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O・ハイヤーム (1040~1123)




『恋するものや酒飲みが地獄に落ちたら、天国は人影もなくさびれよう』 オマール・ハイヤーム (1040~1123)

オマール・ハイヤーム

オマール・ハイヤーム (1040~1123)
4行詩『ルバイヤート』で名高いペルシアの科学者。
ジャラール暦や3次元方程式を研究。

   イスラム世界では、酒はご法度と決まっている。
   が、4行詩『ルバイヤート』で有名なペルシアのハイヤームは大変な酒好きであった。

   彼は
   『一壷の酒があれば、心は王侯の栄華に勝る』
   といい。
   『恋するものや酒飲みが地獄に落ちたら、天国は人影もなくさびれよう』、

   『塵をなげうって、酒を求め、常に美しき女を求めよ』

   と歌っているほどだ。

   彼の本業は数学・天文学で、詩は誰に見せるつもりでなく書いたものだから、そのまま本音と見ていい。
   厳格なイスラム教徒は
   『これは字義道りの酒でなく、神に近づく手段である』
   と神秘主義的な解釈もするが、
   『コーラン』には
   「酒は止めたほうがいい」とあるだけ。
   むしろ、天国に行くものは
   『美酒の流れる川』を見るだろう。
   とあるらしいので、絶対的な禁制というわけでもないようだ。

   実際、今でも表向きの禁酒とは別に、
   ウォッカに果汁をたらした自家製の酒を密かに楽しむ人が多い、

   らしい・・・。








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