やまぶろぐ・登る呑む撮る滑る山ブロガー

2016/05/15
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カテゴリ: 登山
今年二回目の家族登山であります。晴天が多く気温も比較的快適な五月の連休過ぎに、登山をしなくていつするのか。富山県呉東地域で人気のあるお手軽登山の山と言えば、馬場島の中山(1255m)か、あるぺん村近くの尖山(559m)が双璧だろう。今回は気になるものがいろいろある、尖山に登ってみることにした。

山行記録は趣向を変えて、まとめサイト的に記載してみます。家族登山での注意点などをまとめてみました。

■先ずは気になるところへ
 あるぺん村では月に一回、 ヤッホーマーケット なるクラフトフェアが開催されている。一度は行ってみたかった。やまやろうは最近アウトドアチェアが気になるものだから、そのブースに長く滞在していた。家のウッドデッキで使えるような低床の椅子でも買ってみようかしら。

こらどまはクラフトよりも、ふれあい牧場です。嫁さんはニンジンを切って持ってこようかと思っていたらしい。あいやーせがまれて、ニンジンを100円で買わされた。次回からはちゃんとニンジンを持参しましょう。誰よりもヤギにニンジンを食わせたいむすめであるが、一番怖がっていた。

■お昼は変り種
 尖山とこのコンビニは、セットではないかい?  立山サンダーバード であります。今回の登山のお昼は、ここのサンドイッチとした。足りない分は嫁さんの握ったおにぎりだ。ほぼ全て、270円の価格で統一されている。どれもこれも変り種なものだから、価格が異なっていると、購入に慎重になって安価なものばかり売れてしまうおそれがある。同一価格なら、がっつり肉系に行きましょうか。


 立山サンダーバードの兄ちゃん(息子?)が描くデザイン画が、とても素敵なのだ。オリジナリティがありつつ可愛いし、カラフル。ハガキや缶バッジも販売しているので、気になる方は是非。

■ミニバンでの入山
 サンダーバードからは、横江の集落から入る道が登山口に一番近いのであるが、道が狭い上にクランクとなっている箇所があり、ミニバンで入るのはちょっと厳しい(行けなくはないが切り返す可能性は高い)。一旦あるぺん村に引き返し、「大辻や」の脇の道から入るのが安心であろう。太陽光パネルや、放牧牛を見ながら砂利道を進む。

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■いよいよ登山開始
 泥だらけになるのを覚悟すれば、登山口までクルマは入る。うまい具合にスペースが空いていた。

11:12 出発。家族登山の最大の課題は「こどもの機嫌を損ねず、いかに自力で歩かせるか」に尽きる。そのためのノウハウは幾つかあるのです。それを書いていきます。

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林の中の登山道を歩いていて気づいたのだが、いつもよりも道がぬかるんでいる。これまでも場所によっては法面から染み出した水が道をどろどろにしていたが、今回はその場所が多いし長い。靴の汚れを気にするむすめが遅れがちになる。

滝の手前の木橋は、丸太から板張りに変わったのね。

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■自分の持ち物くらいは担がせる
 次男坊4歳は空荷にしてやったが、大きくなったら自分の荷物(水筒、タオル、おやつ、防寒着、持って行きたい小物)は自分で担がせたい。そうやって自立心を育てていきたい。それ以外の必要なものは、当然親が担ぎます。

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■基本は、長袖・長ズボン


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■水分は多めに持参
 各人に麦茶の入ったボトルがあるが、今回のような暑さではそれだけでは足りないかもしれない。親は水などを多めに持って、不足分に備えておきたい。やまやろうは今回、自分の飲む分と山頂でのコーヒー・味噌汁分+予備として、2.5リッターを担いだ。それでもギリギリであった。

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■伝家の宝刀
 歩きが長くなってくるとどうしても集中力が途切れる。小さいこどもなら尚更だ。今回も次男坊は「もうこんな山登りたくない!」と駄々こねた。そういう時には気分転換とエネルギー補給として、飴ちゃんを与えよう。うちの子も復活したよ。飴ちゃんがないと、我が家は登山できないな。

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■あいさつ


■恥ずかしいからサングラス
 眩しさ低減のために、サングラスをかけてみた。それに加えてメガネのずれ防止の効果もある。やまやろうのサングラスはメガネの上からかけられるタイプなのだ。街でクイクイずり上げているメガネも、サングラスによってずれることなく視界良好であります。すれ違う登山者とのあいさつでは、顔をちらり見ることになるが、晩生のやまやろうとしてはサングラスがあることで、しっかりと相手の顔を見ることができるメリットが追加される。

11:53 階段を上り切ったら山頂だ。人で賑わう。

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山頂に着いたらお昼ですぞ。サンダーバードで買ったサンドイッチだ。これはエビカツ。ちゃんとエビエビしていた。

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■日よけは万全に
 日よけのための帽子は必須として被らせるとして、その他にも何かが必要だ。こどもは帽子を嫌がることがある(今回がそうだった)。タオルを頭の上からかけることで帽子の代わりになる。自分も山頂でやってみたが、体感的にはかなり楽になった感じがあったので、これはお勧めです。

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山並みを撮影してみたが、鍬崎山はもう早や雪がなくて真っ黒ですな。

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余りに暑くて日陰に逃げ込む次男坊。尖山の頂はさえぎるものがないから、直射日光が厳しいな。夏場はツェツトを持参して日よけを作らねばならなそうだ。

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■嗜好品は、好きなものを
 低山なのだから、好きなものを飲み食いしておきたい。我々は今回はコーヒーがそれであった。状況によってはノンアルビールでも良いし。今回はたくさん水を担ぎ上げたから、やまやろうはコーヒーを二回楽しむことができた。一緒に食べる甘いお菓子は外せませんな。また、味噌汁も作ってみた。こちらはおにぎりとベストマッチで、今後も登場するかもしれない。

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まあ、取って付けたような記念写真を撮ります。三人てんでばらばらでまとまりがありません。

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13:00 下山。山頂の人々は次々に入れ替わる中で、やまやろう家はずっと留まっていたような。次男坊は下りが怖いらしい。赤土の上に散らばっている石に乗ると滑ってしまうからだ。手をつないでも、うべうべ言って進行がままならない。

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■声掛けは重要
 結局、次男坊は嫁さんと手をつないで下山した。おとうでは怖いのだとー。くじけそうになった時の声掛けは重要だ。親としては自力で行動して欲しいのだ。ほめてほめて、何とか自分で歩かせてみた。

そうは言ってもどうにもならないこともある。最終的には担いで下山することも念頭に、 ザック搬送 のやり方も覚えておいて損はない。

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ゴール間際の湧水で喉の渇きを癒す。冷たくて美味しい。こどもに飲ませるリスク(ピロリ菌の感染)は、各自考えてください。

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13:47 駐車場に到着。こらどまは、最後まで頑張ってくれました。

■着替え
 こらどまには必須です。上も下も、場合によっては下着も必要となります。本来ならば山行中にも持参すべき(山では川に落ちることもあるし、○ンチをもらすこともある)であるが、ある程度大きくなったら下山した時の着替えで十分であろう。

以上、尖山で感じた親子登山の注意点でした!





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Last updated  2016/05/16 10:49:02 PM


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