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暑~い最中の18日、丹沢主脈縦走してきました。
東京、神奈川では高温注意報なるものが出ていたようですが、早朝に家を出ていた私は知る由もなし。今回は計画性の無さが露呈して、ハプニングの連続でした。やっぱり山はキチンとした計画を練ってから出かけないととんでもないことになると実感。
●当初計画
07:16(06:48):渋沢発大倉行き
07:45(07:15):大倉スタート
10:15(09:30):塔ノ岳<10:26再スタート>
11:14(10:30):丹沢山<11:21再スタート>
12:41(12:00):蛭ヶ岳
13:00:蛭ヶ岳スタート<13:29再スタート>
14:25(14:15):姫次<14:27再スタート>
16:36(16:00):焼山バス停
●さてさてスタート
【ハプニングその1】
いきなりの寝坊で起きられず、30分遅れの出だし
【ハプニングその2】
渋沢駅に到着したものの水、食料を調達する予定だったコンビニが無くなっていた(@_@)
この時点で手持ちの食糧は菓子パン1つ、パワージェル4、一口羊羹1、塩飴4。水はハイドレ2L、ペットボトル500m×2本
気を取り直して、大倉を7時45分スタート。今日は走るつもりは全くなく、あくまでもハイキングモード。少しだけ早く歩き塔ノ岳まで2時間くらいかなというペースの予定だったが、あまりの暑さにゼイゼイ滝汗となり、更にペースを落とす。登れども登れども暑さは変わらず、水の消費量は馬鹿にならない気がしてきた。
とにかく登りでは省エネ歩行を心がける。「骨盤を前傾させ、骨の上に乗り、身体を引き上げる」うまくリズムに乗るとスイスイって感じで登って行ける。少なくとも腿に対する負担は少ない。しかしバカ尾根と言われるだけあって、行けども行けども登り、木段が続く。花立て直下の木段で「氷」の登りを見た時はやっと登りが終わるとホッとする。ここでは先着の登山者がやはりかき氷を頂いていた。もちろん私も頂く。花立のご主人曰く「今日の暑さは半端じゃないね。でも明日からは雨だから、それを考えれば今日の方がよかったんじゃないの」確かに雨よりはいいかも。なんだかんだで21分も休憩。
鹿を数頭目撃し、まだ出るかもとワクワクしていたら、塔ノ岳到着。4-5人の方が頂上で休憩中。他人が休んでいると休まずにはいられないので、またも小休止。ここでも会話は「暑いですね」標高1490mでもかなり暑い。
丹沢山までは比較的静かなシングルトラック。曇っていることもあり、眺望もあまり望めないが前方にチラリチラリと見える蛭ヶ岳はさすが神奈川の最高峰。途中、私でも走れそうな部分もあったが、長丁場なので自重し、緑を堪能しながら歩を進める。
丹沢山を若干の休憩で通過し、先を見通せる稜線を進める。登っているが高度を獲得出来ているので、ペースは安定。ペースが安定すると心にも余裕が出来て、いろいろなことを考える余裕も出来てくる。自然の中での思索の時間(^_^)
鬼ヶ岩では一眼を構えた女性と岩を挟んで写真を撮り合う。当然、あっちの方がいい写真が取れているんだろうな。
そこから一気の登り返しも、ゆっくりマイペースで登っているせいか、そんなにきつく感じずに蛭ヶ岳へ到着。
三浦縦断の試走(その後の養老でもご一緒)やレースでも相前後して走られていた同年輩の女性ランナーさんとも遭遇。丹沢自然教室から登り、宮ヶ瀬へ下るとのこと。
かなりお腹が空いていたのでカップヌードルを頂く。疲れた身体に塩分が嬉しい。お腹を満たしたところで今回の目的の遂行へ。
【ハプニングその3】
ヤマジャンさんの慰霊碑(byうまっちさん)を訪ねること。持っている情報は蛭ヶ岳から少し下ったところしかありません。事前リサーチはしなかった。とりあえず500mくらい下ってみるがそれらしきものは発見できず。更に200mくらい下ってみるが、そのあたりでバスの時間が気になりだし断念。うまっちさんにはお仕事中に電話をさせて頂き
申し訳なかったです_O_
一番くだったところでしばし黙祷。背筋を伸ばし上体が動かない綺麗なフォームを目に浮かべる。「まりぱさん、胸を張って小刻みに小刻みにですよ。ウルトラをやるんだったら、絶対に小刻みなピッチです。」意識すれどもなかなか思い通りに行きません。
蛭ヶ岳直下は木段が延々と続く下りだけど、そこを過ぎると走りやすそうな下り基調のトレイル。思わず走り始める。小刻みに小刻みに(^_^)
同じ蛭ヶ岳でも北側と南側では表情が違う。大きな空を抱く南側と原生林を擁する北側。紅葉の時期はまた違った表情を見せるんだろうな。興味深し。落葉の頃には姫次まではフカフカのトレイルになりそうだ。でも、ここまで登って来るのが一苦労かな。そんなことを考えながら姫次到着。
今年のキタタンでは鐘衝山リタイアだったため、ご褒美と言われている姫次から平丸分岐までは走っていない。よくよく考えてみると一昨年走ったきり(^_^)今日はここまで頑張ったご褒美ということで走り始める。レースの時には走れなかった本当に緩い登りも小刻みに小刻みに走ってみる。息が乱れない、いろいろなことを思索できる程度に余裕をもって走ってみた。やっぱり来年はここを走ってみたいと心底思う。
【ハプニングその4】
平山分岐から焼山までは下り基調でゆっくり走り切ることが出来た。焼山から石がゴロゴロした走りにくい路面だったので慎重に歩く。歩き始めたとたん注意散漫になったのか浮き石に乗って、ゴキッと厭な音とともに倒れこむ。痛くて悪態をつく。異様に大きな音だったので不安だったが内側へ曲げようとするとかなり痛いが回すことは出来るので折れてはいなそう。
テーピングテープでガッチリと巻きなおして、歩き始めるが左足を着くのが痛い。思えばキタタン前に左足首を捻挫し、オクムでも左足首の痛みがぶり返し、良くなりかけた矢先だったのになあ。左足足首は大学の頃から捻挫を繰り返して、何度痛めたか分からないくらい。捻挫を繰り返しすぎて、足首関節が緩くなっている。医者からは温存治療(現状を維持する)しかありませんね。と言われている。またしても「あ~ぁ、やちゃった」の世界。
それでも更にゆっくりながら歩きとおして無事バス停に到着、当初予定していた16時23分には乗れずに17時52分と1時間以上も待つことになった。
バスを待つ間、沈みゆく夕陽を眺めながら聞いたスローな曲は久しぶりに心を落ち着かせる時間を持てた。最近は走ること、泳ぐことが楽しく嬉しく「動」の時間ばかりだったが、音楽を聴きながら物思いに耽るような「静」なる時間は久しぶりだった。
山に行く時は綿密な計画(情報)とアクシデントへの対応力が必要なことを実感。私のようにいい加減な計画がだと何かあった時に後手後手にまわってしまう。
三浦縦断トレイルランボランティア 2012.02.19
雨中の鎌倉アルプスボラ 2011.12.03 コメント(2)
神流マウンテン ラン&ウォーク当日 2011.11.06 コメント(2)