親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 22, 2007
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カテゴリ: カテゴリ未分類
三連休初日の夕方、単身赴任のアパートでマーラーの交響曲を聴きながら、一人PCに向かっております。さて、今回は「その2」で列挙した10項目の内、関連性のあるものを纏めて解説しようと思います。昨日は「その6」にて 「左翼は似非弱者を捏造する」 を書きましたが、この中で「その2」の 7.左翼は既得権擁護に終始する の内容もカバーしていますので、これの解説は省略します。

簡単に書くと、 左翼は、郵政民営化に反対するのと同じ論理で、社保庁の盗人共を擁護し、組織的な統制など完全に麻痺した官庁でありながら、その病根である大甘の「労働協約」と労組の横着集団を正当化して来た ということです。まあ、枡添厚労相の荒療治に期待致しましょう。

今回は、 5.左翼は現実を否定する の中に 10.左翼は「自分は悪くない」連中である を取り込んだ形で解説を致します。

<左翼は現実を否定する>

「弱者の側に立つ」ことが左翼の定義だとすれば、「弱者」の生まれる真の理由を直視することが第一歩なのですが、彼等はそれを避けるか、拒絶しているのです。「弱者」と「強者」は個人間の「能力差」から生じます。そしてそれは「格差」を生み出します。これは自然の掟であって、感情論的に捉えるだけでは、問題の解決にはならないのです、 と書きました。

要するに左翼の馬鹿共は、「個人間には能力差が存在する」という現実を否定しているのです。この現実を認めたら最後、彼等の好きな「責任転嫁」が出来なくなるからです。俺が、君が、彼が恵まれないのは、社会が、政府が、会社が悪いからだと主張するためには、皆が同じ条件でなければならず、個人間に能力差があっては非常に都合が悪いのです。

ここから導き出されるのが「結果の平等」です。平等には「結果の平等」の他に「機会の平等」がありますが、面白いことに、「平等」を標榜する左翼は「機会の平等」が嫌いなのです。両者を分かり易く言うと、50m徒競走に希望者全員を出場させるのが「機会の平等」であり、ゴール直前に閉じたゲートを設けて、最後尾のランナーが到着するまで門を閉じ、全員同着とするのが「結果の平等」です。

別な言葉で言えば「競争」を否定するのが左翼の特徴であり、「機会の平等」は「個人間の能力差」を如実に暴露し、成績による待遇差を「環境のせい」に出来なくなり、俺が、君が、彼が恵まれないのは、「自分に問題がある」という厳しい現実を認めざるを得ないからです。要するに、左翼とは自分の現実と真摯に向き合おうとしない卑怯な人種であり、彼等の主張に引き摺られた結果が、冷戦における東側諸国の決定的な敗北です。資本主義経済と民主政治を基盤とした西側の勝利は、自由競争をベースとした科学技術の発展と、それに基づく経済力の決定的な違いによるものです。未だに、時代遅れの政治思想を捨てきれない奴等の気が知れないですね。

ここで明らかにしておきたいのは、「個人間の能力差」という現実を認めない限り、最大多数の最大幸福は実現出来ないということです。また、「能力」とは非常に多岐に分かれており、学校や職場で差が出る能力以外に、社会で発揮出来る能力も無数にあることも、皆が認識すべきでしょう。つまり、「多様性」を尊重するということであり、各人が好きなこと、得意なことで努力して生きて行くことが重要なのです。

これと同時に、「幸福」とは何かについて、一人ひとりが考えを深め、地位や名声や経済力が必ずしも個人の幸福には直結しないことを知るべきでしょう。只今現在、日本国首相の安倍慎三氏は身も心も深く傷付き、病院のベッドに臥せっています。一般庶民の我々の方が、余程幸せだと思います。勿論、安倍氏は心身の健康を回復され、再びしっかりした足取りで歩き出すと思われますが、今という短い時間で考えたら、誰でも幸福になれるし、逆に不幸にもなり得るのです。

こう考えたら、学校や職場で顕在化する能力差など大した問題ではなく、その顕在化を無理矢理阻止しようとする動きなど無意味であり、そうした結果によって万人が幸福になることなどあり得ないのです。幸福は自分の努力によって勝ち取るものであって、幸福の中味も人の数と同じだけあるのです。左翼の悲しさは、こうした「人間の本質」を無視して、「結果の平等」を無理矢理求めようとするところにあると想います。





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Last updated  September 22, 2007 11:59:12 PM
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