前回の日記で、マリア様のことに触れましたが、
先日、NHKのプロフェッショナルと言う番組で
を初めて知り、「いた! マリア様!」と思いました。
もうご存知の方、多いと思いますが
映画「おとうと」で、山谷のホスピス「きぼうのいえ」がモデルになっています。
私は、本のタイトルの中で、山谷のホスピスと、見かけたことがありましたが
ずっと山や谷のある自然豊かな場所にあるホスピスだと思い(爆)、
その時は、興味も湧かず、手に取りませんでした。
山本さんの言葉で、印象深かったものの一つがこちら。
おじさんたちの言葉を聞いていると
とても自己卑下の言葉が多くて
社会を恨んで 人を恨んで
そのまま自分も否定しながら
最期を迎えるって 悲しいことだと思うんです。
自分の人生色々あったけど まんざらでもなかったなって
あんな苦しい思いをしてきたけど
よかったかなって思いながら
旅立っていただけたらと思っていて。
最期の時じゃなくても、自分を否定しながら生きるのは辛いですよね。
私の中では(相手に対してもそうですが)、
愚痴も、ok。
日本人の美徳、謙遜も、ok。
でも度を超して、自己を卑下するのは、体や心に影響が出てしまう時がある-
「愚痴と謙遜」と自己卑下、そのボーダーラインは、どこなんだろう?
きっと心身に症状が出ていないかどうか?なのかも知れませんが、
心の病で友人を亡くしてるので、相手が自分を否定する言葉を
多く発していると、またその友達まで失うのではないか?と、
どうしても心配が先に立ってしまう時があります。
でも「きぼうのいえ」では、どーんと受けとめてあげるんですよね。
丸ごと ありのままのその人を 大切に。
もしかしたら自分がこの人だったかも知れない、そういうあったかい視点で。
「自業自得」と言う人もいますが、生い立ちや、経済的な変化など
本人の努力ではどうにもならないものを背負った人が多いです。
と、山本さんのインタビューには書いてありました。
そう言い切れるのって、凄いなって思いました。
その人の歩んできた背景まで思いを馳せ、相手が全てを話さずとも
ちゃんと感じ取っていらっしゃるからでしょうね。。。
本物の愛情が流れているのが、TVの画面からも伝わってきました
人生の醍醐味ですね。。。
最後に 山本さんにとって、プロフェッショナルとは
自然の流れを大切にして
全ての人 全ての流れを信じて 委ねる
ということが できる人だと思います。
そこまでの信念が無ければ、経済的な面での運営等を考えたら、
そもそも始められないし、続けられないでしょうね。。。
私も、場所や形は違っても、山本さんの様な人生おくりたいなぁ。。。
初めは山本さん、30代かと思いましたが、年齢を聞き、ビックリ!
年を取らない顔つき(骨格とか)の方なのかも知れませんが、お若いです!
充実した幸せな人生をおくっていらっしゃるからでしょうね。
色々な大変な事もあると思いますが、とても自然体で素敵な方でした
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