそうに見える。しかし、心と魂の半分をファントムに置いてきたクリスティーヌは歌うのです。(もちろん、ファントムに)

「think of me」
【心の中から / あなたを追い出そうと―】
【懸命に闘っている / 私を想って】
【生きている限り / 私は想いつづける】
【愛しいあなたのことを!】
【でも約束して / 時々でいいから―】
【この私を思い出すと】【この私を!】

ここまではもう皆さんが知っているところですよね。このあとです、新発見は・・・・

こんな思いでラウルと子供たちと暮らしているクリスティーヌに「ファントムが亡くなった」という訃報が届くのです。(多分マダム・ジリーからでしょう)

そして、歌うのが、
「Wishing you were somehow here again」
【あの頃のあなたは 私のよき理解者】【私にとってかけがえのない方】
(友であり父だった人…)【なのにその世界は突然崩れ去った】
(もう一度 会いたくて)(もう一度近くにいてほしくて)
(ときどき思ったわ 夢を見さえすれば)(本当に来てくれるかもしれないと)
(あの声をもう一度聞きたい)(それは無理だと 分かっているけれど)

【弔いの鐘の音 石に刻まれた天使】【ただ冷たく 重々しいだけ】
【どう見ても あなたにはふさわしくないお友達】【あなたは優しく暖かかったから】

【あなたが再び姿を現してくれたら】(お別れをしなくてはいけない わかっているわ…)
【私を許し】
あなたは私が孤独の暗闇に居る時、いつも慰め、教え、導いてくださったでしょう?だから、今あなたを亡くして生きる術を見失ってしまいそうな私に
(生きろと教えてください)(それだけの力をください…)

そして【私にこう言う力を与えて】【”さよなら”と】

そして、「THE POINT OF NO RETURN」の舞台を見て、クリスティーヌの本当の心を知ったラウルは、神の慈愛にも似た愛でクリスティーヌを見守り通し、クリスティーヌの死後いつか2人の魂を一つにしてやりたいと思い続けていたのです。オークションでオルゴール(ファントム)を手に入れ、クリスティーヌと一つにしてやることが出来てやっとラウルの魂も落ち着くのです。

ただ一人生き残ったラウルが「2人の為の鎮魂歌」として語ってくれたお話だったのですね。老ラウルの登場は始めと終わりだけでいいんじゃないか、と思っていたのですが、スワロフスキーの店のショーウィンドウに若き日のラウルとクリスティ-ヌがモノクロで写るのを見てそう感じました。

そして、ラストの指輪を通した赤いバラはファントムとクリスティーヌを表し、2人の魂はこうして一つになれました、というシューマッカーのメッセージでは。<後略>

------以上

多分、次にこの映画を観るときは、まるで初めてように感じるかもしれない予感。
待ち遠しいこと!



☆GBJP更新中





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Last updated  October 24, 2006 11:23:43 PM
コメント(25) | コメントを書く


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舞台と映画はテーマが違うのでは?  
マノン さん
こんばんは!
私達の抱く漠然とした疑問や混乱ってそもそも同じ楽曲を使いながら、舞台と映画ではテーマが違うことから来ているという気がしています。私のこの作品への入りはLDNとNYの舞台(ファントム役者が年配者)からですし、ALW氏とサラのストーリーがどうしてもかぶるのでそのせいかもしれません。今はもちろん映画の方が好きですが、テーマが違う舞台の楽曲をそのまま使ったこととシューマッカー監督の卓越した映像センスが疑問と混乱(=新たな魅力)を生んだのでは?
私はファントムのその後、そしていくつかの疑問について何も考えずにいると決めていますが、最後の曲だけは「Think of me」にして欲しかった!と思っています。 (October 25, 2006 12:39:12 AM)

旋律の凌ぎあいの魅力も・・・  
dotto さん
wakabaさ~ん こんばんは~
とても深い解釈ですね。
私はいつも感覚だけで鑑賞するタイプなので(笑)
歌詞やシーンを深く追求したことはありません。
ファントムやクリスやラウルの声に酔い・・・
楽器の奏でる旋律に酔い・・・
というか何も考えられないほどボ~~ッとなってしまうんです。
感覚の全てが音に満たされるとでも言いましょうか。
だから音響の良い箱でないと酔えないんですよ~
デビューはあのさいたま12番シアターだったので・・最初に聞いた感覚が耳について離れないのです。
歌詞も然ることながら、あの旋律が耳について離れないのです。
映画は監督の美意識や罠(笑)が散りばめられてはいますがやはりALW氏の曲に聞かずにはいられない観なくてはいられなくなってしまう魔力があるのではと私は思っています。

三重奏のシーンは色々な旋律が絡み合って進んでいくのも魅力的ですよね。勿論だからクライマックスだと誰もが思ってしまう。それを「始まる」と解釈するのも素敵だと思います。
ただやっぱり私は終わりは鏡を割るシーンで良いと思っていますし、ファントムは生きていると思いたいのです(笑) (October 25, 2006 01:39:15 AM)

おひさしぶりです  
マコ8896  さん
ご無沙汰しておりました。
久々に興味深い問題ですね。墓地のシーンのクリスチーヌの言葉、考えてみましょう。
原作、「ファントム」のスーザン・ケイ、「マンハッタンの怪人」。それぞれに違います。
舞台と映画でも違います。
観た人それぞれに違うのかも。
フレデリック・フォーサイスが、悲しいながらも最後の最後はハッピーエンドにまとめたかった気持ちも痛い程わかります。
スーザン・ケイはリアリストですね。
最後のバラの花と指輪は、三人の「調和の余韻」なのかも。
要するにファントムは「消えた」んでしょう。
だから「ファントム」なのでしょう。
変なこと言ってすいません。

(October 25, 2006 04:47:21 AM)

おはようございます  
emily_711  さん
私も書き込み久しぶりです。(記事は毎日拝見しています)
面白い解釈ですね。また熱がぶり返しそうです^^。
「Wishing you were somehow here again」の歌詞ですが、オリジナルキャスト版では「one companion」とあるだけで「理解者」とはなっていません。映画は違うのかしら。皆様それぞれに解釈が異なりそれがまたこの映画の魅力なのですが、私は最後のバラは輝いていた若き日の象徴だと捉えています。痛みはあるものの、あの青春の日々は色あせない。サルのオルゴールはその目撃者、証人でもあります。ALWとシューマカー監督が老齢に達したからこそ描けたのかもしれないと勝手に思っています。(ALWがサラと恋に落ちたときはまだ30代、サラは20歳そこそこでしたから)
最初の頃は物語の内容をあれやこれや考えていましたが、今は映画にちりばめられた象徴が発するイメージのみを受け止めています。 (October 25, 2006 10:59:26 AM)

Re:「全ては3重唱から始まった」のか!?!(10/24)  
emily_711  さん
サントラ聴いてみました。「companion」でした。Friendと同義語で使われていると思います。英語は同じ単語を繰り返し使うことを由としないので。すみません。でも様々に解釈はできますね。 (October 25, 2006 11:32:49 AM)

だから何度も観てしまいます  
knockout さん
こんばんは。いつもありがとうございます。
この映画は老いたラウルがオークション開場からお墓に向かうまでの、実際は短い時間の中での回想に過ぎないのです。設定としてすっきりしてると思っています。でもその中味が中味だから3人の立場でのいろいろな想いがからみあって何度観ても見飽きないのです。(楽曲、映像、役者の素晴らしいのは、言うまでもありません。)いまさらですが、解釈が一言で片付けられるような作品ではないですよね。
「Think of me」「Wishing you were somehow here again」は他の事に掛けながらそれぞれクリスティーヌの人生を予言というか暗示しているというふうに、単純に聴いています。ラウルが実際お墓にオルゴールを供えることで、「やはりそうだったんだな、ずっとファントムは彼女のなかで歌い続けていたし、ラウルも隣で見守ってきたんだな」と自分なりに納得しています。

バラが満開になってエンド、気に入ってます。 (October 25, 2006 08:06:11 PM)

Re:舞台と映画はテーマが違うのでは?(10/24)  
enishi さん
皆様こんばんは。偶にしか書き込まない私ですがお邪魔します。

マノンさん
>ALW氏とサラのストーリーがどうしてもかぶるので>そのせいかもしれません。
私は舞台は聞きかじりしか知らないのですが、同じようなことを思っていました。
時期的にみて、舞台版と映画版とでは制作のモチベーションが違っているのではないかと思っています。舞台版はサラのために創ったと云われるように、原作のスピリットに忠実な慈愛を、映画版では離婚を経て、よりピュアなラブストーリーへと発展させ、墓碑に添えられた薔薇、永遠の魂の愛は、サラへのメッセージなのかもしれないと勝手な想像をしています。
WMC茨木行ってきました。2箇所音がとんだのは残念でしたが、映像は綺麗な方だったのではないかと思いました。 (October 25, 2006 08:49:19 PM)

横レス失礼いたします  
マノン さん
enishiさん
こんばんは。私のコメント浮きまくり?だったのでご賛同いただけてうれしいです。

私は英米でこの映画の興行成績がふるわなかったのは私達が感じる「漠然とした疑問や違和感」が原因だったのだろうと思っています。(日本では逆にリピーター続出の原因だったワケですが!)
彼の地では余りにも舞台版が認知されていますから、映画としての完成度があれだけ高いのに、余り受け入れられなかったのではないかと・・。この点は日本人で本当に良かった(笑)。

私は映画版が大好きです。一生に一つの作品だと思っています。だけどそもそもテーマの違うんだから舞台版の楽曲を映画に持ってきたら色々辻褄が合わなくなって当然じゃないかと・・。だからこそこの映画の「核」になる部分については、敢えて自分の言葉にしたくない気持ちが強いです。多分これからもしないと思います。

enishiさんは関西の方ですのね。私、11月第2週に仕事で神戸に行くのでこっそり(何故?)関西ファントムに逢いに行ってこようと画策しています。

いつかどこかでお袖がふれあえますように。


(October 25, 2006 10:18:48 PM)

さらに横レスでごめんなさい^^;  
Marvin さん
こんばんは。
私もオペラ座は四季→LONからだったので
マノンさん、enishiさんのお話に頷きながら拝見させていただきました。

欧米では、あれだけの舞台をずっとロングラン上演されていたから
映画版の入り込む余地が最初から少なかったのかもしれませんね。
お二人のおっしゃられている通り、
舞台と映画ではテーマが違っていると私も思えてなりません。
だから同じ楽曲を使っていることで、歪やズレが生じてしまうのでしょうか。

色々な解釈を拝見でき、次に鑑賞できる時が待ち遠しいです。
(October 25, 2006 11:15:00 PM)

またまたお邪魔します  
emily_711  さん
横レスの横レスの横レスで申し訳ありません。
映画と舞台についてマノンさんやMarvinさんの仰るとおりだと思います。この映画の鑑賞法は短歌や俳句を味わうことに近いのではないかとも思います。理屈じゃないんですよね。感受性と想像力で見るんですよね。今月初めにロンドンでは20周年を迎えました。この間に作曲家の抱く想いと舞台ファンの抱くイメージとの間にズレが生じていてもおかしくありません。私が最初に映画を観て感じた違和感はまさしくそのズレで、頭を切り替えねばなりませんでした。もう一つ、この映画はある面非常に映画的である面とても舞台的な印象があります。批評家(日本の)に言わせると映画化に当たっては「舞台的な要素は排除しなければならない」のだそうです。監督が巧みに舞台と映画を融合させたと私は思うのですが、映画人には邪道なのでしょうね。 (October 25, 2006 11:57:25 PM)

びっくり、でも納得できる・・・  
chatnoir さん
コメント欄が賑やかなのでお邪魔してしまいました。
みなさまのコメントを読んで、封切りのころ「なぜ仮面を剥いだのか」「キスの意味」など議論が沸騰していた頃を懐かしく思い出しました。

Wishing you are somehow here again
映像も曲もとても美しいですよね。
でもストーリーと歌詞の齟齬が最初気になりました。映画は舞台(未見)とは違うテーマ、設定に元の楽曲を合わせてるからと考えましたが、そのうち「オペラ座」の世界に酔いしれてどうでもよくなりました。
そんな私にzebraさんの発見はwakabaさん同様とても驚きでした。 
墓地のシーン、ファントムへの別れを決意するクリスの歌と見せかけて実はラウルと結婚後にファントムが亡くなった時のクリスの心象風景を、シューマッカー監督は意図していた? えっ!
でも歌詞を読み返してみると矛盾を感じてた部分が氷解していくのです。
私は最後洞窟のキスで本当の愛を知ったファントムがクリスの幸せを願い泣く泣く二人を解放したと思ってるのですが、クリスはその後幸せだったのか分からないままでした。そうかこの解釈だったらクリスは決して幸せじゃなかった、ファントムと別れたことを彼に許してと人知れず泣いていた、と。
一つの解釈ですが、私にはとても興味ある解釈でした。

















(October 26, 2006 12:34:19 AM)

何度もすみません  
emily_711  さん
本当に公開当時のブログや書き込みを思い出しますね。なんだか胸が熱くなって今日は何度もここへ足を運んでいます。
皆さんファントムとクリスティーヌの恋愛感情が気になるのですね。当たり前ですが。サラ・ブライトマンが「少女が大人になる話」だと語っていたように、クリスティーヌの心の成長過程が描かれているのも私にとっては魅力の一つです。「Wishing you were somehow here again」から庇護されるだけの女の子から大きく包み込む大人の女性へと迷いながら苦しみながらも変貌してゆく。監督は「欲望の対象としてのクリスティーヌには共感しない」なんて語っていたけどそんなことないよ!と言うのが私の感想です。新解釈はとても面白いのだけれど、興味部会のだけれど・・・こう言う部分も忘れたくないな・・・、と。生意気なことしつこく書いてすみません。こんどこそお暇致します。
(October 26, 2006 02:12:38 AM)

私も目が離せません(お返事その1)  
wakaba21  さん
おはようございます。
いやいや、、、みなさんこの新しい解釈に触発され、またもやファントムの罠に嵌っていらっしゃるようで、emilyさん同様、私も何度も覗きにきてしまいます。(笑)

そうですね、最初の頃随分と色んなBBSで謎解き合戦があったのが懐かしい。
ここまで気持をガッチリと掴んで離さない映画・・・・・・やっぱり他に思い浮かばないです。

論議沸騰しているときに、みなさんがよく冷静にご覧になり分析されていると
いつも感心していました。
私は、、観終えた後はあれこれ想いを廻らすのに、
観ている間は、どっぷりと映画に入り込み、自分の考えなど挟む余地がありません。(笑)
今度はここを確認しよう・・・と意気込んで出かけても、シャンデリアが上がるともうダメ。
それでも、新しい発見をくれるものだから、一瞬喜んでその発想に飛び掛るけれど
画面が切り替わると、そのまま頭の中にもレイヤーが掛かってしまいます。
圧倒的な拘束力をもっている映画なんです。。。私だけではないと知り、とても安心しました。(笑)

それに、最初の頃こそ、原作や他のファントム物語に右往左往させられたけれど、
今はもう映画の「オペラ座」を語るときに、他のファントムはありません。
もっと沢山のファントム物語を生み出しているのが、この映画のファントムですものね。
観る人それぞれに描くサイドストーリーがあり、
もっと言えば、観るたびに違ったストーリーが生まれる
そんなタフな映画なんですよね。(笑)

今回zebraさんのコメントから、こうして沢山の「オペラ座」考を拝見でき
久々に大興奮しました。ありがとうございます。 (October 26, 2006 06:51:45 AM)

私も目が離せません(お返事その2)   
wakaba21  さん
マノンさん
>テーマが違う舞台の楽曲をそのまま使ったこととシューマッカー監督の卓越した映像センスが疑問と混乱(=新たな魅力)を生んだのでは?

「新たな魅力」これですよね!!!全てはこれ♪(笑)
11月に関西に来られるのですか?
もし可能でしたら、明石辺りのファントムにお付き合いさせてくださいね。

dottoさん
>ただやっぱり私は終わりは鏡を割るシーンで良いと思っていますし、ファントムは生きていると思いたいのです(笑)

(笑)
鏡を割るシーンのNさんの解釈に救われた私ですから、勿論、私も全く同じ思いですよ。
ずーっと心のどこかで感じていたことを言葉にできた瞬間だったのです。(お酒の力もあって 笑)
でも、言葉にすると途端に力を持つものですね。
哀しいのだけれど、、そこから生まれるものも、またあることを発見しています。^^

マコ8896さん
ほんとにお久しぶりです。書き込みありがとうございます。
あの頃が懐かしい思いで、スーザン・ケイのファントム、、結局途中で止めたまま。
マンハッタンに至っては、開くこともしていないという・・・(笑)
ファントムが自分の中にあるのを発見して以来
いつか冷静に小説としてページを開くことがあるのか、、ますます疑問に感じてるんですよ。^^;;

emily_711さん
茨木まではいらっしゃらなかったですか?
昨日行ってきたのですが、とても満足のできる鑑賞でしたよ。
11月には兵庫で3館上映さるのが、楽しみですね。

>感受性と想像力で見るんですよね。
これがないと、ここまでこの映画にのめり込めないですよね。^^
そしてコレを駆使するから、疲れるんだ~~~この映画! (October 26, 2006 06:54:13 AM)

私も目が離せません(お返事その3)   
wakaba21  さん
knockoutさん
>解釈が一言で片付けられるような作品ではないですよね。
同感です。
作品についてあれこれあれこれ、、ピースをあっちへやったりこっちへやったり
そうこうしている内に、割らなきゃならない鏡を自分の中に見つけ
自分もファントムだと気づいたときに、この映画の深さを思い知りました。(笑)

enishiさん
私も昨日1回目におりました。^^
本当は今日行こうと思っていたのに、もうじっとしておれなくて・・・(笑)
音飛び、結構大事な箇所でしたね。
でも、全体的にはとても満足のいく鑑賞でした。

Marvinさん
いろんな方の見方を聴かせていただけるのって、楽しいですよね。^^
>映画版の入り込む余地が最初から少なかったのかもしれませんね。
あ、私は逆で、長年の舞台で気づいた、ALW氏ご自身が不満に思うところを映画に託したと思っているんですよ。(ALW氏の変化を含めて)
四季版を観て、そんな風に感じました。

chatnoirさん
>そのうち「オペラ座」の世界に酔いしれてどうでもよくなりました。
おっしゃる通りなんですよね!!!
一つのことにとらわれながら鑑賞したときは、感動できないのです。
それが不満で、無意識のうちに身をまかせるようになったのかもしれません。(笑) (October 26, 2006 06:55:04 AM)

wakabaさんのお人柄です^^  
マノン さん
おはようございます。久々に皆さんのコメントが待ちきれない、高揚感を感じました。

何と言ってもオペラ座は議論が白熱し、紛糾するネタで公式BBSはよく嵐の様になってましたね(時々怖かった^^)。

wakabaさんのお人柄なのでしょうね。
こちらにいらっしゃる方々は自分の意見はしっかり持って、他の方のコメントにも耳を傾けることがきちんとできる~自分のこの映画への思いを大事にしているからこそ、相手の思いも大事にできる~そんな方々ばかりなのだなと思いました。

どの解釈が正しいのか、答えはALW氏と監督しか出すことはできないでしょう。emilyさんやwakabaさんが仰っている通り私達はただひたすら自分の感受性と想像力を駆使して、短歌や俳句を味わうようにこの映画と向き合うしかないんですよね。

同じファントマーといえどもツボも違うし、解釈も思いも違う。
だけどそれらがばっちり噛合うお仲間と語りだしたらこれはもうちょっと他にない至福の時間です。
私にも何人かいますが、彼女達は本当に大事な友人です。

あともう少しこの地にファントムがいてくれる間、そんな時間を楽しみたいな♪と思います。

(Marvinさん、またいつか'妄想かくれんぼ'一緒にやりましょうね♪



(October 26, 2006 08:05:58 AM)

横レス専門家でごめんなさい^^;;  
Marvin さん
こんばんは。

本当に素敵コメントがいっぱいで嬉しくなってしまいます。
沢山の角度からのさまざまな解釈、本当に皆様のオペラ座への愛の結晶ですね♪

wakabaさん、お返事ありがとうございました。
私は欧米での映画興行成績が振るわなかったのは
欧米の方にとっては舞台の印象が強すぎるのかしら…と
思っていたのでコメントしてしまったのですが
確かにALW氏の変化も映画には大きく関わっていそうですね。

自分はひたすらPhatomの心情に共感して
いつも鑑賞ではただひたすら泣いてばかりなので(お子様ですね…(恥))
本当に皆様の解釈を拝見できるのが、何よりも楽しみです。
こんなに楽しい勉強があったのなら(笑)
学生時代なら死ぬほど勉学に励んだんだろうなぁ…


>マノンさん

「またいつか'妄想かくれんぼ'…」

わぁ、覚えていて下さったんですね! 
恥ずかしいけど、すごく嬉しいです♪
これについては24時間営業ですので(笑)、またぜひぜひ! (October 26, 2006 07:52:24 PM)

Re:「全ては3重唱から始まった」のか!?!(10/24)  
Jem さん
うふふ。いろんな解釈があってとっても嬉しい。
これでこそ惚れた甲斐があったってもんだわ。
(いろいろあってこそのオオモノですもん♪)
ところで巷で話題のYouTube。
いろんな映像が見られてまた一興ですよ。
これはアニメ版。
http://www.youtube.com/watch?v=BHNDKAADtDo& ;mode=related&search= (October 26, 2006 10:11:44 PM)

Re:wakabaさんのお人柄です^^(10/24)  
wakaba21  さん
マノンさん

おはようございます。

>wakabaさんのお人柄なのでしょうね。

うふふ、、と、すぐ図に乗ってしまいますわよ~~^^;;

>こちらにいらっしゃる方々は自分の意見はしっかり持って、他の方のコメントにも耳を傾けることがきちんとできる~自分のこの映画への思いを大事にしているからこそ、相手の思いも大事にできる~そんな方々ばかりなのだなと思いました。

そうなんです!!
とてもラッキーですね、私。
お陰で山積していた目のうろこが大分取れてきました。(笑)

>だけどそれらがばっちり噛合うお仲間と語りだしたらこれはもうちょっと他にない至福の時間です。

なんでしょう!!
ほんとに一番幸せな時間になりますよね。
いつも不思議に思います。
冷静に考えたら、単に映画!単に一人の男じゃない!ってね。 (October 27, 2006 07:35:03 AM)

Re:横レス専門家でごめんなさい^^;;(10/24)  
wakaba21  さん
Marvinさん

>こんなに楽しい勉強があったのなら(笑)
>学生時代なら死ぬほど勉学に励んだんだろうなぁ…

激しく共感です!!!!!
きっと私も秀才の域に達していそう。(笑) (October 27, 2006 07:37:07 AM)

Re[1]:「全ては3重唱から始まった」のか!?!(10/24)  
wakaba21  さん
Jemさん

こんばんわ。
とてもお返事が遅れてごめんなさいね。
昨日からネット不在しておりました。

>これでこそ惚れた甲斐があったってもんだわ。

惚れた甲斐!
これ、、いつも「オペラ座の怪人」のエンドロールの時に感じます。^^
燦然と輝く「Gerard Butler」の文字に、いつも誇らしくて嬉しくて・・・

>これはアニメ版。
http://www.youtube.com/watch?v=BHNDKAADtDo& ; ;mode=related&search=

拝見しました。
絵心のない私は、こんな絵を描かれるだけで、
凄いと思っているのに、更にアニメーションにされるなんて・・・ (October 28, 2006 11:18:31 PM)

もし何かの機会があれば・・  
マノン さん
こんばんは。
今日、お友達と色々おしゃべりをしながら(もちろん話題はファントム^^;)思い出したことが一つ。
wakabaさん、林望さんというエッセイストご存知でしょうか?元芸大の助教授で英国に関するエッセイをたくさん上梓していらっしゃいます。
彼の「リンボウ先生、イギリスへ帰る」というエッセイの中の「叡智それとも死?」というコラムで舞台版「オペラ座の怪人」について語っているのですが、これはかなりこの物語の的をついていると思います。というか、私はこれを読んだ時にぼけていた焦点が合ったような感覚になりました。
もちろん映画を見るずっと前の話ですが、映画で感じるいくつかの疑問の答えにもなっているのではないか、と思っています。

もし未読でいらしたら、機会があったら是非ご一読くださいませ。wakabaさんがどう感じられるかもお聞きしてみたいです。
(October 30, 2006 09:49:24 PM)

リンボウ先生  
Marvin さん

Re:もし何かの機会があれば・・(10/24)  
wakaba21  さん
マノンさん

おはようございます。

ご紹介ありがとうございます。
色んな分野の方を魅了している「オペラ座の怪人」
原作はあれほどシンプルで、完成度でいうととても完璧とは言いがたいものなのに・・・(笑)
それにしても紐解くにつれ、映画の完成度を思い知らされますね。
(November 1, 2006 05:28:38 AM)

横レスにて失礼いたします  
マノン さん
Marvinさん

ご反応ありがとうございます。うれしいです。
本当に良い文章なので是非ご一読下さいませ。
メールをくれた方も何人かいて、いつかMarvinさんともこの話題で語りあってみたいです(笑)。

wakabaさん、横レス失礼いたしましたm(__)m。
(November 1, 2006 11:07:13 PM)

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