以前よりも本来住む世界がちがう場所から移植された高山植物たちは悲鳴をあげていた。ウスユキソウなどは各地にはあるけれど、それぞれ緯度や高度、土地の環境などによって、特定された場所に同種のものが場所により姿・形を変えて区分されているのに、「全員集合...」をかけられても、ここの地形や気候に耐えて生きるのは辛い。
タカネビランジやイワヒゲなど高山の特定な場所に限られるものはことさら辛い。
「ヒマラヤの青いケシ」など異国のものまであり、植物にとってまさに残酷物語の里だ。
もっとも、動物園なども同じことが言えるが、室内ならは湿度や温度コントロールもできるし食料も加工できる。
でもちょっと考えて欲しい。植物は光合成(光と水)だけでその場の食物連鎖を支えるデリケートな生き物なのだ。表情も感情も出さない。ただ、枯れ死するまでだけ泣きながら耐えている。
その中でちょっと元気そうだった「セイヨウオキナグサ」を貼ってみた。外来種は気候さえ合えば強いぞ...。怖いぞ! まして平地で生きているものは・・・。

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