親仁の意見-50男の素朴な想い

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September 27, 2007
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さて、このシリーズも終盤に入りました。後数回で終わらせようと思いますが、今回は「その2」の 8.左翼は死刑制度に反対する を取上げます。勿論、「死刑制度に反対する」考え方は色々あり、一概に否定は出来ないのですが、今回僕が問題にするのは、左翼が主張する「反対の理由」です。

先ず、「死刑制度の存廃」に対する僕のスタンスを申しますと、死刑は極力避けるべきだが、誰が見ても凶悪で許せざる犯罪に限っては「死刑も止む無し」というところです。刑罰には「教育説」と「懲罰説」があり、犯罪を犯した人にも再教育によって更正の機会を与えようというのが前者、懲らしめようというのが後者ですが、稀に見る凶悪犯罪を犯した人物に関しては、更正の見込みはゼロと判断するのが自然の成り行きであって、100%「懲罰説」を摘要せざるを得ないと考えます。それでは、本論に入りましょう。

<左翼は死刑制度に反対する>


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第一に、彼(注:死刑に肯定的な発言者)は「犯罪者は自分とは無縁の特別な人間だ」と勘違いしているようだが、人は本来、一人残らず愚かで弱い存在であり、誰でも誤りを犯し、誰でも目先の感情に囚われて人に危害を加える可能性があるという真実を理解していない。 (注:可能性としてはあり得ても、死刑になるような凶悪犯罪を犯すこととは全く別次元の話である)

犯罪者を自分の姿として考え、あるいは自分の身内の姿としてとらえる視点がなく、自分だけは、いつでも正義の存在であり、決して過ちを犯さないと信じているようだ。だが、それは妄想である。現実には、このような勘違いをしている人ほど、人間が弱い存在という真実をを理解できないため、人の誤りを許せず、自分を制御できず、愚かな犯罪に走りやすいのだ。すなわち、死刑制度支持者ほど死刑囚になりやすい資質を持っている真実を理解していない。 (注:これは「真実」ではなく、著者の妄想に過ぎない)

本当に強い人は、人の愚かさを知る人であり、人の誤りを許せる人であり、人を正しい方向へ導ける人である。彼は人に報復し、処罰することはできるが、人を許し、教育することはできない。したがって報復刑に対する教育刑の概念も理解できない。

第二に、犯罪というものが、その人個人だけが責任をとるべき単純な因果律で発生するものでないという真実を理解していない。すべての犯罪は複雑な要素から成立している。犯罪者の育った環境、周囲の愛情、習慣・風習、その人が置かれた環境、追いつめる人々の存在、あるいは被害者に落ち度が多い場合が非常に多い。殺人犯罪の半数以上は被害者側にも大きな落ち度がある。また、その行為が犯罪になるかどうかは、その時代、その国家、その社会常識によって大きく異なり、たとえば、イスラム諸国では、女性が恋愛しただけで犯罪として殺害されることがあり、北朝鮮では、人間らしく生きたいと望んだだけで反体制と見なされ殺害されることになる。また、公害企業や731部隊員のように残虐な犯罪を行っても処罰さえされないこともある。その行為が犯罪であるかどうか? 明確な基準など存在しない! (注:公害を発生させた企業は、社会的に糾弾されねばならないが、殺人を意図して公害を垂れ流していた訳ではなく、その時点における排出基準は基本的に守っていた。結果として周辺住民の方々に多大な健康上の被害を与えてしまったということである。裁判では争ったが、判決に基づいて被害者への補償は粛々と実施して来たし、かっての公害の町も、今ではすっかり蘇っている。)

第三に、人は誤った多くの情報によって混乱し、社会制度の誤りに追いつめられて罪を犯してしまうことも多い。犯罪の原因を、その個人にすべて押しつけることのできるケースは極めて希である。光母子殺人事件にせよ、加害者を育てた環境に問題が指摘されている。彼を絞首刑で殺害しても、彼を導いた環境が変わらなければ、第二第三の加害者が際限なく生まれてくるのであり、加害者に「責任を取らせ」殺しても、決して、それで問題は解決しない! (注:責任転嫁の典型的な例である)

第四に、死んでしまった人は決してよみがえらない。(少なくとも物質的には)したがって、本当に大切なのは、今、生きている我々と、これから未来を作り出してゆく子供たちにとって、よりよき正しい社会を構築するという視点である。○○○氏に決定的に欠けているのは、この点である。彼は、加害者を絞首刑にして責任をとらせ、それで解決としたいようだが、どれほど死刑を増やし、人を恐怖で支配しようとしても、誤った社会体制が続く限り、似たような残虐犯罪を行う者が際限なく登場し、社会は殺人犯と死刑囚ばかりになってしまう。そして、誤った報復刑主義を実現したため、本当にそうなってしまったのが、今の日本なのである。

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以上、御覧のとおりのお粗末さです。個々に取上げるのは愚の骨頂ですから、敢えて書きませんが、左翼特有の「自分は悪くない、環境が悪い、社会が悪い」という甘ったれた考え方に終始しています。まあ、分別のある大人なら、決して相手にしない主張です。唯一評価出来るのは「北朝鮮」を非難しているところですが、公害企業と731部隊を同列に論じるところが左翼そのものです。

尚、今回の引用は飽くまでも極端な例であって、心ある左翼の方なら批判的に捉えるだろうと思います。





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Last updated  September 28, 2007 01:28:03 AM
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