百花繚乱

百花繚乱

(詩) 別れ




別れは突然やってくる そして風のように去る
それは何もなかったかのように時間と共に流される
悲しくない 辛くない
そんな嘘を自分につきながら
ただただ、現実から眼を背ける
でも信じたい
出会うための別れなのだと

だからそんな顔しないで今を大切に生きてください
いつかきっと未来は拓けてくるから
たくさんの希望を胸にときめかせ
たくさんの絶望を乗り越えて
時間を隔てて思い出す
あの日、あの時 たくさん泣いたんだ
泣いた数だけ自分は変わるから

貴方と出逢えてなければ僕はきっと狭い空の下
ただ毎日を ただ生きて
流されるように暮らしていた
だからもう泣かない
後ろを振り返らない
君が教えてくれた たくさんのこと
胸にしまって
堂々とまっすぐ
歩くんだ

いつか再会するときに
笑いながら「久しぶり」って
言えるように
貴方の笑顔に幸あれと・・・


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