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この3頭は、無事返還されたそうです。なので・・・19日、14時~一次判定を受けたのは4頭。みんな一次判定に落ちました。つまり、21日(木)の朝、殺処分が決定となったのです。木曜日殺処分になるのはこの子達です↓オス 2~3歳位 推定15キロ位 多分、まだ若いと思いますが、とても穏やかそうに見えました。 性格には何も問題はないように思いましたが、皮膚の疾患が落ちた原因ではないかと思います。 ですが、治療すれば直ぐに完治できるような疾患です。 オス 成齢 推定15キロ位この子もまだ若いような気がします。とても元気のある子で、人間が大好きです。多少の吠えはありますが、心が満たされれば、吠えなくなるタイプの仔だと思いました。とにかく、今は人間を求めているんです…一緒に居て欲しいんです…ただそれだけなんです…。 オス ポインター系 成齢 推定20キロ位 ポインター系の元気いっぱいの仔です。この環境に慣れてきたのか、不安からなのか、今日は落ち着いているように感じました。身体は大きいですが、かなりの身軽なので、それで脱走してしまったのかな…と思います。用心して首輪を二つも付けていたのであろう飼主さんは、迷子になっても探す手段を知らないのでしょうか…。 オス 成齢 推定17キロ位 いつも職員さんの姿を目で追っているこの仔…落ちた理由は聞いていませんが、「まさかこの子まで…」というのが、正直な気持ちです。 人間を疑う気持ちなんてこの仔にはありません。きっと、そんな風に育ってきた仔だから…。自分が「判定」を受けた事なんて知るはずもない…「沢山撫でてもらった!みんなが自分の事を見てくれてた!」 この子にとっては…嬉しい時間だったのだと思います。 この子達4頭は、明日の朝(21日)殺処分になります。気になる子がいたら、是非ご連絡ください。 出来る限りのサポートはさせて頂きます。電話に出れない時間帯もありますので、その際には、ショートメールにてご連絡ください。 ご自身で引き出しに行ける方以外は、管理所に直接お電話する事はお控え下さい。 090-4484-5165(担当・フジイ 「いのちのはうす保護家」HPリニューアルしました。 http://pawstamp.com/hogoya/ メールアドレスも変更となりました。新しいお問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601 口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美 090-4484-5165にほんブログ村
2016年07月19日
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保護施設を起ち上げて7年。判定に落ちた犬達を、みんな見殺しにするしかなかった数年があったからこそ、何があっても「いのちのはうす保護家」を命を懸けて守ろうと思っていました。(旧・保護家)有志と二人だけでスタートした小さな保護家は・・・(現・保護家)支援者さん、ボランティアスタッフの力で、少しずつ「出来る事」が多くなっていき、三年前から、私は24時間体制での勤務になりました。「頑張らなきゃ!」ではなく、「もっと頑張りたい!」いつもそう思っていました。もっと頑張りたい!その結果が・・・疲労によるストレス性「左顔面神経麻痺」でした。実は、この病気をしたのは2回目です。身体はきっとサインを送っていたのだと思いますが、中も外も丈夫な身体なので、そのサインに気付けませんでした。老犬デイサービス、ハンデのある保護猫カフェ、クラウドファンディングの8/30の日記にも書きましたが、本当は怖かったくせに「大丈夫大丈夫、必ず実現する」と、自分の本当の気持ちに封印して、「心」をかなりいじめてきました。その自分でも気づけない「強がり」は・・・「いい加減に気付いてくれよ!休息を取れよ!」私の身体は、とうとう「左顔面神経麻痺」という形で、体と心の疲労を、私に伝えてきました。最初に左耳の痛み、聴覚障害が出てきました。左耳に大きなスピーカーをつけている感覚です。次に味覚障害です。口の中と舌が麻痺して(麻酔を打ってる感じ)、何を食べても味がしないのです。↓気持ち悪い写真なので、小さくしました(;'∀')左側の顔が麻痺しているので、まばたきをしても、左目が閉じれません。指を使って強制的にまばたきをさせたり、数分毎に目薬点眼したり、寝る時は眼帯して乾燥を防いでいます。口の中が麻痺しているので、うまくしゃべれないようになりました。ここ三年、病気の仔や介護犬がいるときには、夜熟睡しないよう、椅子を二つ並べて寝返りも出来ない、足も曲げたまま、こんな夜の睡眠のとり方も、私にとっては当たり前でした。身体が悲鳴を上げ続けて当然の事をしていたのです。保護家を起ち上げて7年、私の身体は頑張ってくれてたんだと、今になって気付きました。みんなが気遣ってくれて、「ゆみさんにも休みを作ろうよ」そう動いてくれてたのに、自分が休みを取るなんて「罪」だと感じていました。ボランティアスタッフ達が一生懸命頑張ってくれてるんだから、私が誰よりも一番に頑張らなきゃ!…と。この子達をおざなりにして、丸一日休むことに対して、罪悪感を抱えていた。私には、「休む」という人間にとって当たり前の正常な判断すら、出来なくなっていたのだと思います。9/4に「左顔面神経麻痺」と診断を受け、スタッフ達の好意を素直に受け止め、二日間お休みをもらいました。身体はいたって健康な私・・・先ずは「心」を休ませてあげようと思い、大好きなドラえもんのマンガを読みたくなり、思い切って買いました。あと、左目がおかしいので、人前に出れるようサングラスと貼る眼帯も。実は、自宅ではゆっくりできないので、療養するための場所に移動しました。あまり外を歩きたくないのもありますが、ここ7年間、ずっと保護家だけだったので、どこに行ってどう過ごしていいのかすら忘れてしまい、ずっと外を眺めていました。保護家の星空も綺麗ですが、夜景も凄く綺麗で、ずっと見てても飽きません。療養の効果か薬の効果か分かりませんが、夕方から口の中と舌の麻痺も無くなり、久しぶりにちゃんとしたご飯をいただきました。左顔面が麻痺しているので、左の口からボロボロこぼれたり酷い食べ方でしたが、とても美味しかったです。スタッフに、この写真をLINEしたら自分の事のように喜んでくれました…。「やっと自分を甘やかしてあげれたんだね」…って。私が居ない2日間、スタッフとボランティアさん達が一生懸命頑張ってくれました。仕事を有給取って、保護家に入ってくれたボランティアさん、24時間体制で2日間、私の代わりに夜勤に入ってくれたスタッフ、休日返上して保護家に来てくれたスタッフ、心配するボランティアさん達を安心させるために熱弁をふるったであろう藤井副代表・・・今日、読んだ本にこう書いてありました。私一人欠けたって、保護家は回るのに…保護家には素晴らしいスタッフ、ボランティアさん達がいてくれてるのに…。休んだらイケナイ!自分が一番頑張らなきゃいけない!そう思い込んでいたのかもしれません。「ゆみさんが抱えてる仕事を少しでも減らしてあげたい」スタッフ達が、苦手な分野だろうに、お礼状のはがきをデザインして印刷してみたりと、夜遅くまで作業を手伝ってくれる日々です。会のブログ、ホームページの更新、犬猫のカルテの管理、病院運搬…全部スタッフとボランティアさん達が引き継いで頑張ってくれています。みんなから「もっと私達に甘えて!」と、叱られました。もう頑張り過ぎるのはやめようと思いました。二週間に一回お休みいただいたり、手が回らない事は頼ってみたり、夜、介護で眠れないときは、日中にちゃんと布団で熟睡しようと思いました。自分の身体と心を大切にしてあげようと思いました。老犬デイサービスでは、もっとスタッフに頼ろうと思いました。現在クラウドファンディング中の「ハンデのある保護猫カフェ」も、もし、目標額達成出来たら、みんなの力を借りようと思いました。「身体がもう限界だよ!」身体の危険信号に気付かず、私の場合、顔面神経麻痺という形で出てしまいましたが、もし、保護と譲渡だけの繰り返しだったら、顔面神経麻痺ではなく、鬱の方になっていただろう事でした。老犬デイサービスとハンデのある保護猫カフェという未来ある「夢」を追いかけていたから助かったんだと言われました。・・・追伸・・・今、私と同じようにシェルターを運営してる方、多くの犬猫を保護している方、時には、人に頼ることも必要です。休むことも、遊ぶことも、必要です。どうか、どうか、頑張りすぎないでください。辛いことも多々あるかと思いますので、まんがいち私のように追い詰められた時には、明るい未来予想図があると、症状も軽く終わります。決して顔面神経麻痺が軽いとは言えませんが、私のように早く気づき、診断と治療とリハビリと「逃げる」事を少しでも早くスタートさせれば、回復も早いように感じます。(味覚と耳の痛みがなくなったので)どうか、どうか・・・お体を大切にされてください。今、私自身がそうなってしまったから、心から切にそう願います。どうか、頑張りすぎないでください。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・★掲載マンガ・「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由 [ ゆうきゆう ]クラウドファンディングご協力お願いしますNextGoal→ハンデのある猫達の保護猫カフェを!https://readyfor.jp/projects/xxhogoyaxxいのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。 皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165
2017年09月06日
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※前編「リンパ腫と戦う松子を書けなかったのは…」https://plaza.rakuten.co.jp/xinunekox/diary/201811150000/「週一の抗がん剤治療の他に何の治療をしてるの?」藤井副代表に聞いたときに、「エンドキサンという抗がん剤」「・・・えっ?!」シクロホスファミド(エンドキサン)は、毒ガスをヒントに開発されたといわれている抗がん剤、「揮発性を持った化学薬品」だと言われています。ただ、効果の高さがあるからこそ、エンドキサンに変わる抗がん剤はなかなか開発されないんでしょうね…。正直、とてもリスクの高い危険な抗がん剤です。松子の呼吸と一緒に空気中に拡散し、犬猫だけではなく、人間への発がん率も高いのです。「ねぇ、エンドキサンの危険性知ってると?」私の問いに、返ってきたのは・・・この写真でした。「松子に服用させるときは、この格好でやってるよ(笑)」その写真に写る藤井副代表の顔は、いつものおちゃらけたものではなく、真剣さが伝わる表情でした。藤井家は「松子の奇跡に賭けてみたい」と、一日置きに、リスクの高い抗がん剤を服用させていたんです。治療中は必ず換気をするか、外で風向きを考えながら服用させなければいけません。薬を飲ませる方も、被爆のリスクを覚悟しての治療なんです。危険性を知ってて・・・全てを分かったうえで・・・藤井家は・・・腹括ったんだね。抗がん剤の微量被曝は、何年、何十年後に、身体に異変が出て来ますが、何の保証もありません。誰も助けてくれません。「自己責任」しかないのです。「松子の奇跡を信じたい」藤井家が発したその言葉は、自分達へのリスクをも覚悟した上でのとても重い言葉でした・・・。以下は、藤井家を代表しての藤井副代表からの言葉です。「松子はまだ2才なんです!2年しか生きていないんです!抗がん剤の副作用もなく、笑顔で毎日を過ごしています。寿命をお金で買っているだけなのかもしれない…でも、あともう少し…松子に時間を与えてあげたいんです。あともう少しだけ…穏やかな日々を感じて欲しいんです。山下由美代表は、<命を懸けて守る>という本当の意味と行動を、映画のモデルとなったひまわりから学んだと話していました。山下代表の言葉の意味を、今、私は松子を通して初めて知る事が出来ました。自分の体のリスクなんてどうでも良い!松子を守りたい気持ちを抑えられないんです。どうか、松子に時間を下さい。お願いします。」松子が、苦しい、辛い・・・そう感じたときに、抗がん剤治療は終わろうと、藤井家も私も、同じ考えでした。それまでは、どうか治療を続けさせてください…高額な医療陽を、松子一人の延命に遣う事は、正しいのか間違いなのか、答えは分かりません。いいえ…答えはそもそもないのかもしれません。どうか、松子が一日でも穏やかな時間を過ごせますよう、抗がん剤治療のご支援を宜しくお願い致します。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ※「足長基金」には松子のページがありません。私が、本当にこれで良いのか迷いが残り、作っていませんでした。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/(足長さん基金QRコード)宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)「いのちのはうす保護家」HPhttp://pawstamp.com/hogoya/「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://www.hogoya.nyanta.jp/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年11月15日
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11日「自傷行為の柴犬」記事中で、こう呼びかけさせて頂きました。「体に問題をいくつも抱えてるモミに手術を受けさせてあげたい…。無駄かどうかは分かりませんが、少しでも可能性を信じたいんです。どうか…ご賛同いただけないでしょうか…」モミに優しいお心を届けて下さった8人の皆様、本当にありがとうございます。お預かりした医療費を超えないよう、受けられる範囲内の治療を…そう思っていたのですが…モミにとって最良の選択が「断脚手術」でした。モミの麻痺レベルは、想像以上のものだったんです。左後足断脚も、始まりでしかありませんでした…。再度、大きな手術が必要なようです。あと何回…苦しまなきゃいけないんだろうね…なんでモミは、苦しまなきゃいけないんだろうね…なんであんただけが…モミは、心を閉ざしたままです。ガウガウ怒りんぼのモミは、ちっとも可愛くない。全然可愛くないけど…愛おしくてたまらない。モミが生きてきた背景全てが愛おしくてたまらない。レスキューした子達、今、レスキューを待ってる子達を、私たちと共に、守っていただけないでしょうか…。▼宮崎銀行 加納支店 普通口座104601 動物たちの未来のために代表山下 由美▼郵便貯金 17310-434961 口座名義:イノチノハウスホゴヤ▼〒880-1222宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581いのちのはうす保護家090-4484-5165(9:30~22:00 担当フジイ)▼「いのちのはうす保護家」HPhttps://hogoya.com/▼「ハンデのある猫達の保護猫カフェ HOGOYA」HPhttp://hogoya.nyanta.jp/▼「いのちのはうす保護家」公式ブログhttp://hogoya.miyachan.cc/▼「いのちのはうす保護家」Facebookhttps://www.facebook.com/hogoya/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Facebookhttps://www.facebook.com/xxhogoyaxx/▼山下由美代表Facebookhttps://www.facebook.com/yumi.yamashita.7564▼犬猫介護アドバイザー &犬猫看取りコミュニケーターInstagramhttps://www.instagram.com/xxhogoyaxx/▼保護猫カフェ「HOGOYA」Instagramhttps://www.instagram.com/nekocafehogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2019年11月21日
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18年間の歴史に幕を閉じます。取り急ぎご報告まで…理由等の詳細は、後日書きたいと思います。↓新しいブログ↓https://note.com/xxinunekoxx
2024年04月10日
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Facebookをされていない方も多いと思いますので、Facebookにて記録し続けたものを編集しながら掲載させて頂きました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/22皮膚ガンの「うらら」は、進行の早い皮膚ガンでした。日に日に溶けていく皮膚・・。気安めなのかどうなのか分からないけど、毎日痛み止めの注射。「うらら」が食べれなくなったときが、決断の時だと覚悟してましたが・・・とうとうその日がやってきました。うららは、もう何も食べれません。でも・・・うららから感じるのは、「生きたい!」「生きてるんだよ!」スタッフが点滴しながら、ただ、見守るしか出来ない。それがうららの望みならと。息苦しいときは、口呼吸しながら必死で生きている。右眼球の奥に腫瘍も出てきた。進行があまりに早すぎる。手で触らないようエリザベスカラーを考えたけど、うららが不便さを感じないよう自然な環境で、私達で管理していこうと決めました。出血しないよう、傷めないよう、消毒や拭くのは難しい。皮膚がないから、少しの刺激ですごい出血するから。私達が出来る事は、うららが少しでも、快適に過ごせるよう獣医師さんの手を借りる事。うららの呼吸が楽になるよう、酸素室の購入も考えてますが、酸素室に入る事が、うららの望みなのか、分からないのです。誰かと添い寝することが、うららの幸せだから・・。うららには、もう時間がありません。私が何気に過ごしてる1日、いいえ、1時間、1分・・この当たり前な時間の流れは、うららにとっては、当たり前ではありません。1分1秒、必死に生きようとしてる時間なんです。うららは、生き延びる事ができません。目の前には「死」しか残されていません。ですが、最期の瞬間まで、うららを尊重していきたいと思っていました。この写真を撮った翌日、私は東京出張の予定を入れていましたが、出張前日、副代表に告げました。出張をキャンセルしたいと…「うららを置いて行く出張の意味はどこにあるんやろか?目の前の命をないがしろにしてまで行く事が正しい選択だとは思えないから」「それは由美さんの判断に任せる」副代表は、その言葉の後、一呼吸おいて私を叱りました。「・・・ねぇ、ゆみさん!動物愛護法の改正どうなるんだろうね?由美さんは宮崎を代表して宮崎県の声を届けに、国の声を聞きに行くんじゃなかったと?法改正の署名、宮崎で2,650名集めたよね?2.650人の声は?願いは?目の前の命、うららは確かに大事!でも、そのために私らがいるんじゃない?私達の事を信用してないと?あなたは、2,650人の想いを背負って行け!『今』は私達が守る!『未来』は由美さんが守れ!」・・・私は、うららを置いて東京出張を選びました。(この件に関しては後日記事にて)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/23最終便で宮崎に、保護家に戻ってきました。猫ホスピスルームに入ったとたん、うららが「おかえり」と言ってくれてるかのように、何度も何度も鳴いて・・声を出すのもかなり負担かかるだろうに( ; ; )ありがとうね。フラフラしながら、ひざの上に乗って来てくれました。更に目の中が溶け始めてた・・腐臭も強くなってきた・・~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/23眼球の奥にある腫瘍が破裂しました。もう目を開く事すら出来ません。嗅覚、視力、失ったうらら。耳は聞こえてる。しっかり聞こえてる。声にならない声で、話しかけてくる。「楽になりたい」「もう終わりたい」うららから聞きたい。うららから感じたい。痛みから解放させたい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~5/24うららからは、最後まで「楽になりたい」「終わらせたい」という感情は伝わってきませんでした。「人間の価値観を犬猫にあてはめない」「その子が何を求めているか、大事なのは尊重を尊厳する事」その信念で、老犬ホスピス、猫ホスピスをつくりました。その信念で、これまで沢山の子達を介護と看取りしてきました。自分の思い込みや感情は必要ない。立場上、自分を捨てなければいけない事も多々あります。その子その子によって求めているもの、介護の仕方なども違うので、いつもそこには学びがありました。うららもそうでした…。「楽な方に導く事」それは、尊重から外れてしまう。だけど…今回だけは、私の中で「尊重」を捨てました。うららの寝方、手の位置、足の位置、痛み止めの注射も効かなくなっている事を知ったから…。もう痛みから解放させてあげたいと…うららが望んでいることではなかったけど、「安楽死」を決断しました。今、うららな一番必要なのは「安息」だと、そう感じたから。もう苦しみから終わろうね…もう痛みなんて終わりにしようね…安楽死決行の日、私は誰にも告げませんでした。「いつ安楽死を決行するか分からんから、今日が最後の日だと思いながら、毎日うららと接してね。後悔が少ないようにしてね」スタッフにはそう伝えてきました。でも、私は嘘が下手なようだ…。なぜか、「今日だな」と、みんなにバレていました。病院に向かう夕方、スタッフ達が、うららに陽をあててあげようと、外に連れ出しました。うららは、とてもご機嫌でした。開かないはずの左目をパッチリと開けて周りを見渡しました。うらら…緑色の綺麗な目をしてたんやね…。病院に向かう40分という時間、左手でうららの体に触れながら運転。うららは、終始ご機嫌でした。人の手が大好きやもんね。うららは…。血管に針を入れる時、うららは抵抗しました。タオルを咬んで怒りました。「うらら、直ぐ終わるからね。もう痛みがなくなるからね。もうなんも頑張らんでいいとよ。もう頑張りすぎたやん…もういいとよ…」聞こえてるかもしれんと思って、ずっと耳元で声をかけ続けました。うららは眠りにつきました。機械から聞こえてくるうららの心音。少しずつ音のリズムが不安定になり…うららは、19時33分、永眠しました。とても安らかで眠っているかのような最期でした。保護家に戻り、顔をきれいにしました。やっと、顔に触れる事ができた…。もう、痛くないよね?もう、苦しくないよね?~あとがき~うららと過ごした時間は、凄く短かったと思う。でも、うららが猫ホスピスで過ごした時間、うららが猫ホスピスで感じてたもの、一番強く伝わってきたものは・・・「心地良い」という感情でした。本当は、うららはまだ死にたくなかった。本当は、うららが自分で最期を決めたかった。私は、うららが望んでいる事を尊重しなかった。でも、そこに後悔はありません。そんなとき、古くからの有志に、こう言われました。「安楽死が尊厳死ではないかというと、線引きがとても難しい。尊厳て人によって取り方は違う。死の崖っぷちに動物と一緒に立つ由美さんを見て思うのは、その子たちに、気高い死を迎えて欲しいという想いを、全力でその生に傾けているのだということ。それが正に、尊厳死だと思う。由美さんの手に託されているのは、単なる命だけではないからね。全力でその子に想いを傾けたときに、出てきた判断だったんだろう。うららには安息が必要だと、心の底から思ったんだろうね。安息もまた気高い最期だと思うよ」その言葉に、なぜ私は老犬ホスピスを起ち上げたのか、瀕死の猫達をレスキューするようになったのか、もっと深い部分にあった答えに気付きました。「辛さ、孤独、悲しみ、そんな思いを抱えたままガス室で死なせたくない!」「尊厳のある最期を迎えさせたい!」そんな思いで老犬や瀕死の仔達をレスキュー始めたけど、「気高い最期」「安息の最期」自分が最も大切にしてたものは、この二つだったんだと、気付く事ができました。時に、人間が決断する事も必要なんだと思ったけど、その決断の瞬間を、決して間違ってはいけない。早くてもダメ、遅くてもダメ、見逃すなんてことは絶対ダメ!そのためには、固定観念、先入観、自分の感情を、一度捨てなければいけない。だけど、自分の判断が間違っていなかったと、ハッキリ断言はできない。数時間後、数日後には、うらら自身が決めた最期の時が必ずあったのだろうから。私が殺したことに間違いはない。だけど・・・その子には何が必要なのか、自分に出来る事は何なのか、五感、第六感、全てを集中させていきたいと思いました。お願い事ばかりで申し訳ございません。医療費のご支援を、呼びかけさせてください。どうか、よろしくお願い致します…。宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 いのちのはうす保護家 090-4484-5165(担当フジイ)いのちのはうす保護家」 http://pawstamp.com/hogoya/お問合せ先は、HP内の「お問合せフォーム」からお願いします。
2018年05月25日
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珍しく2日続けての記事です^_^;会のブログにて告知しておりましたが、9日、10日、宮崎県内の映画館にて「ひまわりと子犬の7日間」の舞台挨拶をさせて頂きましたが、立ち見の劇場もあり、ビックリしました。平松監督と、堺雅人さんのモデルとなった職員さんと、職員さんの息子さんの上野譲治さんです。なぜ息子さんもご檀上なのかというと…芸人さんで、「ひまわりと子犬の7日間」にも、とても重要なシーン(ワンシーン)で、出演しています。映画を観られる方は、上野譲治さんを是非、探してみてください。「ワンステージの度に涙してます」と、自分でも苦笑いでしたが、舞台の上から、お客様のお顔を見ながら…とても不思議な感覚だったんです。「一匹の犬が、ここまで宮崎を…全国を…人間を動かしたんだ」って。私達人間が、どんなに正論だとしても、価値観の違う人間の心を動かすのはとても難しい。どんなに綺麗な言葉を並べても、動物の訴える「心」にはとてもとてもかなわないんだと思いました。人の心を動かすのは、言葉ではなく心と心なんだと…そして…行く劇場劇場に、支援者の方、ボランティアの方、保護家のスタッフの顔がありました。「支えてくれてありがとう!やっと階段を一歩上ったよ!」そんな感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました。舞台挨拶や取材でも、いつもお話しているのですが、平松監督と出会えて本当に良かった…監督が平松恵美子さんで本当に良かった…3年前、松竹さんより映画化のお話を頂いた時には、正直、嬉しさよりも不安がいっぱいでした。ひまわりのメッセージは伝わるんだろうか…伝えきれるんだろうか…一時期は、映画化なんてなくなってもよい!そう思ってしまい、放棄しようとしていた自分が居ました。いい加減な気持ち、投げやりの気持ちからではありませんでした。ひまわりは…「奇跡の母子犬」は、私の活動の原点でもあり、私が今、行動に移している事、今の自分の動物愛護への信念は、ひまわりから学んだことでもあり、私にとっては「宝物」なんです。ですが・・・松竹のプロデューサーさんも、平松監督も、何度も宮崎まで来て下さり、色んな話を重ねてきました。そのときに、平松監督から「奇跡の母子犬は、愛情の連鎖の物語です」という言葉を頂き、平松監督と価値観が同じだと気付いたんです。この監督なら、全てを託しても良い…と思えたんです。松竹のプロデューサーも、私が何を嫌がるのか、何を求めているのか、私の気持ちをとても尊重して下さっていました。その方々だったからこそ、素晴らしい作品が出来上がったと思います。ひまわりと堺さん扮する職員さんが、心を通わすシーン。平松監督は、俳優さん達に「奇跡の母子犬」の本を手渡したそうです。「明日はとても大事なシーンになります。 もう一度読んできてください」と…堺さんは、ひまわりと職員さんが寄り添いあってるページを撮影直前まで、ずっと眺めていたそうです…ひまわりと職員さんの「心」になろうと…それがあの迫真の演技だったんだと思いました。私が保護活動している中で、最も気を付けている事があります。犬のペースに合わせる…という事です。この映画の中でも、感じ取れるかと思いますが、犬が人間に合わせるのではなく、人間が犬に合わせるんです。人間が、その仔の生きてきたドラマを知る事…そこからが、信頼関係を築いていくことのスタートなんです。人間と犬との絆を、本当に大切なものは何かを教えてくれる映画になっていると…私はそう感じました。松竹の皆様、平松監督、文化本舗さん、宮崎県観光推進課職員の皆様、本当にありがとうございました。※緊急のお願い毛布が底をつきそうです・・・まだまだ夜は冷えるので、猫、犬、毛布を敷いておりますが、衛生面で、糞尿の不着した毛布は使い捨てしており、(一日平均四枚破棄)あっという間になくなってしまいます。もちろん中古でも構いません。ご支援、どうかよろしくお願い致します。チャリティーショップ開設しました。売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/まだまだ工事中の箇所が多くて申し訳ございません<(_ _)>※現在、成犬用フードが不足しております。サイエンスダイエット、アイムス、ユーカヌバ、ロイヤルカナン、アーテミス、アボダーム、ピュリナワン、ファーストチョイス、プロプラン、メディファス、「なぜ値段の高いフードを指定するのか」とご指摘頂きましたが、保護家は多頭飼育なので、少しでもストレスがかかり、免疫力が低下すると、病気にかかりやすくなります。普通のフードと、高栄養のフードをブレンドして食べさせております。できるだけ免疫力を高めるために、どうかフードの指定をしている事をお許しください。どうかご協力よろしくお願い致します。にほんブログ村にほんブログ村 管理所の子達...保護家の子達のお家を...どうか助けて下さい...。皆さんの力を貸して下さい...。保護家を、レスキュー活動を続けさせてください... 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165FBFB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2013年03月15日
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先日、日向管理所よりレスキューした半身不随の犬・マール。犬猫がダメで、うちの犬猫がチョロチョロしてるのが見えると、怒って吠えています。自分が身動き取れない事での、恐怖心からなのでしょうか…結構こう見えて、ハッキリ自己主張もしてくれます。場所が悪いと、イライラして毛布を咬んだり、「違う違う!」と唸って教えてくれたりと、その点は、すぐに気付けるので助かってます♪床擦れができないように、朝、夜、夜中、体位を交換していますが、間隔はもう少し短い方が良いのでしょうね…膀胱絞りも、朝、夜、夜中の三回ですが、実は、犬の膀胱絞りはマールが初めての経験なので、「ヘタクソでごめんね」と謝りながら、時間かけてやらせてもらってます。猫のように簡単にはできないですね…体が大きい分。私、マールと居れることが、今とても幸せです。生きててくれてありがとう…ただただ、それだけですが、マールが何を求めているのかまだ分からないので、自己マンな介助にならないように、マールとしっかり向き合っていきたいと思います。※緊急のお願い※保護家で使用していた「乾燥機」が壊れてしまいました。多頭飼育なので、毛布は毎日洗濯し乾燥機にて高温消毒していました。ご自宅で使用していない乾燥機がありましたら、中古でも構いません…どうか、お譲り戴けないでしょうか…子猫用のミルクが切れてしまいました。現在、ロイヤルカナンの粉ミルクを飲ませていますので、可能であれば、同じロイヤルカナンだと大変助かります。途中でメーカーを変更して飲ませると、小さすぎる子猫は、下痢をしてしまうので…犬用、猫用の哺乳瓶も不足しております。いつもお願い事ばかりで、本当に申し訳ございません。生後すぐから離乳までの子猫用ミルク(生後0歳より2ヵ月齢まで)ロイヤルカナン【セール】【猫... 保護家ブログ皆様のご協力ご支援どうかよろしくお願い致します。 宮崎銀行 加納支店 普通口座 104601口座名義:動物たちの未来のために 代表 山下 由美 郵便貯金 17310-434961口座名義:イノチノハウスホゴヤ〒880-1222 宮崎県東諸県郡大字国富町八代北俣2581 山下 由美090-4484-5165 売上の一部が、保護家の維持費、医療費、等になります。どうか、皆様のご協力をよろしくお願い致します。http://xxinunekoxx.cart.fc2.com/ ↓会のHPはこちらからです↓http://xxinunekoxx.web.fc2.com/にほんブログ村にほんブログ村FB FB開設してます。個人的な内容の記事も多々ありますが、 保護活動のリアルタイムな記事を載せています。★「いのちのはうす保護家mailお問い合わせ★山下由美mailお問い合わせ
2014年03月23日
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2024/4/10ブログ移転しました。(旧)楽天ブログ → (新)noteブログ↓新しいブログ↓https://note.com/xxinunekoxx※2024/5/6noteブログ更新「君のプライドを守りたかった」
2024年05月06日
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東京都動物愛護相談センター世田谷支社に見学に行ってきました。人口の多い東京都なのに、殺処分頭数が宮崎県より少ないんです。積極的に「犬の躾け方教室」「猫の飼い方教室」を行っていて、譲渡する際にも「譲渡前講習」「譲渡後講習」。猫に関しても、徹底的な講習会を行っているそうです。そのため、譲渡後のリターンは全然ないそうです。そして、多くの愛護団体さん、個人ボランティアの方が登録していて、その数はなんと18団体っ!!(内・個人ボラさん3名)センターの職員さんも、多くの団体さんの目があるので、色んなアドバイスを頂く事ができます・・・とおっしゃってました。咬傷犬に関しては、宮崎県は譲渡対象から外れてしまいますが、東京都は、様子を見て譲渡できそうな仔は譲渡できるそうです。犬が咬むのには絶対に「理由」があります。それをちゃんと分かってくださっているんですよね・・・。猫用の部屋です。やはり・・・東京都も猫の譲渡率は低いとの事でした。応急処置室です。怪我をした仔など簡単な治療ができるようになっています。飼い主がいるかもしれない仔は、大きな手術はできないそうです。「一週間、痛みがあるとたまらないですからね」センターの職員さんがおっしゃっていました。宮崎の管理所は、痛み止めを外から持ってきて服用させるしかできません。だって・・・管理所には獣医師がいないのですから・・・「昭和50年代に建てられた古い施設です・・・ペンキもあちこちはげて・・」とおっしゃっていましたが・・・宮崎の管理所とは、天と地の差ですっ(^^;;) 確かにペンキは所々剥げてはいましたが、床は水はけも良さそうでジメジメ感は全くありません。外の光が沢山入ってきてて、冷暖房付きです。東京都は・・・というより都会は?になるのかな?やはり住宅事情の関係でしょうか。小型犬や純血の仔が多く、mixの中型犬は、とても少ないそうです。いたとしても・・・譲渡率はかなり低いそうです。・・・宮崎県と全くの正反対です。敷地内には「ふれあいコーナー」もありました。こんな事言うと・・・怒られそうですが・・・熊本市のセンターも、神戸のセンターも、誰でも足を運べる入りやすい施設だと感じました。いいえ・・・宮崎県の管理所が特別なのかもしれませんね・・・。帰りの飛行機の時間の都合で、30分位しか時間はありませんでしたが、東京都動物愛護相談センターの職員さん、ご説明ありがとうございました。沢山の書類も頂き、今後の「委託事業」の参考になります※本日8月1日、午前9時30分より大瀬町の宮崎中央動物保護管理所で宮崎県とNPO法人みやざき動物のいのちを守る会との協働事業命の架け橋~犬ねこ譲渡推進事業のオープニングセレモニーが開催されました。代表の挨拶を聞きながら・・・色んな事が頭をよぎり、おめでたいセレモニーだというのにまた泣いてしまいました【>
2008年08月01日
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