本を読めば『道は開ける』

本を読めば『道は開ける』

ゆっくり目指す「武術達人の道」修行記


その日は、合気道の指導員をされているという方も来ていた。
(活元とは自分の意思で行う運動ではなく潜在意識下の動きで
 行う運動のこと)

K先生はもともと武術の先生で、古武術や達人の技などを、
関節による運動や推骨による動きを通して解明することなどをされている。

活元運動の時間なのだが、合気道の指導員が来ていたこともあり、
古武術流の相手を倒す技の連発となった。

相手の中心と腰をつかめば、容易に相手を倒すことができ、
動くことさえできなくすることができる。
(「秘伝」誌にも連載をされている)

私は最近、活元などの時にしか行かなくなっていたが、
「K先生の最近の武術の稽古はどんな人が来ているんですかね」
と古参のMさんに聞いたら、
「人は入れ替わり立ち代りという感じかなあ」ということ。そして

「ただ○○さんは、熱心に来ていますね。『達人』を目指して
稽古していると自分でも言っているから」

それを聞いたときに、私はガーンと衝撃が走った。

そうだ、私も武術においてあるレベルまで達したいと考えていたのだ。
甲野善紀さんの所も2年前に1回行ってそれきりだし、K先生の稽古も
最近はとんとご無沙汰している・・・・。

やばい、このままでは「後から来たのに追い越され~」という状態に
なってしまう。何もしなければ進歩は全くないわけだから。

恐ろしいほどの危機感が生じたのであった。

というわけで、武術達人への道を目指すという宣言を行おう。
そのことを意識下におくことで少しでもいいから着実に進んで
いくことにしました。

(2004年10月7日日記から)


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