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シーズンフィナーレ。いつものようにクラブと踊り興じる若者でスタート。レイプ殺人を辿っていくと、ボストンの連続殺人と共通点が見つかり、犯人はいとも簡単に逮捕されました。ただ、その犯人にはNatural Born Killerの特質(染色体の異常からくる俗説)があった、ということろまでで今日は話はほとんど終わりです。(爆)犯人を助けるためにコピーキャットをしたのが意外な人だったというのが捻りで、脱走劇とお決まりのHoratioの子供プレイがあったのがおまけ?(爆)おそらく、この5年間のシーズンフィナーレでは最も脱力する中身の薄い最終回でしたね。100話と同じような感じです。期待が高かっただけに、「え、それで終わり?!」と多くの人が思ったでしょう。特に、CBSの予告編では「誰かが撃たれる」(またか!)というのが流れたそうなので、それに対する失望感は大きなものがあったようです。私もいつYelinaが出てきてHoratioと出かけるのかとついつい期待してしまいました。(爆)それに、あのSupervisorはどうなったのかなあ、女テロリストは?みんな6シーズンに持ち越しでしょうか。もっとも、お決まりのエンディングの各メンバーのミュージックビデオはしっかりありました。結局、第1話の"Rio"に味を占めた制作陣は、Horatioの空撮で締めくくりたかったのね。(大爆)なぜHoratioがマイアミのヘリポートにいるのかわかりませんが、もしかしたら、彼はこの世の人ではないのかも。シーズンが始まると空から降りてきて、シーズンが終わるとAscensionする天使なのかも知れません。(笑)それでも、やはり圧倒的な映像美で締めくくっておりました。少年とのシーンも絵はがきのような美しさでしたね。ただ、Relationshipについては6シーズンへの布石がありました。まず、CalleighはJakeとEricとの三角関係に悩みそうですね。今回再びCSIと仕事をしたジーパン刑事Jakeは、Calleighには相変わらずモーションをかけてます。これまでお互い忙しくてなかなかディナーの約束が果たせないという状況が続いていたのでしょう。しかし、Jakeが容疑者を護送中事故に遭い、Calleighは動揺し、Ericはjealousになります。「見舞いに行ったら喜ぶだろうな。」「あなたが撃たれたときも見舞いに行ったわ。(中略)違うわ。私とあなたは一緒に働いている。」「ジェイクとも働いているじゃないか。」「彼は殺人課。あなたと私はラボで朝も夜も一緒よ。」つまりCalleighとしては、Ericとは同僚なので恋愛の一線を越えることはできない、と言っているのでしょう。では、ついこの間までの親密な関係は一体何だったのか。EricはCalleighの優しさをすっかり恋愛だと勘違いしていたのかも知れません。しかも、ラボを尋ねたJakeが人目もはばからずにCalleighにキスします。それを目撃した怒り心頭なEricの表情と、その後にEricを振り返って見たCalleighの切ない表情は何を物語るのでしょうね。Ryan君は、これまでの仕事を再チェックするため、Stetlerの指示で膨大な資料に目を通すことになりました。Stetlerも、いじめることができてうれしくってしかたない感じ。(笑)ただ、気になるのは彼がパトロールからCSIに転属する1ヶ月くらいの間に6,400ドルの銀行預金があったという事で、StetlerはRyanが交通違反の違反金をくすねたのではないかと疑っているようです。果たして来シーズン疑いは晴れるのでしょうか。そして、そのRyanにそっと手を貸すNatalia。Ryanの反則切符が犯人逮捕に繋がったのは良かったですね。Eva La Rueの話だと、どうやらNataliaとRyanの関係が進みそうなので、そちらも気になります。CooperもValeraも来シーズンも残って欲しいですね。Jakeが殺人課に現れ、相変わらずポチポチキーボードを操っていたFrankは、レギュラーの座は大丈夫なのでしょうか。肝心のHoratioですが、心を閉ざす少年から証言を引き出すのは良かったですね。そして被害者を縛っているのが釣り糸だと判り、学術名ですぐ魚の名前を答えられるところをみると、どうやら釣りに詳しいのですね。この休みにはYelinaとジュニアとキーズ辺りでクルージングを楽しんで来てください。ではみなさん、また、6シーズンに会いましょう!《吹き替え版を聞いて》Jakeの吹き替えが誰なのか気になっていましたが、「ヤングスーパーマン」でレックス・ルーサーを吹き替えている福田 賢二さんですね。福田さん自身には何も不満はないのですが(汗)、Jake役のJohnny Whitworthはかなり粘っこいしゃべり方で、しかもワルのイメージなので、Calleighがそういう部分に惹かれていると言う面はあると思います。Jasmineさんのブログ
March 23, 2008
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一応、事件が起きてそれを解決するのですが、完全にRyanエピソードとも言って良い。こういう形ができるのもマイアミならではですね、最後には涙が出てしまった。そうか、これをしたかったから、先週はHは笑顔でRyanを見送ったわけですね。でも、最近のエピソードの中ではヴィジュアル面で派手で、Horatioがめちゃくちゃかっちょえー。ボートの疾走感がcoolです。しかも、お馴染みのゲストを見つけてこれもまたお楽しみ!先週ラボをクビになったRyanは次の仕事として、TVで犯罪コメンテーターのようなことをしている。なるほどね、そういう手もあったか。確かに市長室の広報カメラマンを侍らしていたこともあったし、Ericから「お前もそのうちにTVショーでも持つか」とからかわれていたのは、全部伏線だったのですね。目立ちたがり屋の彼らしい展開だと思いました。当然、元の同僚との関係はぎくしゃくしています。ただ、Ryanも得意げに番組で写真を公開した容疑者が自警団に殺されては、多少は良心の呵責がある。TV局で得た情報を渡すために、呼びつけたCalleighの前では「生活のためだからねえ」と格好を付けてしまう。Calleigh追及は厳しい。「俺は何も法律は破っていない」「あなたは全てのルールを破っているわ。あなたのしたことはみんなに関係あるのよ。あなたが関わった事件はもう一度調べ直しよ。」辛い…やはりどこか完全なマスコミ人間になることはできないRyan。元の職場との距離を感じ、孤独を感じるRyan。Nataliaは多少彼の気持ちを理解している。「私もFBIのために働いていた時、どちらの立場に立っているのか、わからなくなった。」「僕はどうするべきだと思う?」と涙目のRyan。「差しあたりカメラの前から姿を消すこと。長い目では、自分のpriorityがどちらかを決める事ね。」なかなか良いことを言うわね。さすがに、彼女でなければ言えないセリフ、スパイ(Mole)としてEva La Rueをラボに残しただけはあります。そして、やっぱり「大丈夫」と聞いてくれるCalleighお姉様。優しいじゃないの。みんなあなたのことを心配していますよ。Ericに呼ばれてラボに入る時は負け犬の気持ち。Visitorの許可証をポケットに入れて格好を付ける。「お前、いい目をしているな。証拠は俺が判事のところに持っていく。よくやったな。(Good job !)」ますます考え直すRyan。ちなみに、3シーズンの"Speed Kill"で彼がAlexxの釜ゆでにした頭から凶器を割り出したときにも、EricはRyanに"Good job"と言いました。最近では怪我をしたEricのリハビリの手助けをしていたRyanですが、駆け出しだったことのことを思い出したでしょうか。そして最後はすごすごとHの元へ戻ってくる。「今日は世話になったな。ウルフ君。(You helped us. Mr. Wolfe.)」「これくらいしかできませんから。(It is the least I could do.)」「元の仕事に戻れる保証はないぞ。君が過去にやったことと今日したことは精査にかけられることになる。」「仕事に戻れないかも知れません。でも再捜査される事件には僕が答えますよ。僕は、このチームを見捨てません。(I'm not going to abandon this team. )」「ウルフ君、我々も、私も君を見捨てはしないよ。(And we, Mr. Wolfe, I'm not gonna abandon you.)」今まで、なぜHoratioはRyanの事をMr.Wolfeと呼ぶのだろうと思っていましたが、なんとなく判ったような気がしました。Hは彼の才能を評価してはいたけれど、どこか危なさを見抜いていていつかこういう日が来るのを察していたのでしょうね。彼を心から信頼してファーストネームで呼ぶ事はできない、ということを早く気づいて欲しかったのでしょう。多分、次に彼がredemption(罪滅ぼし)を終わって晴れてCSIの一員に戻ったときに、Hは彼を"Ryan"と呼ぶのだろうな、と思いました。彼のことを「生意気だ」「始めからホレイショを頼ればいいのに」と批判するのは簡単ですが、人間誰しも完全ではなく、躓き失敗することはあります。それをあえて真っ正面に取り上げるのが「CSIマイアミ」なのですね。事件よりもむしろ人間を描くドラマなのです。Horatioらしいセリフ、シーンはたくさんありました。"I loved my brother." という容疑者に首を振るHoratio。今シーズンの始めに弟を亡くした彼ならではのリアクションでしょうね。そして最後に出た伝家の宝刀、海上での犯人逮捕。沿岸警備隊の船からヘリに敬礼するHoratioなんて、腰砕けもののかっこよさです。(笑)ついでに、DONZIのボートが出てきましたが、ボートのシーンをみて「マイアミ・バイス」を見ているのかと錯覚しました。「昨夜はキーズに行っていたというセリフ」も、マイアミの雰囲気に浸れて最高ですね。(シーズン始めと終わりの2話ずつをマイアミでロケするのがお決まりなんだそう)ところで、気になるCalleigh/Ericですが、「水曜日?良いわよ~」そうか、CalleighはあのJakeと付き合っていたのですね?個人的にはこの関係が進めばよいと思っていました。Ericは気になる。「今のはJakeか?」でも、"Great to see that smile."これってHoratio並にキザなセリフですね。Ericのキャラは本当に変わりましたねえ。さあ、来週のシーズンフィナーレで2人の関係はどこまで進むのでしょうか。その他のお楽しみ。ゲストその1 「チャーリー・ジェイド」のゼロワン・ボクサーだ!!私的リンチを加えたつもりの男。やっぱりCreepyで切れた役でコワイわ。ゲストその2 「The O.C.」のルーク。ボート係の大学生。モデル並みの美形ですね。そもそも私はライアンよりもルークの方が好みだったので、あの腹筋をまた見られるのはうれしいぞ。ゲストその3 「サードウォッチ」のタイ・デイヴィス。元締め。うーん、彼も貫禄が出ましたねえ。 "Carry Me" by The Jealous Girlfriends "Get Up and Go Out" by Señor Happy
March 16, 2008
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重要なネタバレがあります。先の展開を知りたくない人はご注意ください。何もネタバレを読まずに見ましたら、なんと~うれしいことと、悲しいことと、人生いろいろだ、ああ。(T_T)酷いストーカー被害にあっている女性の家が放火されて、今の彼氏を亡くすことになり、いつものように女性に優しく接するHoratio。ストーカー男の名前を聞き出して"I'll find him."と力強く言ったものの、実は見つけたのは「最愛の女」だった~(大爆)オープニングにSofia Milosの名前があったのでびっくりしました。5シーズンが始まる前に制作側が、彼女を"Rio"だけでなく複数のエピソードに登場させるようなことを言っていましたので、せめてシーズンフィナーレくらいに顔を出すのかなと思ったら、なんとまあこんなうれしいカムバックがあったとは!結局あれから親子はブラジルの生活を畳んで、マイアミに戻ってきていたようです。そうですよね、もうレイもいないことですし。Yelinaは今は、PI(私立探偵)をしているんだそう。しかも、レイJr.とHoratioはその後何度か会っている模様。良い感じですね。今回はYelinaが捜査で協力しましたし、これなら同じ職場で恋愛が問題になるわけでなく、大人のおつきあいも可能かと。(爆)とにかく、Horatioのうれしそうなことと言ったら。やっぱり、Yelinaでないとだめなのよね。ちゃっちゃとくっついちゃいなさい。(爆)「今日は一日に2度よ。ここ何ヶ月も会っていなかったのに。」「それついては謝る。」「もちろん判っているわ。お互い、この1年は辛かった(rough year)もの。」~中略~「話と言えば、PIは危険な職業だよ。」「(ため息)レイは法律を破って死んだから、年金はもらえない。私は働かなくては。」「イェリーナ」「私は刑事だったのよ。自分で守れるわ。」あのMarisol2号になるか、と思われたAnnaもHoratioの保護者志向に呆れていましたが、いまだに義妹を守ろうとするHoratioに、Yelinaも性分なのだから仕方がないわね、という感じがありありです。"Always you're looking after me huh?" "I always will." "I will be more selective next time."(次はもっとお客を選ばなきゃ)良いじゃないの、勝手にHoratioに心配させてやりなさい。(苦笑)犯人のアンソニーがまた良いことを言っていましたね。「俺が雇った私立探偵、電話番号教えてやろうか?あんた、俺の車の横で彼女と一緒にいたよな。彼女があんたを見る様子、俺にもあんな風に見てくれるかな♪」Horatioの弱点がYelinaであることをちゃんと見抜いておりました。これにはムッとする。一方、刑事気取りで気の強いNataliaは一応現役なので、腕を掴まれても顔を立ててやって遠慮気味でした。"Now, if I were you, I'd let her go."「私なら彼女の邪魔はしないけどね。」"If you don't sit down, that's gonna be the least of your problems."「座らなければ、その程度ではすまなくなるぞ。」放火魔は意外な形で明らかになりましたが、やはりストーカーされた女性は気の毒でした。あんな男がいなければ…ところで火災現場は久しぶり、消防署が検分を終わらないとCSIは中に入れないので、CalleighとEricは何度も現場に足を運ぶことになりました。2人の間にゆるりと流れる時間、これは一体何なのでしょう。(爆)Nataliaに「キスしてたでしょ」と突っ込まれて、「あぁ頬にだよ」と照れるEric。結局、Calleighも人の世話をするのが好きなのかなあ。それなら彼女はRyanの面倒をもっと見てやるべきでした。なんとRyan君がクビになってしまったとは。(泣)確かに、"Death Eminent"で「これが助けてやれる最後のチャンスだぞ」というようなセリフがありましたし、"Death Pool"でギャンブルをしていたと言っていましたよね。今シーズンに入って失態ばかりRyanが、まさかこんな形で降板になるとは思いませんでした。Horatioにギャンブルの事で嘘をついたために憐れ、Stetlerから「このビルから出ていけ」と言われてしまう。かわいそうに…彼は司法のしくみ、重要性が判っていないのですね。彼は自分が金を返せば何もなかったことになり、ラボを守ったことになると思いこんでいる。しかし、彼の行為によって、これまでの既決の案件が再捜査され、逮捕された犯罪者たちが釈放されることになってしまうわけです。でも、来週の予告編にRyanの姿はあるようですし、TV Guideのネタバレによると、6シーズンもJonathan Togoはレギュラーらしいので、この先何かの形でストーリーにかかわってくるのでしょうね。それまで寂しいですが待つことにします。そんな中でキャラクターの中で一人笑いを取るのはFrank。買ったばかりの車が火事場のボイラーで破壊されてしまう。"First, it's a damn land mine. Now it's a flying water heater. What next?" そう言えば、御難続きだなあ。ゲストに「デッドゾーン」のウォルト役、Chris Brunoが出ていました。ストーカーされていた女性は、Nip/Tuckでクリスチャンが付き合った盲目の女性でしたね。"Hold My Light" by PJ Olsson
March 9, 2008
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久しぶりに、コミカルで皮肉が効いていて面白かった!ソフトなマイアミの良さが出ていましたね。まずいきなり出てきたのが、Nip/Tuckのキンバーだぁ!同じマイアミなのですから、彼女が出ても全くおかしくないですね。(笑)しかも、チェーンソーを振り回す大立ち回りで、思わずニヤニヤ。本音むき出し、直情型のキャラクターが新鮮でした。そう言えば、初めてKelly Carlsonの地声を聞きましたが、思ったよりもハスキーですね。そして、犬も食わない痴話げんかに銃を向けるHoratioのCoolさの対比が良いです。「Frank 、こいつらは一体何なのだ?」まるで異星人でも見るよう。(爆)容疑者夫婦がヒートアップすればするほど、ホントにソフトでジェントルなHoratioです。財産を取り合うために社会の迷惑、公序良俗を乱すカップルはマイアミの外でやってくれと言いたい。"Welcome to divorce of the future." 「未来の離婚のお出ましだね。」 これにはめちゃうけ!裁判所命令で家の中をレーザー光線で仕切るのも、まるでマンガみたいですが実に面白い。判事の命令らしいですが、こうでもしないと収まらないというのも判ります。「ライアン、気をつけてね。レーザーに触ると感電するかもよ~」またまた、Alexxに遊ばれるRyanです。(爆)しかし、CalleighとEricは別の世界が始まった感じ…Ericに久しぶりに悪女、Carmen(#13 Throwing Heat)が現れる。「ちょっと、支払いが滞っているけどぉ!」「君とどこかで会ったことあったっけ?」都合の悪いことを忘れている訳じゃないですが、Ericは歩く生○器時代の名残かと思ったかも知れません。しかし頭を撃たれて入院してから、慰謝料の支払いがどうなったのか、気になっていました。「あなたには関係のない事よ。」Calleighがすかさず助け船を出す。「キャリー、さっきはありがとう。(^_^)」「あなたが私なら同じ事をしてくれたと思うわ。」「今年は君に助けられてばかりだよ。」「そう思ってもらえたらうれしいわ。」XXX もう、CallighとEricたらぁぁぁ!何なのでしょうこれは!この間からずっと気になっていましたが、もしかしてこの2人がカップルになるとか?でも、ここまでずっと一緒にやってきて、何度もお互いに助け合って来ましたし、苦労を共にしただけにこの2人なら納得してしまいます。(さて、どうなるのでしょう) Nataliaがちょっとjealousなのが良いわね。しかし、頭を撃たれた事のつけはそれだけでは終わらなかった。ついに、相手側弁護士に記憶障害をもって、CSIの適性を追及されてしまう。あの怪我をいつか使うとは思っていましたが、そう来ましたか~しかもあのしたたかなCarmenと組み合わせるのも上手いですね。やはり5シーズンも毎話しっかり見ていないとだめですね。しかし、Horatioはそんなことも見越していたかのように、"Eric, we just need to be patient. NOW." と冷静です。相手弁護士との取引も上手いですね。決して脅しません。相手が依頼人の秘匿条項を漏らして墓穴を掘るのを見逃さない。おごる者はミスをするものです。今回、Horatioはこのバカ夫婦のやりとりに、終始ニヤニヤしておりましたが、私としてはカルーソ自身が財産分与でもめて、2年以上かかって最近離婚が成立したばかりなのが、どうしても頭に浮かんでしまいます。(爆)「あの家は2人が最初に買ったんだ。」という夫。「もう二度と家を見ることができないので、せいぜいこれからは思い出を慈しんで置くことですね。」と言うセリフが印象的です。それにしても、置き去りにされた息子があまりにも憐れでした。このネイサン君を演じているJohnny Pacarがなかなかかわいい!この先が楽しみです。今回、Calleighの両親が15年前に離婚したことが判りましたが、ネイサン君も、いつかCalleighのように立派な人間になって欲しいですね。(泣) "Manipulator" by Boom Jinx
March 2, 2008
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高級リハビリ施設に集う人々の生き様はいろいろ。時事ネタというのか、ラストに出てきたシンガーは明らかに○リちゃんの事を言っているのでしょうね。(笑)撮影時期はいつごろだったのか知りませんが、対応が早いです。また、話題作りのためにリハビリ施設に入る駆け出し女優、人気者のお宝グッズを盗んで売りさばくかというのも、おもしろい。スーパースターを追っかけるパパラッチとマスコミというネタも今まで何度もありましたが、リハビリ施設の内部から見たストーリーが目新しく感じました。またリハビリの段階である"Level Six (Confession)"というのがキーワードでしたね。"I don't trust you ACTORS."というEricに、思わずニヤリです。殺された人気俳優の我が儘ぶりをぼやくプロデューサーに反応するのは、もしかしてマイアミの内輪ネタ?(爆)全体にのんびりしたエピソードで、Horatioの出番は少なかったですね。多少の嫌味は言ってくれましたが、あまり冴えなかったかな、静かなものです。"Get ready for level six."「君も告白タイムだ。」などと石塚節でやられたら、かなり引くかも。(吹き替えでは、『懺悔の準備をしろ』でした)しかしラストの決めセリフをNataliaと並んで言わせるのはやめて欲しかった。(爆)その替わり、Ericが存在感を出したエピソードでしたね。リハビリを続けても社会に戻るのが恐い、自殺も考えた、そんなためらいを感じている少女に、「僕も同じだよ」と自分のリハビリについて優しく語りかけるEric。「始めは誰の助けも借りたくなかった。だから間違いを犯してしまった。でも、毎日少しずつ良くなってきている。君も良くなるよ。君の家族も友人も君のために役に立ちたいと思っているよ。大丈夫。」成長しましたね。(泣)どうやら後遺症もかなり良くなっているようです。冒頭のアクションシーンに違和感を感じたのは、間違いではなかったようです。マイアミのように派手なアクションが売り物のドラマでも、男同士の激しい殴り合いにはリアリティを感じられません。その辺はきちんと区別して演出していたわけです。※そして、死んだスーパースターよりも「スタントマン」がやたら格好いい。なんとSteve Bacicではありませんか!SFドラマを見ない方には知られていないかも知れませんが、「アンドロメダ」のラーデ役などで有名です。改めて、SFドラマに出てくる役者は顔かたちを始め、立ち居振る舞いが全てが美しいのだと納得しました。そしてリハビリのマネージャーはPhil Morrisでした。(懐かしい)お馴染みの衣装の色合わせは緑でしたね。先週、研修だか援助でいなかったCooperは今週はラボにいました。 Brendan Fehrはもう、完全にマイアミに定着したんじゃないの?※2007年エミー賞優秀スタント賞(Outstanding Stunt Cordination)を受賞
February 24, 2008
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派手ではなかったですが、最近にしては悪くはなかった。(褒め言葉です)例のAnnaが再登場なので(>_
February 17, 2008
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推理小説ではこういうネタはあるかも知れません。あるいは「名探偵コナン」とか。(爆)マイアミにしては珍しいコメディの雰囲気もありました。オリジナルタイトルがネタバレなので(Triple Threat)、私は最後の展開に驚きは全くありませんでしたが、CSIでも散々扱ってきた「一卵性双生児の犯罪」をもう一ひねりしてみたぞ、という意欲は感じられました。撮影技術の高さにも感嘆しましたね。ボディダブルを使わずに一人の女優が「分身」を演じ、しかも同じ画面で2人が手を握っている?これにはびっくりです。原語での視聴なので、吹き替え版とはかなりニュアンスが違います。以下ネタバレいつにも増してあり得ないことのオンパレード。(大爆)氷の彫刻の上に落ちたとしても、あんな形に背骨を貫くかなと、オープニングにもちょっと突っ込みたくなりますが、Horatioの"It's as cold as ice."に爆笑です。よほど冷たかったのね。おまけにどうも、DCはまた風邪を引いてたようで鼻声です。もしかして花粉症か何かかな?夫が三つ子の妻の入れ替わり(しかも妊娠期間中ずっと)を気がつかないのも不思議ですが、妻が夫の影武者に気がつかないのもありえねー、と思います。しかしまあドラマですからその手のトリックは許せる範囲ですね。(笑)今週もEricのリハビリ渦中の心配が描かれました。ものがダブって見えるという、CSIの仕事をこなすには重大な障害が現れてしまう。本当にこの先、Ericは仕事を続けることができるのでしょうか。(現実問題、無理でしょうね)しかし、Ryanは遠慮気味にそれをそっと指摘します。「大丈夫だよ、再学習のために経験を積めばいい。僕も昨年撃たれたときに一つの間違いも許されないのか、と自分に問い続けた。」心配している気持ちが良く伝わってきます。怪我をした彼でなければ言えない言葉でしょう。それにむっとしたEricは「俺は大丈夫だ、みんな俺のことを取り調べみたいに言うをやめてくれたらなもっと良いな。」いらだちは隠せません。Horatioも、後ろから優しく"E.."と声をかける。Ericをそういう風に言うのは初めてですね。苦しむEric自身は目に見えないところで努力しているのでしょう。多分、人柄が変わったのかも知れません。事件の取り調べでNataliaが大活躍でした。表情もよくなって、双子の驚くべき告白へのリアクションもなかなか良い。さすがSitcomの女王の片鱗が見えました。指紋は違うがDNAが同じ一卵性双生児をどうやって見分けるのか、ヒントはHが与えましたが(生活歴の違いによって持っている抗体が違う)最後のお手柄は彼女ものでしたね。Calleighは久しぶりに銃器ラボのシーンがあり、しかも取り調べの時の視線がどうしても、胸の谷間に。(爆)祝!Valeraは辞めていませんでした。ストーリー面では、セレブ夫のアシスタントをしていた男の犯罪が取って付けたような面がありました。時間が余ったのでしょうね。「(死体が)見つかるとは思っていなかった。」「なぜなら君のような殺人者は、絶対に思わない。」→これって決め言葉?しかし、ラストの赤ちゃんを見つめるHoratioは最高にステキでした。まるでとろけるよう。素のDCでしょうね。彼は心から子供が好きな人なのだなと思います。「なんてラッキーな子なんだろう。だって、お父さんはいい人だから。(Well, he is a lucy kid...because his father is a good man.) 」これは石塚ホレイショのイメージでは無理かも知れないですね。この笑顔を見られただけで、このエピソードは良しとしましょう。
February 10, 2008
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マイアミの特権であるエバーグレイズでの事件。これはマイアミを見る楽しみの一つ、もっとあっても良いと思いますが、今回はなんとクマ?!CSI:NYではよくある動物ネタはマイアミではアリゲータくらいしかありません。それがエバーグレイズにクマがいるなんて、びっくり!殺人犯は容易に想像がつきましたが、そこから話が思わぬ方に展開し、エンディングでは今シーズンの敵キャラらしきものの登場。ついでにまた若い子にProtectiveなHoratio。もしかして、Mの再来かといやーなムードが…後半はのんびりムードで物足りなさはありましたが、じっくり見るとなるほどと思えるエピソードでした。ところで実際はグリズリーベアはエバーグレイズには生息せず、黒クマの方だそうですが。(笑)以下ネタバレエバーグレイズでハンターのトレーニングをする3人が巻き込まれた死亡事件を捜査しているうちに、別の殺人が浮かぶ。そして捜査線上に名前が挙がったのが、歌手希望のストリッパー。しかし、Horatioもなんでそんなに気にするの~!この間Ericの口からM...の名前を耳にしたためなのか。とにかく彼女を守らなければとご執着の様子。"Look, you don't have to protect me, Lieutenant ?" "I hope you're right."今回Horatioの心を射止めた?Anna役の子は1シーズン、Simple Manにも出ていましたね、ちょっと生意気な感じです。「どうしてそのことを前回言わなかった?」「私は警官は信用しないの。」面と向かってそう言われたからHも余計に燃えたのかも知れません。きっと楯突く者は癇に障ったのでしょうね。(笑)"Anna, you need to trust me."もう一人Annaにご執心なのは、ラップダンスをするごとに$10,000の報酬をくれるというSupervisor(吹き替えでは執政官)。演じる Ed Begley Jr.はお馴染みで悪役としても貫禄十分ですね。「初めてのデートなのでまだ何もしていないよ。」ということは、HがAnnaと何かあったら話にならないので、昨シーズンのようなことはないな、と胸をなで下ろしました。(笑)「君は頭の良い男だろう。」「なら私の葛藤もお判りでしょう。これはsolicitation(買春)ですよ。」「判っているだろう、我々に楯突いたら君はCaptain(警部)にはなれないぞ。」「私はこれを許しません。」へぇ、警部ね。Horatioはこれまで散々お上に楯突いてきましたから、今更出世の道はないと思います。それにこういう輩こそ、Horatioが燃える敵でもある。こうなると久々登場のStetlerに情報を求める。先シーズンいろいろありましたが、最近では共生関係ですね。Hの身を本当に心配してくれるのはRickくらいなのかも。(爆)「リック、俺はこれを許さない」「失敗したらもう俺はお前を助けられない。」「昔のようだな。」"Just like the old time, huh?"Hは一体なぜこんなにSupervisorにこだわるのか。「君はこんな女の子のためにキャリアを捨てるというのか?」「好奇心から聞きますが、あなたのように公に選ばれた人がたかがダンスにどうやって1万ドルだせるのでしょうね。」ははん、何となく判ってきました。この脚本にElizabeth Devineが絡んでいるということは本筋エピソードである、ということですね。今シーズン、テロ関係、武器輸出関係などのサブテーマがありましたが、もしかして最終回に向かって伏線が一つに収束するのかも?そして何度見ただろう、Hと黒髪美女との2ショット。Anna: Thanks for meeting me here.(会ってくれてありがとう)Horatio: OF COURSE.(もちろんだ)Anna: You really believe in that whole serve and protect thing, don't you?(公僕として仕えて守ることに本当に意味あると思っているのよね?)Horatio: It's...it's the only thing I can do.(私に出来るのはそれしかない)ああ、もうまたか~と思いながら、やっぱりProtectiveなHoratioにはまってしまいます。無私の男、全てを失ってきた男。ある意味悲劇ですね。それにしても、ラストが楽しみだなあ。一方、Ericのキャラクターストーリーは続く。Ryan「どんな調子?」Eric「もう良いよ。100%だ。」元通りの活躍をしているように見えるが、自分がかつてRyanに見せた臭いセンサー(MINIRAE)は覚えていないみたい。所々記憶が欠落しているのでしょうか。機械の説明を始めから説明するRyan。根気のいるリハビリですが、これも周囲の協力がなければできることではない。これまでとは逆の立場になったRyanとEric。Ericの現実に直面し、説明しながらも辛そうなRyanです。そして必ず誰かがペアを組んでいるのは、彼の記憶を補うためのシステムなのでしょうね。きっとHoratioが命じたのでしょう。それにしても、ストリップバーは覚えているのね。(爆)Calleighはいつものように女神のように美しく、みじんの揺らぎもなく。祝!Danは辞めていなかった。バラ色の頬がかわいい♪Valeraはもう出てこないのかなあ…
February 3, 2008
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先週までの派手な展開とうってかわって時間が止まったようなのんびりとしたエピソードでした。といって、退屈というのではなく、一つ一つのショットをじっくり見せて、荒ぶれた流れを鎮め、「癒し」の時間を与えてくれるような印象ですね。これもまた「マイアミ」でしょう。ベビーシッターがらみの事件で未成年が多いので、Horatioの優しさがふんだんに溢れていました。それとこの回の監督は、これまでにもたくさんマイアミを手がかけた人なので、どのシーンも見慣れた感じで安心して見ていられました。脚本は今シーズン加入した人のようですね。以下ネタバレ長めのオープニングで事件が起こるまでにかなり引っ張られました。(笑)ご近所同士、パーティ付き合いをして子供をシッターに預けるという閉じられた環境で、発見された遺体。そこから順番に辿っていって、最後に複数の犯罪を解決したというスタイルでした。ラストは墓参りをする少女と、その横にガーディアンエンジェルのように立つHoratioというオーソドックスなエンディング!(笑)しかし、驚きましたまさか今週すぐにEricが復帰するとは!たった2週間(a few weeks)で退院したそうですが、頭の傷跡も痛々しい。どうしてそんなに早く出すのか、障害は残らななかったのか、実際、仕事で使えるのか、というところなのですが、むしろ不十分な状態で復帰して、後遺症と闘い苦しむEricの姿を私たちはこれからしばらく見ることになるのでしょうね。辛いと言えば辛いですが、その方がキャラクターは深まるかも知れないです。ただ、リアリズムは求めないにしても、撃たれた足くらいは引きずってもよかったかも。(爆)Ericも地味な目立たない仕事から現場復帰している模様。どこかぼーっとしてしゃべり方も滑らかでないように見えます。これは後遺症なのかも。そのEricとチームがこわごわ接している様子が印象的でした。Ryanは「本当に大丈夫なの?」と疑いの目だし、Nataliaは全く気楽というか無神経。Calleighは明るく迎えるのだけれど、後から証拠をダメにしたEricの間違いを正すという辛い仕事をしていました。早速Ericは自信をなくして間違いを怖れ取調室に入れないでいる。辛いですね。(泣)ところで、NataliaはもうすっかりCSIの顔になりましたね。自信をもったしゃべり方も態度も自然に感じられて、今までのイメージが改善されたように感じました。(笑)Calleighは最近あまり白衣を着ませんね。サブリーダー的な立場に見えます。そして今週はHummerでバイク少年を追いかけますが、アングルが正面からで、めちゃくちゃかっこいい!先頭に立って逮捕して、"Lady Horatio"と言えるかも。それでもピンクのセーターがかわいいのです。Horatioが斜めガラスの廊下で関係者と話をするのも久しぶりですね。ガンで母親を亡くした娘を見て、HはMのことを思い出したでしょうか。(爆)人を泥棒扱いする嫌味なセレブ医者に対して、"Yes, it was that finger,is now pointing at YOU,"(疑いの目は今はあなたに向いていますね)とHoratioらしい嫌味が良かったな。この医者、"I gave them dignity. Their family were nearly postponing the inevitable"(尊厳を与えたのですよ。家族は避けられないものを辛うじて延期していただけだ。)と安楽死幇助を主張しますが、Horatioはすかさず"Doctor, The inevitable has arrived."(避けられないものが来ましたね。)とブラックな受け答えを。久々に受けました。ところで今週はValeraなし、Cooperなしなのですが、そろそろラボ職員も入れ替えでしょうか?Nataliaが逮捕された時に出てきたナイトシフトのラボ職員が出ていましたが、ちょっと気になります。今週の《Inside CSIマイアミ》Q.ホレイショの魅力は?A.ホレイショの仕事について言うと、もしあなたが困難な状況や恐怖に陥ったとき、誰かに親身になってくれる人に救いを求めるだろう、そしてホレイショなら危険を冒してでもそれを止めてくれるよね。Work Horatio's concerned is that, if you're in a difficult situation, in a feafull situation, you would want someone with that level of commitment to come into your life on your behalf, and you know that Horatio will stop at nothing, even at the risk of his own life.Q.撮影現場の雰囲気は?A.とても明るいよ。ジョークを行ったりふざけたりすることも多い。現場では絆が強い。扱っている事件や捜査がヘビーなので、作品とはある意味逆のものを持たないといけないんだ。だけど、撮影に入ると、真剣になるよ。It's pretty light. There're a lot of joking, and a lot of fun. At the stage the game were pretty bonded unit. Because the material is heavy, the investigation are heavy we have to have a kind of a counterpoint to all() so that the writers set, but when we're dealing with reality of it, we become serious. The Sad Song [12 inch Analog]
January 27, 2008
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内容は違うのですが、3シーズンの「津波」のエピソードを思い出しました。ツッコミ所は満載、Horatio大暴れ。バカバカしいと言われればそうかも知れない。それでも、いかにもマイアミらしいなと思います。(笑)ファンには十分に楽しめる2パーターでしたね。さすがに2話あるとじっくりいろんなことが出来るのだなと思いました。それと、デュカプリオの映画"Blood Diamond"の引用があったのはタイムリーだと思いました。重要なネタバレがありますのでご注意下さい。一応、先のネタバレも知ってしまったのでEricが○○とは思いませんでしたが、それでも心停止を宣告してからはさすがにもうだめだと思いました。従ってその後に心臓注射して蘇る、というのは反則かと。(爆)ただ、チームメンバーが一人一人Ericに接する様子は大変見応えがありました。Horatioの場合は目の前で亡くしたSpeedleの時と違って、大変静かで動揺を隠しながらもひたすら見守っていましたね。どうしても比較してしまうのですが、今から思うとSpeedleは「即死」だったのでしょうね。ベッドサイドのCalleighは神々しいほどに美しい!!Ericの手にロザリオを持たせて、涙をこぼすまいとこらえながらほほえみを浮かべ、優しく励ますCalleighの潤んだ瞳を見るだけで、こちらもウルウル。とにかくスバラシイ~この2人の結びつきの強さを感じました。Alexxはいつものように医師として冷静でしたが、ショックだったのは、側頭部を撃たれたためにMarisolの死を覚えていないEricについて、「運転能力の減退、ゆっくりとしかしゃべれない、記憶障害、彼はもう私たちの知っている彼じゃないのよ。」と説明したこと。これから先が心配です。Ryanはいつもと違って非常に感情的なところを見せましたね。取り調べの時に容疑者に殴りかかったり、あんなのは初めて見ました。「俺に向かってその態度は止めろ。」「俺の友人を撃ったのはお前だな!」一方、いつから刑事に転向したのか、Nataliaの取り調べのキツイこと!そのうち銃を撃ち始めるのじゃないかという感じです。それでも、徐々にCSIチームの一員になってきたという印象がしました。ストーリーは、逃亡したClavoを追うHoratioと、Ericを撃った犯人を追うCalleighとRyanに別れて進みました。結局人質の女性がグルだったわけですね。Clavoが自分を見捨てた「父親」Generalを挟んでHoratioと銃を向け合うシーンでは、撃たれたGeneralに「あなたのせいじゃない」"It's not your fault."と慰めてみるHoratioがもどかしい。あなたのせいでしょ!それに救急車は呼ばないの?それになんで簡単にClavoを逃がすのよ~(爆)今回Clavoの「生物学上」の父親も登場。この人もよく見かける役者さんですね。(Joaquim de Almeida)この父親にも見捨てられたClavoは憐れ、唯一関心を持ってくれるHoratioに死に場を求めたようです。ほとんど最後はデスペラードの世界でした。(大爆)H:"This is your oppotunity to turn yourself in."C:"Over my dead body, Caine."H:"Then over your dead body, it's gonna be."H: "I will kill you, Clavo. It ends right now."C: "And you ? I know. You take care..."Clavoは最後何を言いたかったのでしょうね。ところで、Blood Diamondを調べるためにNataliaとRyanが捜査した宝石店は、Speedleが射殺された店と同じでしたね。あそこでSpeedleの言及があっても良いのに、という書き込みも見ましたが、確かにN&Rの2人はSpeedle本人を知らないのですよね。事件のことを思い出さなくてもしかたありません。Clavoの父親の外交特権とRaw Diamond(原石)の密輸入の組み合わせは上手いと思いました。ラスト、Ericを見舞うHoratio。「やつを捕まえたよ」「H、何も覚えていないんだ。」そのEricは「Marisolはどこ?彼女に会いたい。心配なんだ。」と繰り返す。やはりそんなに大切な人だったのか、不憫に思っていたのでしょうね。「彼女は…」と言葉に詰まったHoratioが辛いです。(泣)この先、Ericは無事、仕事に戻れるのでしょうか。暴行容疑で訴えられ、給料の差し押さえまでされているのに入院していては心配です。それにチームも彼のような中堅のCSIが他にいないですからね、どうなるのだろう。ところで、BBSで「Marisolのくだりは早送りした」というのを見て世界中同じだなと思いました。(笑)今週の《Inside CSIマイアミ》Q.ホレイショとは?A.彼は人々に対して非常に感受性を持っていて、被害者や遺族や傷ついている人たちがいるということを好む。彼は人間の弱さを尊敬し好むのだ。"He has a great sensitivity for people and preferance for tha fact that we have the victims, sometimes lost their lives and sometimes sustain real damage. So he has great respect and preference for vulnerability of people.Q.決めセリフは誰が?A.タグライン(オープニングのセリフのこと)はそのエピソードのテーマに合うように作られていて、それを聞けばどんな話が始まるのか判る。時にそれが十分でないという時には私がアイデアを出すこともある。タグラインは我々がそのエピソードで何をするのか定義してくれるから重要なのだ。」"The other thing that, Tagline's also designed to fit the theme of the hour and you get really what is the hour is about. Sometimes if it's not fully realized, I can have an idea how to describe the hour and we'll start the hour. So it's very important taglines because it'll really define what we're doing in the episode."これらの例として6話の「危機一髪」から紹介していましたけど、参照する場所が違っているのじゃないでしょうか。"Burn baby burn"はタグラインじゃないでしょう。どうも、「決めセリフ=脅し文句、破壊的な事を言うセリフ」と理解しているように思います。ところで、この日の朝の海外ドラマNAVIという番組でもカルーソのインタビューがあり、「ホレイショは真面目で自分に厳しく、私も似ていて」という表現がありました。吹き替え関係者は彼のこういう説明にもっと耳を傾けたらどうでしょうか。
January 20, 2008
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5シーズンは、頼りなく揺れ動いた4シーズンと違って、個々のエピソードもしっかりしているし、全体を通してテーマらしきもの(テロ?)があってなかなか良いですね。その中で2月のSweepsに向けて満を持して登場したこのエピソードは、エンターテイメント性重視のCSIマイアミとしても、キャスト全員の総力を結集して、爆弾、銃撃戦、任務に対する使命感、年少の者への共感、その他もろもろの「マイアミらしさ」がたっぷりありました。しかも、全編に「Horatioらしさ」が溢れています。このためにDCはこの数エピソード間出番を減らしてをセーブしていたのかと思うほど。あまりがんばりすぎて心配してしまうほどの大活躍です。(爆)おまけとして、ファンにはたまらない、Horatioの銀行口座の情報をちらっと画面で見ることができます。ちなみに、最後のshootingシーンはハリウッドで撮影しているのが丸わかりでした。(キャピタルレコードのビルが映っていますね)このエピソードはマイアミとしては異例の2パーター(前後編)の前半で、最後にはとんでもない事態が起こり、お決まりの次週に持ち越されることに。もう、そのことを考えると心配で吐きそうになります。(後述)重要なネタバレがあります。先の展開を知りたくない人はご注意ください。ラボの証拠品の火器を積んだ車が襲われ、あらゆる種類の銃が奪われてしまった。このオープニングの派手さはさすがですね。ドキドキします。最後まで強奪犯と闘った警官は手の中に犯人の髪の毛をを握っていた。それを見たAlexxの「彼は最後まで警官だったのね。」という言葉に、Horatioの決意が見て取れます。"Priority No.1" ああ、なんと格好いい~そして捜査の末たどり着いた名前は聞き覚えのあるあいつ。そう、今は刑務所に入っている南海の極悪人、Clavo Cruzでした。制作側も一体何回登場させたら気が済むのか。(笑)もう、マイアミ史上最大の悪役と言っても良いですね。でも、演じるGonzalo Menendezがまた上手いのです。Horatioに何もかも奪われたというClavoは、言葉でたくみにHoratioを煽る。彼にまで「H」と呼ばれて、それでもHoratioは穏やかです。決して感情的にならず、脅さず、静かにささやくH。"Why don't you be a man ? And tell me what's you up to? "(大人になったらどうだ。何をたくらんでいるのか言え。)しかし、さすがに彼も歴代一位の悪党ですね、"Lieutenant Caine, master of the obvious"(嘘偽りのない王者)と実に楽しそう。もしかして、Horatioに構ってもらいたいのか?徐々にHoratioの怒りが高まっていくのがわかります。やはりClavoは無関係ではなかった。奪われた武器が彼の脱獄に使われなんと、Alexxの命を巻き添えにした?!まさか?!もう、泣きそうでしたよ。「死んだらいやだぁ、とにかく無事にいて!」と祈りました。その後のAlexxの行動がまた見事。自分も九死に一生を得たのにすぐに「私はここで必要とされているから。」と医師としての使命を果たす。一方、市民の手に渡った銃も思いがけないやるせない死を招いてしまう。捜査の中で誤射で弟を死なせた少年を取り調べたRyanの目が潤んでいましたね。「僕もパパみたいに刑務所に行くの?…だよね、当然だ。(I deserve it.)」その時のRyanの表情は本当に深い悲しみと同情を見せていました。このシーンもなかなか良かったです。Calleighも留守がちなHの替わりにラボを守って、現場に取り調べに大忙し。それにしても、衣装があまりにも胸の谷間が見えて。(爆)最近黒が多くないですか?しかも、パンストも履かないと言っていたのに、マイアミでロングブーツなど、ありえません。あれではまるで九の一。(大爆)そしてあとはもう、Horatio, Horatio, Horatio。これぞマイアミ!走って、すごんで(「彼女が死ねば、お前の命はないぞ。」"If you hurt this woman, you're gonna die.")、ハマーのステップに立ち乗りして、そして撃って撃って撃って!めちゃくちゃ格好いいです。もう、最高!と思っていたらすごいところでTo be continuedになっていました。(以下ネタバレに付き反転してください)しかし、なんとEricが撃たれて殉職?え?そんなばかな?CSI:Miami Files 本館へ《吹き替え版を聞いて》今週は緊迫した内容のためか、いつもより押さえが効いてHoratioに変な演出がなく良かったですね。浪川さんもJonathan Togoの感情のこもった演技を見事に伝えていて、いつもこんな感じだったらウルフが嫌われキャラになることもないのに、と思いました。(笑)今週の《Inside CSIマイアミ》2回目にしてカルーソが一人ボケ・ツッコミを。(爆)Q.「日本でも大人気ですが、どうしてCSIマイアミは世界中で人気があるのですか?」A.「なぜならボクがハンサムだから、うそうそ。(笑)」カルーソももうちょっと気を遣って「日本ではあなたの吹き替えのせい」と言ってあげれば良かったのに。運昇さんもさぞ喜んだでしょうに。でも、こういうボケを言うカルーソも珍しいですね。もしかしたら、あまりにテンションが低いので盛り上げてみたのでしょうか。「お気づきのように、番組が設定された場所とキャラクターたちが独特の結びつきをしています。このストーリーテリングの新しいフォーマットが…」大事なのだということでしょうね。"As I say, I think that you're aware unique combination of where the show's sets and characters. And this new brand format telling stories of this world..."「世界中の視聴者はキャラクターを明確に意義深い形で取り入れたように感じます。そしてその事が重要なのだと思います。」"I also feel that the audience around the world has embraced characters in a very specific way, and significant way, I think, and THAT is important. "「しかし他にも、我々のストーリーテリングで、タグライン(キャッチフレーズ、決め言葉)や映像効果などの目印を使って語る方法にも基づいていると思います。それで番組が文化を越えて人々に理解されることになったのでしょう。」"But the other thing is that based on the way we tell a story with some of the signatures how we tell the story with the taglines and visual element, (it shows) transcends culture in this understandable, you know, almost in any setting..."「過度に意識されるように番組にsignature(目印)を取り入れる方法を我々が見いだしたのだと思います。」"...that because I did think, we figured out how make the show what is signature in so that signature something is overconscious of.”最後のところの聞き取り&訳はいい加減(汗)ですが、あらゆる文化に当てはめ可能なストーリーテリングの要素を確立したということなので、日本的にアレンジしたHoratioがいてもおかしくないということになるのかな?結果的に「どうでも好きに楽しんでください」ということになったとしたら、それはやはりマイアミの大らかさかもしれませんね。
January 13, 2008
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冒頭、やたら間延びして感じるのですが(もっと早く走ればいいのに)、あはは、マイアミはそんな単純じゃないですね。見事に裏切られますし、巧妙に騙されます。そしてキューバからの違法移民、Hate Crime、爆弾処理、スナイパー、DV妻など、今までマイアミでは散々見てきたのですが、「知ってるよ、そんなの」と思ってはいけません。それらを基礎知識として使いつつ、アレンジして、紛らわしい人が出てきて(爆)、意外な展開になり、事件が全部繋がっていきます。面白かった!Calleighのパパがちらりと言及されたり、積み重ねがあるからこそ効くセリフもあって、このシリーズは成熟したなと思います。どのキャラクターもまんべんなく出番がありました。キャラクター間の息のあった会話もあって、ケミストリーもOK。ショッキングで次のエピソードに繋がるプロットもある。実に上手いな~と思いました。HoratioのShootingシーンもあります♪(壊れ)昔から『キューバ危機の時に、マイアミの海岸には地雷を埋めた』といううわさ話があったのですね。なんと今回はFrankがそれを踏んでしまった!?"Don't move."と冷静に言うHoratio。一応、爆弾処理班出身ですから「俺に任せろ」となってもよいのですが、最新の処理方法があるのが興味深い。Frankはびびりまくり。とにかく、おじさん2人のリアクションが最高!「全く朝から何という日だ。」「Frank、まだ8時だよ。」なんとまあ、Horatioが笑っているよ!声を出して笑うのも津波のエピ以来でしょうか。極めつけは"Wow !"でした。Ericがまたトラブルに巻き込まれてしまう。これも正義感ある彼らしいと言うのか、うかつだというのか。DV妻を助けたつもりが、相手はとんだBitchだった。一体これからどうやってカタを付けるつもりなのでしょうね。これからの生活費は?CSIの身分は?しかし、民事の訴訟を起こされ給料を差し押さえられても、Horatioには迷惑をかけられないと言うEric。それはブラジルでやったことをまた(Stetlerたちに)掘り返されたらたまらないから、と。あれ(殺人?)は気になっていたので、「やっぱり」と思いました。でも、その原因になったのはMarisolなんだよな~ここでまた兄弟に祟るのか。(苦笑)Horatioは、違法入国をさせキューバの選手を手に入れようとするスポーツエージェントにさらっと嫌味を。「移民局に今の話をするんだな。」「昼から契約の話でサインしなければならない。」「君がサインできるのは、警察記録だけだ。(Only thing that what you will be signing is, a booking slip.)」Horatioは野球など興味ないでしょう、きっと。スナイパーとのシーンでは、そこにいるだろうと思ったらやっぱりいました!(爆)ここもかなりのツッコミどころです。そしてスナイパーから救ったのは反カストロ運動をしている男。「お互いにマイアミを良くしようと努力しています。」とエールを交換していました。キューバが良い国になれば、海を渡って移民も来なくなるということでしょうか。そんな単純なものなのかな。(爆)Nataliaの雰囲気が随分変わりましたね。すっかり「お姉さん」になってRyan君をリードしています。まあ年齢的にはそんなところですが。Ericにも心配顔を見せていました。でもやっぱりCalleighとの会話が一番良かった。「私に出来ることは何かない?」Calleighの目がうるうる来ていましたよ。久しぶりのスーツ姿のEricに関しても、"Hey, hot stuff ?"だって、この2人には何もないと思いますが妄想したくなります。Valeraが出てこなかったのは、Nickとの件でしばらくお休みが必要だったのか、ラボはCooperが一人いれば何でもできそう。少人数で仕事をこなすマイアミチームでした。ゲストのVictor Websterは「ミュータントX」ではとても濃かったですが、マイアミのラテン系の中に入ってしまうと、それほど濃く見えません。(爆)ファンの人にはちょっと気の毒な役柄でした。それと、Horatioが昔逮捕しようとしてできなかった葉巻屋のオヤジを演じたJuan Fernandezは、Carusoと"Hill Street Blues"で同じエピソードに出演していたのですね。ここでも、「どんなにあなたと会話したいと思っていたか。(If only you knew how much I've missed these conversations.) 」と言われてにやりと笑うHoratioですが、もしかしてそんなことが関係していたのかも?当時はアイリッシュのギャングを演じていたカルーソに「店に来てくれたら葉巻を1本取っておいてあげますよ。」というのは、彼が葉巻をくわえているシーンがあったからかな?《補足》 WOWOWではデヴィッド・カルーソの来日に併せて、吹き替えを担当する石塚運昇氏との短いインタビューが「Inside CSIマイアミ」として毎回の放送にあるようです。初回は真面目に「CSIマイアミの魅力」について語るカルーソ。取材が続いて少々お疲れ気味なのか、あるいはインタビュアーがオッサンなのでテンションが下がるのか、それでも「模範解答」をきちんと答えていました。秀逸は「ホレイショのラボシーンが少なくなりアクションが多くなった」という『CSIファン』がよくする批判めいた質問について。「我々はCSIマイアミに主たる構成要素としてのアクション(Major Action Component)を見いだしたのだと思う。主に科学捜査のドラマの形式だが、よりアグレッシブに犯人を追及する形がアクションとなる。みなさんの目の前でドラマは姿を変えていく。それがアクション。」とさらりとかわしました。お見事です。「CSIだからこうあらねばならない」という批判を打ち破る自己主張、これこそがCSIマイアミの魅力ですね。この後は「ファンのみなさんはカッコイイと思うのかも知れないが、どうしてあんなポーズを取るのか、腹の中で笑いながら吹き替えしている」と本心を暴露する運昇氏にカルーソ御大からきちんと演技論を解説してもらって、これからは受け狙いの吹き替えを辞めるように考えを変えてもらいたいですね。(笑) CSI:Miami Files 本館へ
January 6, 2008
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危機に陥るマイアミ・クルー、そしてその8時間前は?というパターンはこれまで一体何回あったでしょうか。(爆)このシーズンでわざわざDVの元夫を用意し、伏線を張ってValeraまで動員し、憎まれ役のNataliaのキャラクターを深めようとしたわけですが、そのプロジェクトは今回で終了ですね。なんだかあっけなく終わりましたが、開けてみればそう悪くもなかったです。派手さのないエピソードですが、AとBのプロットが巧妙にかみ合って最後まで犯人は特定できず、キャラクターの面では私としては見るところがありました。エンディングのH/Nは気になると言えば、気になりますが…出所したあとも元妻に付きまとい、何かを仕掛けてくるのかと思われたNataliaの元夫Nickが殺されていた。そして容疑があり証拠がある、ということでNataliaが逮捕された。ついでに私はもうこのまま彼女がいなくなってくれても良いのにと思いましたけど。(爆)初めはRyanが口うるさく面倒を見ていたNataliaも、今では立派に一人で現場で証拠を採取し、尋問もこなすようです。成長しましたね。しかし、そこで捜査の主導を取ったのが麻薬アンダーカバーから殺人課の刑事になったJakeだ、というのが意外でした。Horatioチームは身内の事件には関わらない(関われない)ということで、JakeがナイトシフトのCSIクルーを使って雑な操作をするわけですが、その頼りなさをほどよくバックアップし、CSIの先輩としてヒントを与えるHoratioというのが非常に良かったです。"In your case, you allowed the evidence to fit your theory, Jake, intead of the other way around."「君は証拠を自分のセオリーを満たすように使っている。」私はもしかしたら、Jakeは来シーズンあたりレギュラー入りするんじゃないかと思いました。彼は明らかに欠点はあるけれど、元カノのCalleighとはホットなケミストリーだし、Horatioから見ると、いつかのRaymondのようであの時助けてやれなかったのを今度は救ってやりたい、という気持ちが湧くだろうし、仲良しのFrankとは違って異質なものを持ち込んでくれるだろうし、魅力的なキャラクターになるんじゃないかと思います。ところで、結局NataliaはNickとまだ寝ていたということになるのでしょうね、あれだけ嫌っているように見えたのに、その辺はDV問題の複雑さかも知れません。そしてValeraがNickとデートしたのは無理やりな展開だと思いましたが、いくら他人から「危ない男だ」と言われても、男女関係などは理屈ではないのだなと思いました。結局はNickの元妻にジェラシーを感じさせるための作戦は、効果あったのかも。クライムシーンで出会った時もNataliaはまんざらでもない表情でしたので、後から見ると、なるほどと思います。ただ、さすがにValeraが「私が殺しました」と言ったときは、「やめてー」と叫びたくなりました。ラボ以外での彼女の姿を見られたのは良かったです。とにかく憎むべきNickを演じる役者さんが非常に上手かったなと思いますね。彼に煽られるEricがつい手を出したり、思いやったりするところなどを見ると、Ericは今でもNataliaに気があるのかという印象です。他のクルーも、直接手は出せないものの、微妙に捜査に関わっていました。Alexxはその分大忙し!(笑)それにしても、Jakeはいつから潜入捜査官を辞めたんでしょう?しかも、ナイトシフトCSIクルーはいつぞやのValeraがお休みしていた時の人以来ですね。問題はラストで、夫の私物の箱を開けることができないNataliaに優しく寄り添い、開けてやるHoratio。や、や、やめて~~「ナタリア、良かったことに目を向けて見ればどうだ?」「本当に良いところもあったわ。」「それがあるなら、それを大事にしようじゃないか。(here's what we do, let's hang on to that, Okay ?)」もしかして、HoratioはRaymondの事を思い出していた?Horatioは被害者の家族を慰めるいつものHoratioですが、その優しさに甘えてつい寄りかかってしまうNataliaでした。(この~~!)この先、この2人がくっつくかないことを祈ります。それはそれとして、最近やっと演技が自然になってきたEva La Rueでしたね。ゲストにBoston Publicのマリリン役、Sharon Lealが出ていました。彼女も上手かったです。 CSI:Miami Files 本館へデヴィッド・カルーソ来日イベント・レポートはこちら
December 23, 2007
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やはり先日の話は継続するようです。しかも、今回も解決したとは言えないので、もしかしたら5シーズンのメインストーリーは「テロ」との闘いなのかも知れません。4シーズンのBig Badがマイアミ・マフィアだったように。そう言えば、あの時も最後にアフガンのテロがどうのこうの、と言っていましたので、最終回にはまた例のMIBが出てくるかな。(爆)マイアミは1話完結が基本ですが、継続エピソードのスタイルが当たり前になったような感じですね。それはそれとして、久しぶりにHがラボに立つ!もうこれだけで十分に美味しくて、お決まりの射撃シーンもあり格好いい、しかも他のキャラクター(特にCalleigh)の成長には目を見張るものがあります。全般的に、他キャラの扱われ方も遜色がなくて、5シーズンの脚本は良くなったように感じますね。アメリカの死を「ゆったりと座りながら眺めたい」と言う女テロリスト、Sonyaの公判に、Horatioが証言に立つ。どうやら司法取引でキンケラの誘拐された家族を救出するのに重要な情報をしゃべる変わりに容疑を下げるということしたようだ。そのおかげでSonyaの保釈が認められる。家族を人質に取られ、美人オークションで金をテロリストに貢いでいたキンケラはそれが不満。Hとしては司法の手順に従ったのみ、ということでしょう。今までも何度か法廷のシーンはありましたが、Hが証人席で証言するのは初めてじゃないでしょうか。それにしてもこの女の粘っこいしゃべり方とHoratioをなめ回すような視線は、どうも気に入りませんね。(爆)なんでこんなに2人の視線が絡みつくのか。"Because I'm the only one that can keep you alive, Sonya."しかも保釈中の彼女の無実(今回の事件)&安全をHoratioは自ら守ろうとします。仲間うちから命を狙われるこの女とHoratioが恋愛関係にならないように、今から祈って已みません。(爆)Sonyaの情報を足で追って、制服警官とテロリストのアジトを強襲するシーンでは、Hはまたまた見事な射撃の腕を披露していました。ついでにFrankも一人やりました。(笑)銃を突きつけて情報を聞き出すのそのハードボイルドなところはもう、鳥肌モノですね。最近ではつくづく、CSIマイアミはほとんどマイアミバイスと変わりないのじゃないかと思っております。Horatioがソニーで、Frankがタブスか!(爆)でも、それだけじゃありません。白衣こそ着ませんでしたが、Horatioは久しぶりに銃器ラボで押収した銃を調べます。Calleighはどうしたのよ!彼女を巡るテロ絡みの人間関係は判りにくかったですが、司法の上で裁きたいというHoratioの姿勢を見ることができますね。今回は「愛国者法(The Patriot Act)」でHectorをちらつかせて白状させたわけですね。これを理解しないとドラマが判りにくいかも知れません。HoratioがSonyaの弁護士射殺事件に関わることが多いため、もう一つの事件(微妙にからむギャング事件)はCalleighがリードを取りますが、これがもうこれまでのHoratioのお株を奪ったような鮮やかさです。立場が入れ替わり優しいお姉さんになって、目撃者の少女の心を開いて証言を得たかと思うと、傷ついた少女を法廷に立たせないように頑として立ちはだかる。"I won't let that happen. I promise."今度はギャングの黒幕には鬼の取り調べ。"I'm gonna let you tell him yourself." もう、どう見てもHoratioイズムの権化と言っても良いかも。赤のブラウスの胸を大きく開けて、Coolで格好いいの、神々しく美しくもう痺れます!(泣)それなのにRyan君は一体どうしたことでしょう。取材させることにしたドキュメンタリー記者のDoyleの前で、得意になってルミノール反応の説明をしたおかげで肝心の証拠をだめにするというマンガのような大失態を。今更何で?と思います。また、このDoyleという奴が、小学生の豆記者レベルの取材をするのが煩いの何のって。今シーズンのRyanは、住宅立ち退き問題の時の勇み足やら、今回の失態やら、問題を起こすことが多いですね。もしかしたら、このシーズンに彼のCSI生命をかけるような事件が待っているのかも?Horatioも、「次はない」と言っていましたし、まさか降板するようなことはないですよね、ちょっと心配になってきました。そうでなくてもDoyle役に若手のChad Faustを当てているところを見ると、彼がRyanにずっと付きまとうことでマイアミ・デイドCSIにまた危機が迫ることになるのではないでしょうか。要するに彼は市長のスパイ役みたいなものですからね。気になるなあ。サブレギュラーのCooperもValeraもいつものようにそつなく仕事をこなし、EricもAlexxもほどほどでバランスが取れていたと思いました。ラストは「家族を奪われた気持ちがお前に分かるか」とキンケラに言われて「私も奪われたんだ」とこれこそ「決めセリフ」ですね。(爆)Horatioを中心とした映像の美しさは言うまでもなく。CSI:Miami Files 本館へ
December 16, 2007
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マイアミとしては異色の、というか、戦争も終盤になってやっと他のドラマでも取り上げているような、イラク戦争とそこに赴く兵士のエピソードを扱いました。私はついこの間見たFOXのドラマ"BONES"と被ってしまって、どうしても比較してしまいました。何よりも、どちらにも戦死した兵士の母親役で同じ女優さんが出ていた(Monnae Michaell)のがツボ!この女優さん、よほど気に入られたのでしょうね、さすがに演技が上手いと思いましたが。ちなみに、BONES (1-21 "The Soldier on the Grave")では、長引く戦争で未熟な州兵が派遣され、味方の誤射によって死んだという実話を元にしているため、非常にリアリティがありました。捜査するFBIのブース捜査官は自身が陸軍のOBなので、兵士に対するシンパシーが強く、CSIタイプの科学者ブレナン博士と捜査上で様々対立するところが見所で、これをCSIならどう扱うだろうかと思っていました。さて、本家CSIシリーズはどうだったでしょうか。冒頭のシーンは正直「またイラクものか」と思いましたが、そこはマイアミらしく、さらりとサバゲーでかわしました。正直、今回は「JAGとかNCISの担当じゃないのー」というツッコミもありますが(「JAGの奴らが何を言おうと」というセリフにニヤリ)、どうしてマイアミの警察に捜査権があるのよ、というのは置いておいて(爆)、BONESと比べて全員が捜査のプロであるCSIは、やはりクールでした。"Frank, the war may be staged, but the murder was real."と、ここまではいつものHoratioでしたが、さすがにテーマがテーマだけにサングラスはずっと外したまま。証拠を辿っていくと、こちらも長引く戦争で新兵募集に苦労する海兵隊のリクルーターが出て来ました。送り出した兵士が無惨に死んでいくのに耐えられない、というのは気の毒に思います。事情聴取や証拠採取はチームがまんべんなく働いて、Horatioの出番はやはり「渉外担当」ですね。母親は息子をイラクで失い、同じ隊にいた兄が「弟が死んだのは自分のせい」と苦しんでいる。その母親に、深入りせず、しかし敬意を失わず絶妙なスタンスで接していました。普段でも被害者の気持ちを汲んで、話を聞き出すHortaioは、こういうデリケートな問題では本当に礼儀正しいですね。しかもこの一人で責任を背負い込むKevin役の俳優さんがお上手なこと。とにかく、全編にわたって死んだ兵士に対するリスペクトがありありと感じられ、戦闘再現シーンはリアリティドラマと言えるSF「バトルスター・ギャラクティカ」並の迫力で、ラストの葬儀シーンなども非常にEmotionalでした。見応え十分。多分、アメリカ人にはじーんとくるのでしょう。異例と言えば、エンディングのモンタージュシーンにJonny Cashの"Like a soldier"が流れたことも印象的でした。多分、言いたいことはこれだったのでしょう。(歌詞はこちら)ただまあ、こういう風にテーマがはっきりとするとそれぞれのキャラクターの印象が弱くなって、言いたいことが言えないような印象ですね。冒頭の跪きシーンと、犯人を逮捕する時に(イラクでの殺人ですからやっぱり違和感があります)Horatioらしいポーズを取ったのがせいぜいで、サングラスをかけたのは1回だけ(笑)。そう言う意味では物足りないです。戦場の映像をインターネットで捜すのもちょとねー、YouTubeじゃないんだから。(爆)なにか報道映像を使うわけにはいかなかったのだろうか。ところで、なぜかNataliaの元夫がValeraに言い寄っておりました。動揺するNataliaですが、Valeraも彼女の話を知っているはずなのに、「怒った?」というのはないだろう。DVの心配はないのか?Valeraが殴られたら嫌だよー!CSI:Miami Files 本館へ
December 9, 2007
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またいつものようにきれいなおねーちゃんがたくさん出てきて…と期待せずに見ておりましたら、最後はマイアミらしい痛快なモーメントがありました。(大爆)いや~ネタバレせずに見て良かった、良かった。突っ込みたいことはたくさんありますが、あの終わり方を見るともしかしたら継続エピソードのネタ振りの回だったかも知れませんね。美女のチャリティオークションなどはマイアミでは珍しくもなんともありません。タイトルの"Going, going, gone !"というのは、オークションの時の用語なのですね。「他にありませんか?はい、あなたのものです!」主催者の家は以前にも撮影で使われたような感じ。オーナーのキンケラはモデル風で登場場面が多かったですが、それほど有名な人ではないみたいです。美女の殺人事件は元彼のジェラシーということで、あっさりと片付いてしまうので、これは何かあるなと思っていたら案の定、ありました、ありました。今回はヘロインではなく、どうやらテロリストが本当の"Big Bad"みたいですね。マイアミも「24」みたいになってきたなと思いましたが、怪しいです、あの東欧風美女は!彼女はテロの元締めではないのですね。始めは、またHoratioが心を奪われたのかと思ってしまったではないですか。(爆)そういえば、暴走族の出てきたエピソードで改造武器の違法輸出がありましたし、もしかしたら今シーズンはテロの組織と闘うマイアミデイド・Horatioチームなのかも知れません。また、セクシーなHomeland Securityのエージェント(Tamala Jones)の人は、また出てくるのかも知れませんね。キンケラ氏の家族はまだ捕まったまま?そして、今シーズンのrecurring guestであるCalleighの元彼、Jakeの登場です。彼はHoratioたちのおかげでアンダーカバーの仕事はできなくなり、ATFからMDPDに戻ったようです。そして、キンケラとヘロインの繋がりをしらべていたというが、「なんで若い警官を使わないのよ。」というCalleighに「お前を使わせてくれないからだめだった。(Well, not unless they let me use you.)」と言われてはさすがに言葉に困る。(爆)HoratioもJakeにはあれだけ足を洗えと言っておいて、必要となると彼から情報を得ようとするし、奴もデイド署の中をちょろちょろして捜査に協力していましたね。おとり捜査の警官という意味では、彼の方がレイモンドよりもずっとリアリティがありますね。あのチンピラ風の風貌に、生意気なしゃべり方(原語)で、Calleighはいつもけんか腰になってしまうのですが、今回は急場を救ってもらっただけにどーしてどーして、2人の間にはケミストリーというかSexual Tensionが感じられる。(爆)「Calleigh、認めろよ。俺たち良いチームだぜ。」「私たち、ついていたのよ。(We have our moments.)」今度の男も良いとは言えないものの、修羅場をくぐった後の2人が燃え上がるのを想像してしまいます。(大爆)ちなみに、今週も黒ずくめのCalleighは、甘さも全くなく化粧も濃くてキツイですね。燃えると激しい?(大爆)お楽しみはもちろん、Horarioのスナイパー・シーンですね。いやーん、もう初めて見た。もう、腰が抜けそうなくらい格好いいよぅ。(泣)爆発物の専門家なのに、プラスチック爆弾を積んだトラックをライフルで爆破させるという、トンでもない展開に「オイオイ」と言いたくなりますが、もうそんなのどうでも良いです。全体に各人のセリフがまんべんなくあって、出番が少なかったEricも専門の指紋で活躍しましたし、Ryanはやや控えめで(笑)、AlexxとNataliaと組まされてちょうど良いくらい。良かったんじゃないでしょうか。指輪の痕から、元の指輪を3Dで合成するのはかなり無理があると思いましたが、証拠の扱いやラボシーンも適度にあって全てにおいてそつなくこなされたエピでした。やっぱり撃たれたCalleighがいくら防弾ベストを着ていたとはいえ、すくっと立ち上がるのはどうかと思いますけど。(爆)でも、そこはもう、汗をかかないHoratioと同じでSFの世界に入りつつあるんですね。そうそう、DVDのコメンタリーを聞いていたら、"Horatio does not sweat."と言っていましたからね。完璧に人間扱いされていませんね。(笑)Goldfrapp『Strict Machine』 GoldfrappGoldfrapp『Fly Me Away』CSI:Miami Files 本館へ四葉草さんのブログ
December 2, 2007
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このエピソードは実話(レイプ殺人でカリフォルニアで死刑宣告を受けた男の家に、数多くの行方不明の女性の写真が残されていた)に基づいて書かれています。脚本はLAPDの刑事だったJohn Haynes(CSIマイアミのプロデューサー)で、彼の同僚が実際にこの事件を捜査し、エンディングにDavid Carusoがナレーションで、今も行方不明の女性たちの名前を読み上げるボイスオーバーが付け加えられました。加えて、この事件とCSIマイアミがある繋がりを持っていて、シリーズにとっても特別なエピソードだということが言えます。上述の事件についてはCBSの特別番組でも取り上げられました。事件についてはこちらで。今週もテンポ良くスタート。何もかもが格好いい、マイアミらしさですね。いきなり出てくるマイアミの有料道路の料金所のお姉ちゃんたちが揃ってミニスカにハイソックスという出で立ちなのですが、本当にそんなことがあるのか?と思ったら、DVDのコメンタリーで、地球上でもこんな場所あり得ないと言っていました。でも、そこはCSIマイアミらしく虚構化してあるということだそうです。(爆)。その他にも突っ込むところは山ほどありますが、それも全て演出の内、フィクション世界へようこそ!という感じでしょうか。そして手渡されたお札に書かれた「助けて!」の文字。もちろんHoratio登場と、もう、それだけでぐいぐいと見せられてしまいます。カメラアングルがまた凝っていて格好いい~ロングでHoratioを撮ってそれも下から斜めから上からと、マルチアングルです。どれを見ても、絵はがきになりそう。(笑)また、趣のある100年前のレストランが出てきましたが、これも現存している建物なのでしょうね。ゴージャスな画面を堪能させてくれます。もちろん、夕日を背に立つHoratio、銃を持って突入するHoratioなどが目の保養がたっぷり。ドアを御大自ら蹴破ったのはこれが初めてじゃないでしょうか。(いつもはFrankにさせるのに)犯人に銃を突きつけ「銃を降ろして跪け。さもないと脳みそを吹き飛ばすぞ。」と、ここまで言ったのは記憶にありません。(訂正 4シーズンの"Under Susupicion"でもドレスデンに対して言っておりました。)また自ら記者会見を開くのは初めてではないでしょうか。モデル志望の女の子たちが大勢写真家の欲望の餌食になり、その中にNataliaの妹が含まれていたため、ラボも最優先でそれに対応します。Natalia本人は当事者であり直接タッチできないので、Valeraがすぐに協力しますが、仲間だと思ってもらえて良かったですね。Horatioも心配した表情を見せるのですが(「妹さんも、君がいて幸せだ。」とか)、ちょっと嫌な気分が…去年はMarisolだった、今年はもしかしたらNataliaの妹と結婚するのか?!という心配がBBSでは始まっていました。(大爆)いくらなんでも、Anyaは10代なので、Horatioの嫁には無理だろケド。いや、もしかしたらNataliaとくっつくとか?この間から距離が近いですし。しかもこの後、彼女のEx-husbandが出てくるでしょうから、なんだか気になります。なぜHoratioがいつもとは違うトーンだったのか、というのは実は、Natalia役を演じるEva LaRueの実の妹の写真が冒頭の事件で、死刑囚の持っている写真の中に含まれていた、という関係があったそうです。そしてEvaがCSIマイアミに出るようになってから事件が発覚し、彼女の妹から電話があって実際の撮影に入るまでに3週間しかなかったということで、他の俳優たちは脚本が実話に基づいていることは知らなかったと言うことでした。Eva自身も複雑な思いで撮影に応じたそうです。その実の妹も、話題作りのためでしょうか、記者会見のシーンで「この子たちは誰ですか?」と手を挙げて質問をしていました。(なお、DVDではこの回のコメンタリーを担当しているのは当のEva LaRueと脚本のJohn Haynes)ファンから人気のないNataliaのキャラクターですが、このエピソードで本当にチームの「家族」になったような感じですね。その他のキャラクターに関しては、Calleighは今シーズン黒を着ることが多く、Horatio並に全身黒なので、ブロンドだしちょっとしたSFドラマの女性キャラのように見えてきます。最近やや老けたなという印象もありますが(爆)、大人の女の色気というか、すごくきれいに見えるのですがどうしてでしょう。男性陣ではいつものことですが、Ericの登場シーンが非常に少なくて、ほとんどラボ内でRyanの相談役、あるいは海のシーンしか出てきません。脚本家にとっては彼は使いにくいキャラクターなのでしょうか。昨年はMarisolの事があったので、出番がありましたが今年はよくNataliaとRyanにスポットが当たりますね。従って、マイアミデイド・ラボの男性の代表はRyanと言ってもいいくらい。今回はNataliaのことを気遣い大活躍でした。Frankは刑事ですし、そろそろ他にも男性CSIを入れても良いのじゃないかと思います。ちなみに、Ryan君のおじさんは金庫破り(safe cracker)と判明。(爆)"That's pretty cool." とFrankに言われていました。津波のエピソードに出てきたロナルドおじさん?マイアミは出演者が限られているのか、くどいくらいに出てくるニュースレポーター(News Chick)のErica Sikes。今回は特ダネをNataliaの元夫から掴んでニュースで流し、Nataliaに噛みつかれていました。間に入ったCalleighも「売らんかな」のEricaに嫌味たっぷり、相当怒っていました。"If that were true, sweet pea, you'd be writing for a newspaper, not planting your face on the evening news. Have a nice day.「カワイ子ちゃん、もしそれが本当なら夕方のニュースに顔を売ってばかりいないで、新聞に書いているんじゃないの?ご苦労様ね。」こう言うところがすかっとしますね。ついでに「悪女対決」で言うと、私はNataliaよりも、Ericaの方がプロフェショナルで好きです。(笑)Rick Stetlerが憎めないように。相変わらず、証拠を化学的に処理するプロセスなどは必ず画面分割など凝りに凝った映像が流れますが、これは4シーズン辺りからの特徴ですね。視聴者を飽きさせない工夫なのでしょうが、しかし、フラッシュする画面が多くて、目が疲れました。でもクライマックスのHoratioのフラッシュするシーンは、もうこれぞマイアミ、Horatio's Showという感じで格好良すぎます。(笑)ゲストのCirroc Loftonは、スタートレック・ディープ・スペース・ナインのジェイク役で有名。子役だったのに、すっかり大きくなって、血のつながりはないでしょうが、シスコ司令官(Avery Brooks)にそっくりになっていたので、ニヤニヤしてしまいました。 CSI:Miami Files 本館へ
November 25, 2007
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以前から、CSIマイアミの吹き替え版は日本独自の演出によって、オリジナルのキャラクターに原語の意味からかけ離れたセリフを言わせたり、「濃く」言ったりしてきました。ホレイショについてはほとんど劇画の世界になってしまって、何事もオリジナルを大事にする私としては腹立たしく思ってきたのですが、ライアン・ウルフについても吹き替えを聞いた人と、オリジナルを聞いた人とでは全く違う印象を持つような脚色がされていることが判りました。どうしてそうする必要があるのか、全く疑問です。元々のストーリーを考えた脚本家たちには1シーズン24話の間にキャラクターがどう変化するかについて考えがあり、伏線を張ったり準備を重ねてキャラクターを描いていきますが、それを場面場面で勝手に変えてしまっては、キャラクターの掘り下げ(Character Development)が成り立たなくなります。日本語にない言葉や習慣を翻案して吹き替えるのは判るとしても、キャラクターそのものをいじる過剰な演出は海外ドラマ愛好者として、とても残念です。濃くした方が見る人が喜ぶという意見もあるでしょうが、原語にない嘘を言わせないでください。セリフも作品のpropertyだと思います。好きな作品だからこそ、「いじられる」のは嫌ですね。ウルフ捜査官とナタリアが市のドキュメンタリー制作に協力するかどうか、という話をしている場面、吹き替えではウルフが威圧的にしゃべっているように聞こえるセリフは、原語では以下のようになっています。少なくともウルフはナタリアに対して、恨みを持っているとか許していないとか、そういう印象は全くありません。このシーズンはウルフの言動に何かと注目が集まります。ウルフがどうしてドキュメンタリー制作に協力するのか、単なる「目立ちたがり」だけなのか、その辺を見ていきたいと思います。デクスターの腕に残ったタイヤ痕を処理したナタリアとライアンの会話。R: Nice work. 「良くできたね。」 N: Thanks. Almost documentary worthy, wouldn't you say ?By the way, I would've done the same exact thing you and Eric did today. The last thing that this department needs is more scrutiny. 「ありがとう。ほとんど、記録書類の価値があると思うでしょ? ところで、私も今朝あなたとエリックがしたことと同じ事をしたでしょうね。この警察(部門)にまた調査を入れることなんて、最も似つかわしくない。」 R: Scrutiny like your, uh...covert investigation of our lab ? 「調査って君が、あ、僕らのラボをこっそり調べていたこと?」 N: You know, Ryan, when I started here, I really did start with the best intentions. And when it all came crumbling down, I lost almost every friend I had. So I would really hate to see somebody else make that same mistake. 「ねえ、ライアン。私がここに来たときは、私は本当に良かれと思ってしたの。でも、全てがダメになってしまったとき、私は全ての友達を失いそうになった。だから、私は他の人が同じ間違いを犯すのを見たくないのよ。」 R: Well, I agreed to do it. 「ああ、ボクも同意見だ。」 N: And let a camera crew follow you around ? 「なのにカメラクルーに撮らせるの?」 R: Mm-hmm. 「うん」 N: And Horatio okayed that ? 「(ホントに)ホレイショはOKしたの?」 R: As long as it doesn't interfere with my work, yeah. Natalia, somebody had to do it. 「ボクの仕事に影響しない範囲でね。ナタリア、誰かがそれをしなければならなかったんだよ。」 N: So, you're going to fall on the sword. 「それで、あなたは犠牲になるつもりなのね。」 R: The lab need a clean slate. And you know what they say: "Sunlight is the best disinfectant." So uh, is this thing gonna tell us who ran him over ? 「ラボは過去を清算して出直さなきゃならない。君も知っているでしょ『日光は最適な消毒だ』って。ところで、これを見たら、誰がデクスターを轢いたか判るわけ?」 以下、略。エピソード全体のレビューはこちらで。四葉草さんのブログ
November 23, 2007
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本国放送では"Due to Violent Content, Viewers Discretion Advised"と、警告が着いておりました。世情によっては日本の地上波では放送できないかも知れません。非常にショッキングでDisturbingなエピソードでした。改造され人目を引く派手なスポーツカーが爆音を立てドリフト、ローリングを繰り返す。オートクルーズ機能を使って、「立ち乗り」するドライバー。バカ騒ぎをしながらそれを取り巻くギャラリー。彼らの無軌道な行為を苦々しく見ていると、嫌な予感は的中し、衝撃の事態となりました。心臓の悪い人は見ない方が良いかも知れません。(*_*)ここまではあまりにグロくてむしろ「CSI:NYじゃないの?」というようなオープニングです。(爆)でも、そこで現れたHoratioが"Because this...was not accident."ともったいを付けて言うと、そこからはマイアミですね。(笑)重苦しい気分が軽くなるのです。Horatioが与えてくれる安心感というのでしょうか。また悲惨な事件ほどAlexxの「この子かわいそうに」という言葉で救われます。今回もキザなセリフ、嫌味なセリフがたくさんあって、ニヤニヤです。始まるとテンポが良く、説明的な映像を入れてわかりやすく飽きさせずに見せてくれますが、捜査が進むにつれて、登場してくるキャラクターたちに親子関係や、刺激を求めるセンセーショナリズムなど様々な問題を見ることが出来ますね。最後は全く予想もしない方向に発展してびっくりでした。こういうストーリーのアップダウンはマイアミらしいなと思いますね。それと、のんびり見ていてはいけません、途中でドッキリさせられます。(笑)これもお楽しみ。先週もやられましたが、ほんと、マイアミは遊び心がたくさん。派手なスタントドライビングの"Sideshow(余興)"に息子が手を出し、「私が悪かったんです。」という父親に、「息子さんはまだ十代です。あまり思い詰めないで、家に帰って、息子さんが無事なことを確認してあげなさい。」というHoratio。親切な刑事さんそのものですね。しかし、いったん彼が嘘をついていると確信したら、もう目が違います。下から見上げるように「それは違うよ」と物語っています。(爆)「私は評判の良い建設業者ですから。」「そうじゃなくなりますね。」 "That's gonna change."と嫌味を。今回「開かれたCSIを求めて」市長室からドキュメンタリー制作者 が来て、誰か一人に張り付きで取材をするようです。これはHoratioも納得していると言う。「なんでだ、スパイがいるからか?とっとと帰れ!」とEricは一蹴。たくましく感じられましたね。しかし、Ryanはラボのイメージアップのために自ら協力すると言う。「このラボはもっとscrutinyが必要だよ。」おそらく、この間の土地収用でマイアミ市の政治は腐敗していると思ったのでしょう、彼らしい正義感を感じることができます。しかしNataliaはその道の先輩として、「良かれと思ってやっても、友達なくすわよ。」とアドバイス。どうも危なっかしいですね。Ericは「そのうちTVショーでも持つのか?」とこうなると嫌味には聞こえなくなってきます。実際、燃え上がる車を前にして、人を助けるRyan、火を消し火災の原因を捜すEricと2人の違いが見て取れるようになってきました。Cooperはよく仕事をする奴ですが、さすがに撮影されたビデオの事故シーンを直視することができません。Calleighに頼まれて何度もリプレイするのですが、彼女は凝視し冷静に証拠を見つけていますね。プロの捜査官のタフさを見せつけるシーンだと思います。そして彼女の鬼捜査官ぶりを見せつけたのは、車のスポンサー・イベント屋の女の子(※The O.C.のアンナじゃないですか!)に対して。またこの女が生意気で悪びれない。のらりくらりと追及をかわす。「証拠?見せるわよ、逮捕状があればね。」これにはCalleighも相当切れていました。こういう子をぎゃふんと言わせる手は、Horatio直伝の意地悪さですね。もう笑ってしまう。(大爆)こうして悪い奴は悪いと、私たちの気持ちを代弁してCalleighが、Ericが見せてくれるから、すっきりします。見せ物のために首を落とされた若者のパートナーは過信で、いったん外に放してやって罠にかかるのを待つという、最後は御大自らHoratio流逮捕術を見事に見せてくれました。久しぶりに聞けましたね。"Almost,Steve, almost." 「スティーブ、もうちょっとだったね。」あれだけ息子のことを心配していたはずなのに自分勝手に「息子だって許してくれますよ。」という父親。あーいえば、こーいうHoratioは、"And hopefully, hopefully forget..."「うまく忘れてくれれば良いねえ~」ああ、痛快。 ラストのショットももう最高でした。今日の秀逸。 「俺たち何にも悪いことしてねー」という2人組を「連れて行け」と言ったFrankの"Take Tweedledee and Tweedledum here for a ride."でした。このTweedledeeとTweedledum は「鏡の国のアリス」や子守歌に出て来る2人組です。(wiki)ドキュメンタリーを制作しているという青年は、"The 4400"のカイル役、Chad Faustでした。※実はThe O.C.とCSIマイアミは同じRaleigh's Manhattan Beach Studiosで撮影されていて、そのオフィス(こちら)の建物の一つを丸ごと使って警察署としています。The O.C.にはメーガン役のキム・ディラニーも出ていました。 CSI:Miami Files 本館へ
November 18, 2007
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3シーズン以来久しぶりのハロウィンエピ。CSIに幽霊だの「棺の呪い」だの、ナンセンスですが、この程度のお遊びは許されるのでは?5シーズン目に入って絶好調に飛ばしていると思います。思いっきり笑いました。今回もRyan君がいじめられ、かわいそうな目に。このキャラが固定したみたいです。(泣)被害者の横に置かれてた小さな棺。「これは何かのメッセージかしら。誰かが手を引くように私たちを怖がらせるつもりね。」とAlexx。「多分。だが、我々を怖がらせるのは簡単ではないな、Alexx。」("Maybe, but we don't scare that easy, do we. Alexx?")とH。今回は言葉遊びのように”Scare”が何度も使われました。そして置物の山羊の頭の生け贄を見て「サントリアだ!俺はカトリックだから触れない」というEric。Ryanは、"I'm not scared."と言ってみたものの、すでに、びびりモードが始まりました。(爆)Ericは怖いのではなくて、キューバ人の民間信仰へのリスペクトから山羊にも棺にも触れないというのですが、なんとなくRyanははめられた様な気が…(笑)その後は、坂道を転げるように、「死体が動いたのを見た!」もう逃げる姿が腰が引けて憐れなこと。「Alexx、手が動かないよ。これは呪いだ!」泣きそう。Alexxも、「私もモルグで働き始めた時は怖かったわよ~」と慰めているつもりが、実はいじめているのかも。Valeraからも、「今日はついているわね♪」Ericは「な、だんだん信じてきただろう?」と、みんなでRyanをからかっているような気がしてなりません。最高だったのは、隠された金塊を捜して深夜の墓場にやってきたEricとRyanのやりとり。「怖くないよな。」しかし、不審者を見つけて走り出したRyanは思った通りばたっところんで、そこにあったのは他殺体…"I hate this case."リトル・ハバナのカエ・オーチョ、怪しげな店にゾンビパウダーと、アイテムは揃って、遊び心満点でした。(笑)Calleighはさすがに科学的に考えましょう、と落ち着いたところを見せてくれます。Nataliaはまた別の意味でラボで難に遭いますが、最後にHから慰めてもらってなんだか得した気分でしょう。「だんだんここで役に立っているような気がしてきた。あなたは、死がいつ訪れるかは判らないわよね。」「わからない。だからこそ、我々は死を怖れて生きてはいけない。」"No, we don't. That's why we shouldn't live in fear of it."4シーズンのオープニングでクラブを振っていたFrankは、またゴルフ好きの所を見せていましたね。ストーリーは、殺されたAlissa、その友人Danielle、Alissaの離婚中の夫Trevor 、Trevorの友人Ed、Alissaの今彼Jeremyと入り乱れて、そこに盗まれた金塊と、何が何だか判らなくなりそうでしたが、最後は車泥棒が復讐のために仕掛けられた爆弾まで登場し、最大の見せ場がありました。もちろん、この担当はHoratioですね。たった4分しか時間がないのに、「ちょっと行ってくる。」"Going for a ride."と"Burn, baby, burn!"と歌うHoratioがもう、腰が砕けるほどのツボでした。これだけでもこのエピは見る価値があります!(※ちなみにこれはThe Trammpsの"Disco Inferno"という曲の歌詞の一節で、「サタデーナイト・フィーバー」のサントラにも含まれている)ラストは、Ryan「あの棺、君たちが始末してくれたんでしょ?僕はもう見たくないよ。」「え?それ何のこと?Eric知っている?」「俺触るわけがない」というオチまでついて、さらにRyan君は悩まされるのでした。わははは。CSI:Miami Files 本館へRob ZombieRob Zombie『Dragula』 Chris IsaakChris Isaak『Baby Did A Bad Bad Thing』ERIさんのブログ四葉草さんのブログ
November 11, 2007
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今週は非常に良かった。eminent domain(土地収用権)によって市民が住む場所を奪われ、それに公権力の暗躍が関わるという話で、いかにもHoratioの活躍する場はありますね。(笑)実際話はいつもより込み入っていましたし、recurring guestの登場とたっぷりのHoratio momentがありました。ネタバレ注意まず、冒頭の死体が時間と共に腐敗していくCGはCSIマニアには垂涎でしょう。この死体きれいな俳優さんね、と思っていたらどんどんふくれあがって見るも無惨に。なるほどね、人間も死ねばただの物体になるわけ。(この部分がメイキングとしてDVDの特典映像に付いていました。ちなみにこのエピソードのコメンタリーはJonathan Togo))今回はRyan君のエピでもあったわけですが、3シーズンの登場時のようなダメダメさと青さを披露。ちょっと後戻りしたような印象です。やっぱりいじられキャラだなあ。Alexxに「あら初めて吐くなんて言わないでね~」「三度目だよ」とどめは「ガス抜き」シリンジを遺体の腹にぐさっ。でもこのパターンは面白いのでいつまでも続いて欲しいです。立ち退きで家を失った少年に同情して、ラインを超えるRyan。かつての天敵、Ericaに情報を求める。当初はリークされるだけだったのに、Mole情報を教えてくれたり、今ではお互いにギブ&テイクで、Ryan君なかなかやるじゃない!自前の情報源をもつなんて、マイアミ・バイス並みだ。家を奪われたのは少年の家族だけでなく、なかには父親が自暴自棄になってブローカーを殺そうとするケースも。それも警察の前で。Horatioの前で。待っていました!!銃口の真っ正面に立ち、冷静に銃を持つ男と対面するHoratio。「あなたには家族があるでしょ?」「もう家族なんかどうでもいい。」「家族はそう思ってはいませんよ。」「警部補、あなたには全てを失うことはわからないでしょう」「わかります。私も全てを失った。(I've lost everthing.)。だが、今日あなたがこの男のために破滅すれば、あなたは彼に受けるに足らない満足を与えることになる。やめてください。このことは私にまかせなさい。」"What I know is you let this man destroy you today, you give him a satisfaction he doesn't deserve and I'm asking you not to do that. Ethan, I want to you let me worry about this."もう、Horatioでなくて、これが何なのよ~というようなシーンでした。またこのブローカーがやっぱりマイアミ・バイスに出てくるような、いかにも成金のおっさん!「警察の保護を求める。」「保護は得られるでしょうね。誰があなたを私から守ろうというんです。(Who's gonna protect you from me ?)」ここはまた吹き替えなら運昇さんのため口調で言われるんでしょうね。それにしても、「全てを失う」というセリフに、スピードルやレイモンドを想像した人は多かったようです。これには正直驚きました。HoratioはMarisolのことだけ言いたかったのかも知れませんが。(爆)NataliaのexDV夫が本格的に動き出しました。さすがにここまで付きまとわれると気味が悪いし、多少彼女に同情的になります。こいつの本当の目的は?本当によりを戻したいのか、何か背後にあるのでしょうか、あまりにも計画的です。一方まだまだぎこちないNataliaのCSIぶりですが、Calleighと組んで容疑者と接するときはまるでチャーリーズエンジェルですね。やはりNataliaは銃は持たないようです。バッジがありアカデミー出身のCalleighの頼もしさはさすがです。そして、またあのエロ判事!4シーズンにも登場し、捕まえきれなかった判事と今度こそ決着を!「君の奥さんのことは聞いたよ、お気の毒だ。」決まり文句みたいにみんな知っているんですね。(当たり前か)もちろんHoratioも言い返す。「なぜ刑事法廷の判事が土地収用に関わっているのです?」「君はあの殺人事件が立件できないことに腹を立て、私に付きまとっているんだね。昔のことだよ。(Ancient history, Lt.Caine.)」「過去のことなら、私の専門です。(...the past the honor, is my specialty.)」きた、きた、きた~~。We never close「我々は決して諦めない」Horatioの面目躍如。3年越しの犯人をついにゲット。溜飲の下がる思いでした。「お前には手をだせん。」"You can't touch me."「判事、そんなことは考えも及びません。」"Your honnor, I don't have the slightest desire to." 「これで終わりだと思うなよ、ケイン。私には最高の法律知識があるんだ。」"Don't think this is over, Caine. I got the best legal mind there is."「必要になるでしょうね。」"You're gonna need it."ところで、勢い余って執行官(警察)ともみあいになったRyanですが、非常にばつが悪い。Horatioは声を荒げて怒ることはしませんが、deputyに苦情を取り下げるように頼み、"I may not be able to help you, next time."と 、ついに三行半が突きつけられた。感情を出さないからよけいに怖い…でも、こんなRyanも久しぶりですね。ところで、このシーンで覚えている限り、Hは初めてRyanと言いました。これは非常に珍しいことです。そして同情した少年を助けることができず逆に恨まれ、Ryanはこれまでになく苦々しい思いをします。しかしラストは「息子さんは今まで以上にあなたを必要とします。」というHoratio Moment。すっきりと落ち着くマイアミらしいエンディングでした。Calleighは失踪した娘の親の葬儀に付き合っていました。「ちゃんと棺に入れて葬ってあげたい。」これもHoratio-ismの引き継ぎ、マイアミらしいシーンでしたね。今回のカラーコーディネートもオレンジ。あの判事もイェローのタイでしたし、どこまで揃えるのやら。(大爆)四葉草さんのブログびちさんのブログ
November 3, 2007
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先週が聞いたことのないセレブ、今週が「モデルがそんなにすごいの?」という展開で、自分には縁のない人たちが死んでも全然気にならない、多分2回見ることはないだろうというエピソードでした。(蛇足ですが、モデルが新庄選手に似ていたなあ)みなさん、それぞれ他に忙しいのかHoratioもほんの少ししか出番がなかったし、とても退屈。その退屈に輪をかけたのがNataliaエピだということでしょうね。(苦笑)プロデューサーのAnn Donahueはものすごく Eva LaRueを買っているようで、「みんなの大好きな」と彼女のことを言っているが、実際はBBSではMarisol以上に"Snake Lady"と嫌われているNatalia。レギュラーにした今シーズンは彼女中心のストーリーをするのでしょうね。でも、はっきりいって彼女、浮いています。セリフが少なくて微妙な間や表情で演じていくマイアミでは、彼女の大げさ演技は合わないです。Horatioが大げさなのとはまた違う意味で。(大爆)今回の事件は、モデル同士の虚栄の張り合いとモデルを使った保険金詐欺という、この上なく薄っぺらな人たちの犯罪ですぐに片付いてしまって、メインはBストーリーですね。先シーズンで明らかになったNataliaのDV夫Nickが登場し、動揺する彼女をEricが何かと気遣います。確かにEricとは4シーズンに関係があったので、因縁を付けられても仕方ないですが、この夫出所したばかりなのにNataliaのそばで仕事を探すなど、えらく計画的。DVというよりも、むしろストーカーかサイコな感じがしますね。結局、Nickは犯罪現場処理業(Crime Scene Cleaner)の仕事を得て、狡猾にもNataliaが自分に近づかないような接近禁止命令を取り、ついにNataliaの方の禁止命令を下げさせました。おそらく仕事柄この後顔を合わせて、何か事件が起きるのでしょうね。今週は久しぶりに男性陣の洋服の色が揃っていました。赤~オレンジですね。あと、廊下でほんの一瞬すれ違うだけに、あのSATCのWillie Garsonが再登場していました。もったいない、もっとセリフを言わせてあげたら良いのに。Cooperはいつものようにお仕事をして、AlexxとRyanがちょっとHな会話をしていたのがこのドラマとしては珍しかったですね。今回一番受けたのは、Alexxの「モデルて、マイアミじゃ一番危険な仕事なのね。」"Modeling is the most dangerous job in Miami."でした。今週はHoratioの「決め言葉」はありませんね。せいぜい、Jasonが「しゃべったら仕事を失う」ということに対して、「仕事じゃない、全てを失うんだ。」"You don't and you're gonna lose everything."でしょう。マリーナの撮影はLAのマリナ・デル・レイですね。モデルが落ちたマンションの向こうにキャピタル・レコードのビルが映っていましたから、これはハリウッド。先週のライダーがぐるぐる走り回っていたシーンの後ろにも映っていました。エンディングの曲("Hide and Seek" by Imogen Heap)がすごく良かったのでそれでせいぜい6点というところでしょうか。CSI Miami Files本館へ
October 28, 2007
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祝!100話。まだ日本ではそれほど知られていなかった頃からずっと応援してきたこのドラマが、ついに100話を迎えました。もう4年もたったのか、と思うと感慨深いものがあります。もちろん人気番組のスピンオフをここまで育ててきた関係者には特別の思いがあるでしょう。マイアミは始めから高視聴率でしたからキャンセルの憂き目ははなかったとしても、やはりmilestoneには違いありません。そしてやはり番組の顔であるDavid Caruso本人の、胸に去来した物はどうだったでしょうね。一度どん底まで落ちてのカムバックですから。しかし普通、100話記念エピソードというのは豪華ゲストがあって、力が入った特別編になるはずですが…どういうわけかマイアミの記念エピは脱力系の「どこが100話?」というような印象でした。(爆)逆に100話がだからなんなの、というくらいの余裕さえ感じました。やっぱりシーズンプレミアでブラジルへ行ったのが強烈でしたから、当分イメージが残ります。あれが実質100話記念エピと言っても良いかも知れませんね。4シーズンから目立つようになった画面の特殊効果ですが、ズームイン、分割、スローモーション、モノクロ画面などやたら入り、くどいのでやめて欲しいですね。それ以外は銃撃戦も爆破シーンもなく、淡々としてむしろ退屈と言えるかも。まあそれなりに地味に科学捜査をしておりました。しかし、2シーズンのBlood Brothers以来、ヘリと沿岸警備隊の船が海上に総動員というのはマイアミらしいですね。今度はヘリからにらみをきかすHoratio、船上のHoratio、イヤミもちらり、もちろんHoratio十八番の「子供Play」も。(大爆)そういう定番のHoratioらしさがありましたね。"Death Pool"というのは実際にあって、セレブがいつ死ぬかを当てるというものらしいのですが(関係サイト)、なんでそんなものを賭の対象にするのか、その神経は理解不能です。それがマイアミの沖3マイルを超える海上だとjurisdictionが及ばないために、取り調べることができないというわけ。これは興味深かったです。今回、ギャンブルに興じる母親の連れている子供がものすごく可愛いのですが、どこかで見たなと思ったら、CSI:NY2シーズンでゲスト出演していた子でした。しかも芝居が上手い!そしてやっぱりその子に"Partner"と呼びかけるガーディアン・エンジェルHoratio。「もし助けが欲しい時には、ここに電話するんだよ」と名刺を渡していました。ということは、やっぱり電話かけるんですね。(笑)そしてギャンブル依存の母親には"You make me SICK !"と珍しく感情を露わにしました。これにはびっくり。こんな強い口調は、吹き替え版では当たり前かも知れませんがDCの口からは初めてかも知れません。今週もRyan君は小姑のようにNataliaにケチをつけます。「だめじゃない、証拠を動かしちゃ!」「測定したし、写真も撮ったわよ」実はRyan君はDeath Poolもやっていたことが判明。あたながだめじゃない!Calleighお姉様の怒りはものすごい。ところでレギュラーになってFrankのセリフは確かに増えたようですが、ついに離婚したと言いました。あの後ですね。ついでにお札関係(Supernote)ということで、またまた(何度目?)シークレットサービス(US Treasury)のElliott捜査官が登場。これも100話サービスなのかな?そしてマイアミ100話目のjurisdictionは天敵のFBIに委ねられるというのが意外ですね。HoratioはFBIをあれだけ目の敵にしていましたが、今回は紳士的に「お願い」していました。ちなみにその相手は先シーズンのラストで、ラボを閉鎖してやるとすごんで逆にやりこめられてしまったCole特別捜査官でした。それだけHoratioも大人になったということかな。ここで北朝鮮の偽札事件を出すのはどうかと思いますが、まあお互い利益が一致したというわけですね。偽札のお手柄は見事にFBIと財務省に譲り、一番美味しい少年の救出はHoratioが。「おじさんが見つけてくれると判ってたよ。」「君を置いて行くつもりはなかったよ。(I wasn't going to leave you.)」Horatio以外には言えない超クサ~いセリフです。でも、ここも外せないでしょう。(笑)エンディングは夕日のビーチに久しぶりに集合するメインキャスト。5人並んでウォーク。これって、全く2シーズンのラストと同じじゃないですか。(なぜかFrankとNataliaは入れてもらえないらしい)でもみんな笑顔でしたね。これがマイアミスタイルなんですね。原点に戻ったようでした。Calleigh:"I guess somebody will always think it's easy to make a hundred." Horatio"But we...we know different, don't we?" 「100ドル札を作ることは簡単だと思うのでしょうね。」「だが、そうじゃないことはわかっているな?」このエピソードが100話エピであることは、ここでやっと触れられた、ということでしょうか。一つのけじめを迎えて、また新たな決意を確認したように感じられました。次の200話エピを期待する、とは言いませんが(爆)、今後もがんばって欲しいですね。CSI Miami Files本館へ Chingy Featuring Jermaine Dupri『Dem Jeans (Explicit)』mimichaさんのブログ
October 21, 2007
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先週がしっちゃかめっちゃかの良くも悪くも「マイアミエピ」だったのに比べて、今週は大人しめでしたが、ここに出てくるだろうというアングルに必ずHoratioが映っているという、ツボを押さえた「やっぱりマイアミ」になっておりました。ネタバレ注意 なんといっても、Calleighが大活躍。Hummerごとエバーグレイズに突っ込んで、脱出する場面などサービス満点。 水の中ではまるで人魚ですよ、輝くように美しい~濡れ髪良いなあ、ブロンドの魅力を再認識しました。それにお姉様のいうことを聞かないライダーを一喝、ねじ伏せてカフをかけるシーンなど、もう萌え萌えです。かっこよすぎる。(壊) もちろん、エバーグレイズの火事の時のAlexxのように、車と共に水中になくした証拠を心配するCalleighを「大丈夫?」と言うHoratioは定石です!「救急車はまだ来ない。どこへも動かないで欲しいね。」「でも、証拠が…」「今はねお嬢さん、重要じゃないんだ。(Right now, sweetheart, that's not important.)」「でも全部だめになってしまったわ。」「ああ、なにもかも。だが、あなたは違うでしょ。(Yes, everything. But you, ma'am ? )」 あははは、こんな上司ってありか! このソフトな表現を、吹き替えでも活かしてもらいたいですね。もちろん、Ericにも「潜水してくれ」と頼む。「俺に任せておいてくれ。」というEricの無言のやりとりが良いですね。彼は本当に頼りになる存在になりました。 先週はミスをしたNataliaは、今週はちょっと落ち着いていました。「積極的になれば、できるようになるよ」と、Ericに容疑者の車を調べさせてもらってお手柄。ほとんどの証拠分析に関りました。(これも先輩諸氏の心配りの結果なのか?)Ericは先生役としては、Ryanよりはかなり上です。そういえばRyanがあまり出番がなかったのが、他に撮影があったんでしょうか。 今回は暴走族(要するにヘルズ・エンジェルスのような集団)にundercoverに入っていたATFの特別捜査官が被害者と容疑者の両方で出てくるのですが、被害者の妻には(キターーー)先週感動のYelinaとの再会で思い出したのが、Hはまたまた慰めモード全開です。「彼は辞めることはできなかったんですよね?私に出来ることがあったら遠慮せず、いつでも電話してください。」なんでもかんでも自分の身内に結びつけてしまうH。 本当は救って欲しいのは自分なのかも? 一方、容疑者Jakeの方はCalleighとアカデミーの同期らしい。Jakeが主席だったけれど、Calleighが彼に気を奪われて主席の座を逃したとか?なんとも自信たっぷりで生意気な奴です。 お色気作戦というわけではないが、「協力して」というCalleighに「仲間は大切だが、君のために秘密を漏らすことはない」と最初から2人は微妙な雰囲気。 でも、彼の銃がpartner殺害に使われた、となっては今度はCalleighの力を借りなくてはならない。そう言う意味ではJakeはCalleigh に借りを作りましたね。「今度はあなたの事件なのよ。」 惚れるなよー、惚れるなよー。 スポイラーによるとどうやらこの囮捜査官とCalleighはなにやらある雰囲気。潜入捜査官の妻がどんな辛い思いをしてきたか、実際に聞いているだけにCalleighもそんなことにはならないと思いたいのですが。 それにしても、あのHagenといい、シークレットサービスの彼といい、Calleighは男の選び方が悪いな…(爆) HoratioまでJakeにしつこく念を押します。「また元の仕事に戻るのか?お前は一線を越えたな。ドラッグはやるのか?Billyはお前と違ってクリーンだったぞ。」「だから殺されたんだよ。」「俺にもアンダーカバーの弟がいたが、彼は一線を越えてダークサイドに行き、二度と戻ってこなかった。二度とだぞ。(He never came back.)」 そんなにRaymondのことを他人言わなくてもいいじゃないか、あの世に行ってまで悪く言ってやるなよ、と思ってしまいました。 その他ラボのCooperはFrankの依頼にも応えるし、Ericの捜査の手伝いなどして出番が多く、先シーズンに続いてラボから出るシーンが多いですね。また、ひたすら下働きのFrankは、Calleighのおしりを拝むチャンスに恵まれ(爆)、これは役得か! 久しぶりにCynthiaが登場。ロングヘアです。筆跡鑑定など紙関係は彼女ですね。 意外だったのが、まだStetlerが出てきました。FBIの仕事を下請けしているのかいつもはHoratioをいびる側ですが、武器不正輸出に関わる容疑者について、今回はHoratioの依頼を受けて協力していました。顔が悪役顔でも、やることはやってくれるのね。CSI Miami Files本館へ Jo Jo Gunne『Falling Angel (LP Version)』びちさんのブログみよねこさんのブログ
October 14, 2007
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シーズンプレミア。もう、どんなに待ったことでしょう!HoratioとEricがブラジルに行く。お互いに愛した人の敵を討つために。もちろん、見たいのはそれだけではありません。ブラジルへ渡ったレイモンド一家のその後を知りたい。ゲスト出演するYelinaとはどんなことが起こるのでしょうか、身もだえして待っておりましたあ~~~~オープニングには4年間待ちに待ったRex Linnと先シーズンからお騒がせのEva La Rueが加わって賑やかになりました。ラボでは相変わらずまだDan Cooperがいるようです。先シーズンの終わりから6週間後、ということになっておりました。マイアミとしては珍しく最終話のフラッシュバックがトントントントンとあって、そしていきなり「リオ」です。リオ・デジャネイロのシンボル「コルコバードの丘」に立つキリスト像の足下に、我らがHoratioはひらりと舞い降りました。転送技術を使ったんかい!と、突っ込みたくなりますが、ロングバージョンの"Won't Get Fooled Again"も流れて、もう、そのオープニングだけでも、鳥肌モノ。そして最後まで痺れっぱなしでした。マイアミは理屈抜きですね。マイアミに「そんなばかな」とWhyは要らない。ただただ、勢いに身を任せるのみです。とにかく空撮によるリオのパノラマがすばらしいのなんのって。音楽もまたCoolです。にっくきRiazは当然現地警察からは解放されて元の仕事に。しかし、それに弟のレイモンドがまた関わっていたとは。(大爆)ちなみに、今回のレイモンドは前回のDean Wintersじゃありません!なんで?と言ったらいけません。どうせ血まみれで○○だけなんですから、顔はどうでもよいのです。Yelinaとの再会。どれだけこの瞬間を待ったことか。今は信じられないような豪邸の女主になっています。相変わらず美しいです。対面したときの雰囲気がやっぱり良いなあ、この2人。1年間のブランクが嘘みたい。馴染んだ服のようにぴたっと決まります。こうしてみると、確かに若いMarisolとは浮かれた感じがありましたね。Horatio、恋していたんですね。でも、今となると失った妻は若くて美しい方が良かった。ここでも「なんで」、と言ったらいけない。とにかく、レイモンドはまたドラッグのundercoverの仕事に戻って、家族のためと言いながら、ほとんど家には居着かないようです。「奥さんの事聞いたわ(誰が話した?)、お気の毒に。レイはポーズを変えないの。申し訳なく思っているのをあなたにもわかって欲しいわ。クリーンに再スタートを出来るようにあなたはここへ送り出してくれたのに。」「君が悪いのではない。」「ママはパパのことを判っていない。いつも能なしに扱けど、パパは僕たちのために一生懸命なんだ。」「ええ、レイはあの子の父親よ。この子がレイみたいになったら心配だわ。」この感じだと、この夫婦の関係はもう行くところまで行ってしまっていますね。ブラジル~マイアミ 携帯電話の写メールでちゃちゃっと捜査。留守を任されたCalleighの格好いいこと!Cold Case担当だったNataliaがCSIに仲間入り、汚名挽回のためにがんばるけれど、始めから苦い経験をさせられるようですね。Calleighの命令でコンビを組まされたRyanは彼女をいじめてばかり。そしてついにレイモンドと再会したHoratioは、今度こそ弟の最期の頼みを聞いて、ジュニアは任せろと誓う。"I'm going to take care of him. I love you." 怒っているのかと突っ込みたくなりますが、今回もまた感情的な面を見せないですね。本当に無表情のHoratioです。Yelinaまで夫の死を覚悟していたみたい、悲しみよりも後悔の方が強いかも知れません。一方、父の死を知らずにRiazの手先として運び屋になるジュニア。この子も子役交替で前回のふっくらした子と違って、スリムになっていました。確かに母親に反抗し、思春期の少年らしい雰囲気は出ていましたが。とにかく細かいストーリーは無用です。(爆)息をつかせぬ映像美、マトリックスばりの超スローモーション、マイアミらしいです。どうしてこんな場所で!と言いたくなりますがデルコのナイフ対決、そして良いところで必ず助けに入るHoratio。ナイフを持った相手に、汗一つかかず息が上がるわけでもなく、「俺の甥はどこにいる。」と冷静に尋ねるHoratio。お腹の出具合が気になりますが(爆)、「また人を殺してしまった…」見上げるHoratioの視線にはキリスト像が。(大爆)そんな~あの後、傷害致死かなにかで地元警察には捕まらなかったのかなあ。そしてジュニアを捜しにさっさとマイアミに「帰ろう」。その後を追ってYelinaもマイアミに、と展開は早いです。子供の運び屋たちは、下手をすると腹に入れたヘロインの袋が破れて命が危ない。父を人質に取られていると思ったジュニアは元締めと対決し、もうその後はいわなくても判る展開なので、省略します。「レイ、銃を下ろすんだ」Horatioは弟との約束を守ってジュニアを救う。Jr. : "Uncle Horatio?" H : "See you soon."彼も大人になったな、と感じられるラストシーンでしたね。やはり親子はブラジルに帰るようです。でも、いつでもまた助けに行くよ、ということでしょう。改めてH/Yの繋がりの強さを感じました。だって彼らは「家族」なんですから。HoratioとYelinaは今度こそ本当に愛する人を失った家族になりましたね。「ブラジルの言葉で、『サウダージ』というのがあるの。幸せな思い出に感じる悲しみ。ジュニアはレイにそれを感じ、あなたはマリソルにそれを持っているのね。」「君はこれからどうするの?」「ブラジルは今でもサウダージよ。マイアミには私たちを引き留める物があるとは思えない。」「するよ(I do.)」「何を?」「ここでは家族になる。(Family.)」最後の言葉を聞いたYelinaはきりっとした強い顔に戻りました。見交わす目と目。離れていても多分、気持ちは通じているのでしょうね。今シーズン、いつまた戻ってきてくれるのか楽しみです。CSI Miami Files本館へ ERIさんのブログみよねこさんのブログびちさんのブログ
October 6, 2007
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