金盛館からの谷川岳南面の積雪は少なくやっと岩肌を覆った程度だが、明朝は雪で見えないだろう。この二つの旅館で木の実ブローチが24,000円ほど,辰巳館の炭も40袋分売れていた。ブローチは私個人、竹炭は里山活動の資金になる。ありがたいことだ。
研修会は宮下講師による「炭は生き物の命も助ける」というテーマ。私は是非聴きたかった内容のものだ。ここ40年以上、大気汚染による雨の酸性度が上昇し(現在はPH4.0~4.2)程度だという。このような雨によって地球上の土壌に眠っていた猛毒の「アルミニウムイオン」が溶解して実を作るうえで大切なリンを奪って植物も動物も実を結べなくなってきているという。今秋の熊が里に出できて被害をもたらし、多くが射殺された現象も納得がいく。人間の精子も同じように急激に減少しつつあるという。それは食物のリン含有率減少によるものだという。これを改善するのが「炭」で溶け出したアルミニウムイオンを吸着してくれるという。この具体例をいろいろとお話ししてくれた。まさに「竹炭」を作っている私にとって強い応援をいただいた気持ちで嬉しく楽しい勉強になった。(下の写真は金盛館からの谷川岳南面)

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