HoratioがSonyaの弁護士射殺事件に関わることが多いため、もう一つの事件(微妙にからむギャング事件)はCalleighがリードを取りますが、これがもうこれまでのHoratioのお株を奪ったような鮮やかさです。立場が入れ替わり優しいお姉さんになって、目撃者の少女の心を開いて証言を得たかと思うと、傷ついた少女を法廷に立たせないように頑として立ちはだかる。"I won't let that happen. I promise." 今度はギャングの黒幕には鬼の取り調べ。"I'm gonna let you tell him yourself." もう、どう見てもHoratioイズムの権化と言っても良いかも。赤のブラウスの胸を大きく開けて、Coolで格好いいの、神々しく美しくもう痺れます!(泣) それなのにRyan君は一体どうしたことでしょう。取材させることにしたドキュメンタリー記者のDoyleの前で、得意になってルミノール反応の説明をしたおかげで肝心の証拠をだめにするというマンガのような大失態を。今更何で?と思います。また、このDoyleという奴が、小学生の豆記者レベルの取材をするのが煩いの何のって。 今シーズンのRyanは、住宅立ち退き問題の時の勇み足やら、今回の失態やら、問題を起こすことが多いですね。もしかしたら、このシーズンに彼のCSI生命をかけるような事件が待っているのかも?Horatioも、「次はない」と言っていましたし、まさか降板するようなことはないですよね、ちょっと心配になってきました。 そうでなくてもDoyle役に若手のChad Faustを当てているところを見ると、彼がRyanにずっと付きまとうことでマイアミ・デイドCSIにまた危機が迫ることになるのではないでしょうか。要するに彼は市長のスパイ役みたいなものですからね。気になるなあ。