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2005年05月16日
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「失敗を恐れるな」とよく言われる・・。

私はそんな無責任なことは言えない。

誰しも失敗などしたいはずがない。
それに失敗をしたら、失敗をし続けたらどうなるかを考えたら・・・恐ろしい結果になることがありありと浮かんでくる。

当然だ。

そんな恐ろしいことを招きかねない失敗について、「恐れるな」などとはとてもじゃないが言えない。



もちろん、本来の意味を理解せずに屁理屈をこねようというのではない。



なぜ、こんなことを言うのかというと、私の身近(だけ?)であまりにも、ご都合よく「失敗を恐れるな」を唱え、同じ(ような)失敗を何度も何度も何度も何度も繰り返している輩が多く、眼に余るものを感じるので取り上げてみたいと思ったからだ。


本当は失敗は誰しもいやなものである。


メモの書き損じのような程度のものから、仕事の失敗、友人関係の失敗、家族の失敗、、、、果ては人生の失敗。

あまり大きくなると、生れてきたことそのものが失敗となる・・。
これはねえ・・。

(ちなみに全然関係ない話であるが、明石家さんまさんのお子さんの名前が「いまる」。“生きてるだけで丸儲け“からとったそうな。“「い」きてるだけで「ま」「る」もうけ“・・・ホンマかいな?と思ってしまうが・・・)



「失敗して、失敗して、失敗して・・・挙句、奈落の底に落ちてしまってどうしようもない・・・。そんな人生って素晴しい!最高!!心底憧れてしまうなあ・・・。」

とのたまう御仁がどこにいる?
いれば、すぐに然るべきところへお連れしなくてはならない。

もしくは、

「その言葉、間違いないな!覚悟なされい!!」

とばかり、お望み通り地獄の底まで突き落として差し上げるのもいい。

ま、それは後味が悪いから、遠慮しておこうか・・。







誰しも失敗はしたくないものだ。

しかし、成功を望んで行動するうちにその過程において失敗には数限りなく見舞われるのが世の常識である。





私は、失敗をした人には本人がまだ気づいていないような“恐ろしい”点についても教えて差し上げて、その上で対処法をアドバイスすることが多い。


ちなみに気の小さい人、気が弱い人にただただ頭から失敗を恐れるな!と言っても土台無理な話である。
それができれば皆、苦労はない。


それは「強者の論理」だ。
(ま、私もその気配がないでもないが・・・)


では、失敗を恐れるといいのか?

ま、失敗を恐れないよりは遥かに良いということだ。


失敗を恐れないというのは、ともすれば勘違いを生む。

とんでもない失敗をしでかし、特に人様に多大なる迷惑をかけてしまって、それで「恐れるな」とか「気にするな」なんていうのはおかしな話である。




膨大な借金をつくって失敗・倒産した人物がその償いを完了させることなく、素知らぬ顔でまた新規事業に手を出す・・。
これはあまり、感心しない。いや、けしからん。実際に、身近でもその様な話がある。迷惑をかけたままで、ロクに償っていない者が、ヌケヌケと“社会復帰“してしまい、迷惑をかけられた人が、いまだにその傷を修復できずに苦しんでいる・・・。

私が、この迷惑をかけられた側であれば、迷惑をかけてくれた御仁のことを恐らく・・・・斬る(日本刀を用意せい!!!)。



アメリカではカンタンに敗者復活だとか、チャンスは無限だとか言っているが、それを受け入れる背景・文化・制度がまったく異なる日本で、そのまま導入するのは無理があって当然のことだ。



で、「失敗を恐れよ」とはどういうことか。
そのまんまではやはりダメである。

ただ恐れていては潜在意識がはたらいて、その恐れていることを実現させてしまう。


失敗を恐れながらも、ここで必要なのは「勇気」だ。
恐ろしい対象にも「勇気」をもって当たらねば、ということだ。


失敗を恐ろしいと感じることはとても重要だ。平気の平ちゃんになってしまっては、そんな無神経な人間になってしまっては、所詮そのあとの展開で必ず大きくつまずくことになる。



一度失敗をしたら、しっかりと反省をし、工夫改善を施し、渾身の勇気をもって新たな挑戦をする。



ついでに言えば、
【同じ失敗を二度繰り返すのは恥である!!】

そう、同じ失敗は二度とやってはならないのだ。
一度めの失敗でしっかりと反省し、教訓を得、再発の防止につとめなくてはならない。

ところが・・・同じ(ような)失敗をくり返しくり返しくり返し・・・、それでも失敗を“恐れず”また同じ(ような)失敗を繰り返す・・・。



バカだ。


実際に身近にそういう人がいたのだ。



「どんどん失敗しろ」

と上司に言われ(もちろん、上司はそれを教訓にしてどんどん成長せよ、という意味だが・・)、その表面的な言葉どおりに“どんどん”失敗を重ね、取り返しがつかない状況をつくってしまった。

反省をまったくせず、同じ失敗を何度もくり返し、罪悪感も持たず、むしろ失敗で人様に迷惑をかけておきながら、踏ん反り返っているという始末・・・。

信じられないようであるが、実際の話である。




もちろん、失敗をしでかして、萎縮してしまい、挑戦意欲が低下・消滅することは最悪である。だからといって、何回失敗しても工夫も改善もなく、ただただ気を取り直すだけでまた同じ失敗をしでかすのでは、本人のエネルギーのロスだけではなく、そのまわりにいる人々に迷惑がかかっていることで、膨大な損失が生じているということだ。




本田技研にはむかし(創業者 本田宗一郎さんがご存命のころ)、「失敗大賞」というものがあり、毎年、社員大会ではその多大なる失敗をした人を表彰していた。

捉えようによってはとても厭味な感じであるが、真意はもっともっと明るく前向きのものだ。

たとえば、当該年度においてもっとも多大なる損害を会社に与えた人。

20億円の損害を会社に与えてしまった・・・。
普通ならクビだな。(場合によっては、会社がこの世から消える・・)


ところがここでは、その張本人を表彰し褒め称えるのだ。



理由はお察しのとおり。
そもそも20億円もの損害を会社に与えるには、チマチマした小さな取り組みでは起き得ないことだ。相当、大胆な発想と行動をもってして初めて起こること。
そこで、せっかくのこの大胆なチャレンジの姿勢を萎縮させることなく、むしろ、その姿勢をさらに拡大するとともに、今回の失敗を素晴しい教訓として活かし、大いなる挽回を図ると共に、全社に向けての勇気付けとしても貢献してほしい・・・・、という主旨のものだ。


さすがだ。


戦後、バイクから始まり、やがて自動車メーカーとして一流どころとしての世界的地位を確立し、近年では航空機の製造にも乗り出しているのは、ほんと、さすが!と感心してしまう・・。



失敗の怖さをしっかりと認識しつつも、勇気をもって新たなチャレンジを続けていく・・・。積極果敢に・・。
それでこそ人の道に違わぬ誠実な取り組みといえよう・・。



よっしゃ!また走ろうか!!






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最終更新日  2005年05月23日 16時30分04秒
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