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2005年05月27日
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唐突ではあるが、私の最近の思いだ。

だいたい、“男らしく”などと言ってムキになっていること自体、何とも子供じみてみえることだろう。

しかし、こればかりは私が現時点において存在する地点なので、ま、背伸びをしても始まらないということで開き直っておこう。


その思いのキッカケとなったのは、ある詩に触れてのこと。


王陽明に関する記事を見ていると、「シュウシュウ吟」(“シュウ”の字は口偏に秋と書くが、変換できませんでした・・)という詩があった。

これは、王陽明がまさに血の出るような一生の深刻な体験からほとばしり出た作品とのこと。

ま、私には、「血の出るような一生の深刻な体験」というものが足りない、いや、まだしていないのだろう・・・。(腎臓をいためて血を流しはしたが、それはここではカンケイないな・・・)自分のことなのに、この程度の所感である。何とも情けないことだ・・・。



原典はもちろん、漢文だ。



それをそのまま載せるのは大変(・・・変換不能の漢字がゾクゾクで私には無理)なので、訳されたものの一部に触れると・・・






知者はなんの惑うところもない。仁者はなんの憂うるところもない。君はどうしてくよくよと眉をしかめておるのか。足にまかせて歩いていけば、みな立派な道だ。なにも道が良いとか悪いとか、くよくよすることはない。大きな目で見ておれば、天がちゃんと審判をする。ああだこうだと人の謀るものではない。

(中略)

男たる者はその虚舟の如くおおらかで、屈託なく、宇宙大に生きるべきである。あれこれとものに束縛されて、まるで牢屋にぶち込まれて、手も足も出ぬ囚人のようになって暮らす、そういう暮らしは男たるもののなすべきことではない。格子なき牢獄という言葉が終戦後はやったが、自ら格子なき牢獄にとらわれておる人間が随分おる。

あたら人間、大丈夫と生まれながら、千金の珠で鳥雀を弾ずる様なことをすべきではない。土を掘るのに名剣を使うような馬鹿はいまい。この大事な身体、この大事な自己というものは、つまらぬ問題に無残につかうべきではない。どうも人間はつまらぬ事にこだわり過ぎて、何て馬鹿なことをやって、やきもきしているのだ。

(中略)

馬鹿がおって、あるとき喉がつまった。それからというものは飯を食うこともやめてしまった。所謂羹に懲りて膾を吹く類である。愚かなるものは溺れることを恐れて、溺れまい溺れまいとしてかえって自分から溺れてしまう。愚かなるもののよくやることです。

人生、命に達すれば自らさっぱりと又おおまかになる。徒に誰が言ったとか、言われはせぬとか、いうようなことをがちゃがちゃ言うておるが、そういうけちくさいことはさらりと捨てて、天を信じ、天にまかせて、虚心坦懐、無心になって、自由自在にやってゆけば良いのだ。

ここに来るのには大変ですが、一吟一詠それだけで胸がすっとして、心が大きくなる。飯もうまくなり、人も憎めなくなる。この頃の日本人は何とけちくさいことでしょう。いや、そんなこともサラリと棄てましょう。
(以上、安岡正篤先生の解説より)





解説文は実際、もっと膨大なものであるが、これを思わず10回以上くり返し読んでいた。と、言うよりも引き込まれるようにして読まされ、心に焼き付けられた。

女性からは「男」「男」とやたらに言うなとお叱りを受けそうである。





突然ではあるが、思えば中国の宦官はエライなあ・・・。
だって、去勢されるのだろ?

司馬遷であったか、確か武帝の怒りに触れ腐刑を受け、後に許されて中書令となった。
その後、二十余年の歳月を費やして「史記」の草稿を完成した。

すごい精神力だ。去勢されてしまうと、当然ながら意志の力も大きく低減するだろう。そうであるにも拘わらず・・・。ご立派!!



おお、考えただけで恐ろしい・・・!!
いや、別に変な意味はないのですが、やはり・・・、ねえ・・・。



男になりたい!と、私が叫んだところで、そもそも「男」の定義が人によってかなり違うであろう。

単に、動物学的に「♂」というだけの感覚の人もいるであろうし、日本武士道的「男」を意識する人もいる。あるいは西欧の開かれた「男」のイメージを浮かべる人もいるだろう。

私は、・・・・。ま、ここで論ずるのは野暮だからよしておこう。すでにこういう取り上げ方をしていること自体がそもそも野暮であるが・・・。


いずれにしても、立派な男になりたいものだ。
そして、男として立派に生き抜き、男として立派に死にたい。

つまり、男としてブザマな死に方はしたくないということだ。

それは、男には限らないが、座して死を待つようなことだけは絶対にしたくない。・・・しない!と決断。


男と女の中間の存在とか、あるいはその両方があるとかいうのはねえ・・。
両方あるということは、ミミズと同じか?ミミズは♂♀両方を一個体が有し、それぞれの役割もこなす・・。よく考えてみると凄い!

最近は、性同一性障害という病の方もおられ、あまり不用意に男論をぶつのもいささか考えねばならないとは思うが、本当に考えねばならない患者さんはごく一部だ。

芸能界や汚らしい飲み屋で騒いでいるタレントは・・・・、あれはダメだな。(キッパリと言い切ってしまうが・・・)
去勢している奴は、♂♀どちらの役割も果たさず、これではミミズに負けておるではないか。
その存在も同じだ。(かなり、暴言だな・・・)



ちなみに女性の方には話の要素は異なるにしても、ベースはやはり同じではないだろうか。



女性なら、

『女になりたい、女で生きたい、女で死にたい・・・』

だろうか。



話が変な方へ向かいそうなので、今日はこの辺で。


ありがとうございました。





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最終更新日  2005年06月02日 08時44分44秒
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