文春新書『英語学習の極意』著者サイト

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観劇・読書メモ 11

平成24年5月14日~9月19日の実況です。項目ごとに、日付を遡る形で記載しています。
ひとつ前の 平成23年12月28日~平成24年5月13日 の実況はこちら。
ひとつ後の 平成24年9月20日~12月26日 の実況はこちら。

観 劇:

【観劇マナー】
上演中、
コンビニのビニール袋 ノド飴の小袋 のシャカシャカ音は、 劇場じゅうに響きます。
ビニール袋は 手元に置かず 足元に。 ノド飴は 開演前に口に含む。 これが大事なマナーです。


240915 ブロードウェイミュージカル  ミリオンダラー・カルテット @ 東急シアターオーブ   リーヴァイ・クライス ほか
(トニー賞受賞のオリジナルキャスト。役者さんたち自身が舞台上で歴史上のスターとして演奏している。英語がほとんど聞き取れなかった。エルヴィス・プレスリー役は、代役だったからか、やや精彩を欠いた。)

240913 ミュージカル・ロマンス  ダディ・ロング・レッグズ  ~足ながおじさんより~ @ シアタークリエ   脚本・演出: John Caird 出演: 井上芳雄、坂本真綾
(坂本真綾さんの平成21年の帝劇レ・ミゼのエポニーヌがすばらしかったので、今回の舞台、とても楽しみだった。本作は、音楽がミュージカルらしからず、つぶやきが高揚してメロディーになった感じ。さわやかで、濃密な構成。)

240908 ミュージカル  ミス・サイゴン @ 青山劇場   市村正親、 笹本玲奈 、山崎育三郎、岡幸二郎、木村花代、泉見洋平、池谷祐子
(新演出版。以前はクリスに再会したキムが自分の思いを主張する場面があったと思うが、新演出では死にいそぐような自死だ。息子のタムを引き取らせるためというより、トゥイへの贖罪のための死のように思えた。バンコクのゴーゴーバーの玲奈ちゃんのビキニ姿を楽しみにしていたのだけど、新演出ではアニメの少女戦士のような装いになっていて、拍子抜けしてしまった。「命をあげよう」 は、わりとあっさりと歌った感じ。クリスとのベッド・インは、翌朝の裸の上半身の後ろ姿でさらりと表した。エレンのための新曲はよく消化できなかった、もう1度聞かないと。)

240821 シアターコクーン・オンレパートリー+大人計画2012  ふくすけ @ Bunkamura シアターコクーン   作・演出: 松尾スズキ、出演: 古田新太、阿部サダヲ、大竹しのぶ、多部未華子
(場面転換のテンポとサービス精神、そしていささかの絶叫調に、野田秀樹さんの「走れメロス」を思い出した。平成3年初演、平成10年再演だそうで、なるほどその時代だ! 阿部サダヲさんのふくすけが、なにしろおもしろい。大竹しのぶさんは、持ち味そのもの。多部未華子さんの存在オーラが輝いてた。女優さんふたりのナマ乳あり、松尾スズキさんのタオル一丁の独白あり、爆走だ。)

240807 キャラメルボックス 2012 サマーツアー  アルジャーノンに花束を @ サンシャイン劇場   原作: ダニエル・キイス、脚本・演出: 成井豊 + 真柴あずき、出演: 阿部丈二、岡内美喜子
(知的障碍者が脳手術で天才科学者に変貌し、そしてまたもとの境遇に戻っていく、その姿をみごとに演じ分けた。とらえかたによっては危ない劇化だが、人間性への愛がつらぬかれている。最後の「アルジャーノンに花束を」というセリフに、からだが跳ねるようにぞくっとし、こころにたくさんの蝋燭の燈が点った。)

240806 Musical  Bitter days, Sweet nights @ CBGKシブゲキ!!   作・演出: G2、 音楽: 荻野清子、 出演: 橋本さとし、新妻聖子、堀内敬子
(堀内敬子さんのファンなのです。「ゴルフ・ザ・ミュージカル」 が最高だったので。今回も、堀内さんと新妻さんの二重唱のいい曲が後半に。音楽はピアノとトライアングルのみを一人演奏。)

240805 東急シアターオーブ オープニング記念公演 Broadway Musical West Side Story 東京千穐楽 @ 東急シアターオーブ   Evy Ortiz (=Maria), Michelle Aravena (=Anita), Ross Lekites (=Tony), German Santiago (=Bernardo); 指揮: John O'Neill
(7月21日に観たときは1幕前半に散りばめられた伏線を素通りしてしまい、乗れなかったのだが、今回は2列目中央の席から伏線のすべてを追い、トニーとマリアに感情移入して深い感動に包まれた。アニタのダンスはセクシーだし、"Gee, Officer Krupke" はコミカルだし、終幕はしみじみとして。トニーは、ポーランド語名 Anton つまりポーランド移民の子だ。出会いの予感を語る歌、そしてダンスパーティーでは群衆から疎外された存在で、じつはマリアも同じ。トニーとマリアの愛の必然。ドラマ全体を通して、アメリカという国の創世記物語とさえ思えた。)

240728  しみじみ日本・乃木大将 @ 彩の国さいたま藝術劇場大ホール   演出: 蜷川幸雄、出演: 風間杜夫、根岸季衣 (としえ) 、吉田鋼太郎、香寿たつき、朝海ひかる、六平 (むさか) 直政、山崎 一
(日経夕刊の劇評がよかったので急遽観に行ったら、これが絶対見逃せないお芝居だった。劇作家・井上ひさしの才能をまたひとつ、認めざるをえない。替え歌・囃子歌もさんざ交えながら、「型」 に押しつぶされる人間存在をつつきまくる。井上ひさしが残したト書き ≪宝塚の男役風に≫ に従って、香寿さんに山縣有朋を、朝海さんに児玉源太郎を、宝塚の扮装・調子で演じさせた舞台を観る贅沢といったら! 根岸季衣さん演じる静子夫人のヰタ・セクスアリス候文の長ゼリフもおもしろかったし。)

240726 ミュージカル  ルドルフ ザ・ラスト・キス @ 帝国劇場   音楽: Frank Wildhorn、演出: David Leveaux、出演: 井上芳雄、 和音美桜 (かずね・みおう) 、吉沢梨絵、坂元健児、一路真輝、村井國夫
(7/14 公演に引続き 2度目の美桜マリアをC列12番の席から恋い焦がれながら観た。ルドルフとマリアが愛し合うことの必然性が端的に伝わるから、感動も深い。「明日への道」 がドイツ語版 CD に比べてテンポが速く軽快で、心の隅々まで光をもらった。坂元健児さんのターフェ首相が、堂に入ってきた。7/14 公演に比べて、若さが抜けて安定感がある。一路真輝さんの歌いぶりの独特の節回しも、いい。2回目のカーテンコールで Bravo! を掛けた。)

240724 トム・プロジェクト・プロデュース  重力 @ 赤坂レッドシアター   作・演出: 中島 新、出演: 川島なお美、岸田 茜、大出 勉、鳥山昌克
(観客の脳をごく自然なかたちで 「謎解き」 へと誘う。ストーリーは、観客の予想を軽やかにはぐらかす。解答が出てしまった (=幕引き) と思われた瞬間に、別ヴァージョンの物語がはじまる、この最後の10分間の展開にうなる。「謎解き」 へと脳の活性化を快く促されたまま、観客は劇場を出る。野田秀樹作品 The Bee のように、海外に出すに値する作品だ。ホールから廊下まで、川島なお美さんへの盛り花が20ほどもあったろうか。さすが! 劇中に飲んだワインも、いいワインだったのでしょうか。)

240721 ミュージカル  ウェスト・サイド・ストーリー @ 東急シアターオーブ   来日公演
(シアターオーブのこけら落とし公演。1,972席のわりには、1階席の最後尾も舞台に比較的近く感じられる。前から3列目で見せていただき、満足度も高かった。マリア役の女優さんの声が美しく、Tonight をはじめ、じんじんさせてもらった。トニー役の俳優さんがごく普通の好青年すぎて、トニーとマリアが相思相愛になる必然性がぼくにはいまひとつ伝わらなかった。)

240714 ミュージカル  ルドルフ ザ・ラスト・キス @ 帝国劇場   音楽: Frank Wildhorn、演出: David Leveaux、出演: 井上芳雄、 和音美桜 (かずね・みおう) 、吉沢梨絵、坂元健児、一路真輝、村井國夫
(平成20年に帝劇で観た宮本亜門演出の 「ルドルフ」 とは全く別物の芝居になっていてびっくり。宮本さんの演出にあった浦井健治さん演じる狂言回しのヨハン・ファイファーはいないし、冒頭と末尾の絵画的な心中シーンもないし、革命民衆劇のようなシーンもない。むしろ華麗なカードをめくるようなルヴォーさんの演出は平成21年ウィーン初演の国際版。劇場スタッフと話したら、宮本亜門版とシーンや曲があまりに違うので、稽古がはじまるや東宝の関係者もびっくりしたらしい。
凛としたほほえみが、役者という輪郭なくしてそのまま人として具現化したような、和音美桜さんのすばらしさ。久々の帝劇観劇で、じんじんした。)


240712  温室 @ 新国立劇場 小劇場   Harold Pinter 作、出演: 段田安則、小島 聖、高橋一生
(昭和55年作の The Hothouse. 赤色で統一した舞台装置、天井の2つのメガホンスピーカーも赤い。ストーリーの流れに沿って回転速度を変える舞台を前後両側から見る。)

240704 オフィス コットーネ プロデュース  コルセット @ ザ・スズナリ  (下北沢)  作・演出: 前川麻子
(小劇場ならではの演劇手法を駆使しているのだが、教師と教え子のスキャンダルにまつわる教師間の会話という設定があまりに矮小で興醒めした。想像力の翼をはばたかせる気にもならない小ネタだな。)

240701  骨唄 …骨、咲キ乱レテ風車… @ あうるすぽっと   高橋長英、新妻聖子、冨樫 真
(繁殖する回る風車が印象深い舞台。新妻聖子さんが (またまた) 壊れていくキャラを演じる。画家の阿部清子さんを思い出させる風貌の冨樫真さんもおもしろかった。意外にコミカルな掛け合いもあるお芝居。)

240624 ミュージカル  サンセット大通り @ 赤坂 ACT シアター   安蘭けい、田代万里生、鈴木綜馬、彩吹真央 音楽: Andrew Lloyd Webber
(英語版 CD をむかし香港で買って、曲の数々はお気に入り。今回はじめて、ダークなストーリーを知った。映画 The Artist に通じるものがあるが、Sunset Boulevard はロマンチックな悲劇だ。カーテンコールのあと、鈴木綜馬さんと彩吹真央さんによる抽選会があって、ミニトークの時間となった。)

240614  サロメ @ 新国立劇場 中劇場   多部未華子、ソンハ (成河) 、奥田瑛二、麻実れい
(ソンハさん演じる幽閉の預言者ヨカナーンの凄味よし。多部未華子さんの舞台を見るのは初めて。やんちゃで手が付けられないサロメ像は、とてもわかりやすいが、壮大ないたずらとして終わってしまったかも。演出の宮本亜文さんとソンハさんのアフタートークが深かった。質問者もレベルが高かったなぁ。)

240609 ミュージカル  アスペクツ オブ ラブ  恋はすべてを変える @ 自由劇場   劇団四季公演 音楽: Andrew Lloyd Webber 出演: 佐渡寧子、中井智彦、村 俊英、 谷口あかり
(訳せば 「愛の諸相」。この英語版 CD は、ぼくがミュージカルに開眼する前から香港で買ってお気に入りだった。ようやく舞台を見られた。少人数の芝居で、さまざまな恋の組合せがコンデンスされている。はるか年上のアレックスを女として恋する少女ジェニーを演じる谷口あかりさんの声が清らに伸びて、笹本玲奈さんの声を聞いたときのように電流が駆けた。)

240606 京劇西遊記  孫悟空大鬧天宮 @ 日経ホール   北京京劇院公演
(昨年来日予定が、原発事故の影響を危惧する中国側によってキャンセルされ、ようやくかなった1年後の公演。楽しみにしていたので、最前列席で孫悟空の顔藝を鑑賞。コミカルな李丹さんが第1幕の悟空、立ち回りの Zhan Lei さんが第2幕を務める。その他大勢の動作が合っていないことが多く、役者陣のレベルがいつもに比べて低かった。それでも第2幕後半は盛り上がり、カーテンコールでぼくは2度にわたり “好 (ハオ) !” の掛け声をかけた。)

240520  海辺のカフカ @ 彩の国さいたま藝術劇場 大ホール   村上春樹 原作、フランク・ギャラティ脚本、蜷川幸雄 演出、出演: 木場勝己、佐藤江梨子、高橋 努、新川將人、鳥山昌克、長谷川博己 (ひろき) 、柳楽優弥 (やぎら・ゆうや) 、田中裕子
(とにかく木場勝己さんの演じるナカタさんのつきぬけぶりが良かったし、すごみかわいい佐藤江梨子さんのさくら、街からとってきたような高橋努さんの星野、鳥山昌克さんのカーネル・サンダースのなりきり (てっきり木場さんが演じてるのかとおもったよ) 、新川將人さんのジョニー・ウォーカー…と、この辺のキャラがいたから大いに楽しめたけど、主役とされるの柳楽優弥さんのカフカは硬すぎておもしろくなかった。退屈だった。なんとなく素人さんがやってる感じがぬぐえない。そういう役柄なのかもしれないけど。むしろ長谷川博己さんの大島のほうが演劇らしかった。アクリル板で囲った景観モジュールを繰り出すことで舞台の場面転換が行われて、上手!)

240517  負傷者16人 ―Sixteen Wounded― @ 新国立劇場小劇場   Eliam Kraiem 作、宮田慶子 演出、 美術:土岐研一、 出演: 井上芳雄、益岡徹、あめくみちこ、東風 (こち) 万智子
(醤油顔の井上芳雄さんがアラブ人青年役で疾走。やや一本調子か。ユダヤ人のパン屋の益岡徹さんと、娼婦役の あめくみちこさんが支える舞台だ。歴史のひだを次々にさらして、デリケートなテーマにフェアに取り組んだ作品。「負傷者16人」 は劇の最後の最後で、次につながる呪詛だ。舞台セットは緻密で、ところどころ濃い映像を重ねる手法も生きていた。演劇の充実を味わった。)


ライブペインティング+コンサート:

240715  SAORI'An 10th Anniversary Party 再会宇宙 @ JZ Brat  (渋谷セルリアンタワー2F)
(Facebook つながりの、武蔵美の視覚伝達デザイン出身の神田サオリさんのライヴペインティングイベント。夜9時開場、10時開演、翌朝5時終了の終夜イベント。ぼくは11時過ぎまで居て、ビデオメッセージを残して帰りました。神田さんのライヴペインティングは次々に塗り重ねていくので、ひとり連歌の趣き。音楽は、Makyo さんの竹笛と、FROZENSUN のアゲハさんの歌とダンス。いいお友達に恵まれた方だなと感じました。)


観 映:

240813  ヘルタースケルター @ 丸の内ピカデリー   監督: 蜷川実花、出演: 沢尻エリカ、桃井かおり、水原希子 (きこ) 、寺島しのぶ
(りりこのシーンだけ集めて編集し、映像作品として見とれていたい。りりこの部屋も、アート作品としてそのままどこかの美術館に移設していいんじゃないかな。それにしても天下の寺島しのぶ さんに、あそこまで三枚目をやらせるとは! ストーリーとシナリオが安っぽくて、りりこ映像の美しさに釣り合っていなかった。)

240718  Crazy Horse (クレイジーホース・パリ  夜の宝石たち ) @ Bunkamura ル・シネマ   Frederick Wiseman 監督
(かけがえなく美しい映像の数々。惜しむらくは、ドキュメンタリーの作りになっていて、途中 演出家やスタッフへのインタビューが長すぎて間延び。必見の映画だけど、ショーそのものを楽しませようという作りではない。その点だけはやや期待はずれ。ショービジネスに真摯に向き合っている証しなのかもしれないけれどね。)

240702  Jane Eyre (ジェーン・エア) @ TOHOシネマズシャンテ   Mia Wasikowska, Michael Fassbender, Judi Dench
(ぼくは Mia Wasikowska さんの大ファンで、彼女の写真を TIME 誌から切り取ってカレンダーに貼ってある。うつくしくて、芯が強くて、うちの彼女に似ている。)

240629  Les Infideles (プレイヤー) @ 銀座テアトルシネマ   Jean Dujardin, Gilles Lellouche
(レイトショーに似合うオムニバス映画。)

240628  愛と誠 @ 角川シネマ有楽町   妻夫木 聡、武井 咲、市村正親、安藤サクラ、余 貴美子、一青 窈、大野いと、伊原剛志、加藤清史郎
(「鉄壁の美少女」 (宇田川幸洋さんの評より) 。テレビドラマ 「Wの悲劇」 で一人二役で演技力を示した武井 咲さんですが、本作ではシナリオの都合でズレたキャラになっていて一見、演技ベタみたいに見えるのですが、武井 咲さんでなければとても見ていられない映画になったかも。妻夫木さんが、いい男だった。ちょうど 『ミレニアム』 を読んでいるところで、ヴァイオレンスが響き合った。映画館の客層が、若い頃 『愛と誠』 を読んだのであろう50~60代が目立つ。若い世代への訴求力がなかったか…。)

240615  テルマエ・ロマエ @ TOHOシネマズシャンテ1   阿部 寛、上戸 彩、市村正親
(上戸 彩ちゃんのラテン語がとてもきれいだった。阿部寛さんとラテン語会話するシーンを見て、ぼくのラテン語学習欲に火をつけられた感じ。主要な役どころ以外はほんらいローマにいた人種の人たちに演じてもらってるので、違和感なく楽しめた。上戸彩ちゃんは三枚目の役どころで、方言あり、エンドロールのすっぴん入浴姿あり、ほんとに、かわいいです。)

240613  Midnight in Paris (ミッドナイト・イン・パリ) @ 丸の内ピカデリー   Woody Allen 監督、 Owen Wilson, Marion Cotillard, Lea Seydoux, Corey Stoll
(こんな体験ができたならと夢想することさえ快感のファンタジー。ひと時代前を美化するのが人間の習い性だね、とウッディ・アレンがウィンクしている。ピカソが恋したアドリアナを演じる Marion Cotillard さんがうつくしく、ひたすら銀幕に見とれていた。鬘をつけた Corey Stoll さんが演じるヘミングウェイがカッコよくて、ヘミングウェイ作品をもっと読みたくなった。)

240515  実録阿部定 @ ユーロスペース1   監督: 田中 登、 出演: 宮下順子、江角英明 (えいめい)
(もっとおどろおどろしいものと想像していたが、きれいな映画だった。)


読 書:

<図書館から借りて読了>

240917  ストラテジストにさよならを  21世紀の株式投資論  (ゲーテビジネス新書、平成23年刊) 広木 隆 著
(売りも買いも小分けして、早めの損切りをしながら良質のポートフォリオを作れというオーソドックスな教え。「年率7%のリターンを10年続けて資産を当初の倍に増やせたら、個人投資家としては奇跡に近い大成功」 なんだそうで。)

240909  夷客有情 (いかくうじょう) 中国に住んだ日々、交友さまざま  (東洋書店、平成24年刊) 手代木 (てしろぎ) 公助 著
(昭和6年生まれの文学好きの中国雑談。それなりに面白かったが、口絵写真として本文と無関係の 「南京虐殺記念館前の彫像群」 ショットがあるのは、何のつもり? 困った爺さんだ。)

240826 踊らされるな、自ら踊れ  情報以前の知的作法   (講談社、平成24年刊) 西きょうじ 著

(自由自在の逍遥本で、たらたらとしたところもあるが、おもしろコメントも散見。著者は、かしこいひとだね。)

240820  ベロニカは死ぬことにした   (角川書店、平成13年刊) Paulo Coelho 著、江口研一 訳
(映画 「ヘルタースケルター」 と重ね合わせながら読んだ。穏やかな狂気を、散文詩のように綴る。あえてストーリーのない小説。)

240808  ハーバード白熱日本史教室   (新潮新書、平成24年刊) 北川智子 著
(まるでオリンピック選手の頑張りと輝きのストーリーを読むような爽快さ。日本史そのものについて書いた部分は少なく、むしろ米国の一流大学の制度とその可能性について語った本だ。武士の正妻・側室が、それまでの日本の女性たちとは異なる lady samurai としての意識と行動に生きたという指摘は具体的で、新鮮だった。)

240805  石川忠久 中西進 の漢詩歓談   (大修館書店、平成16年刊) 石川忠久・中西進 対談
(隠者の社会的位置づけについての解説がじつに興味深い。隠者とて霞を食っては生きられない。詩才や学識を貴族に評価されることで生計をたてる自由人の地位だったようだ。ぼくがいちばん気に入った漢詩は、杜甫の 「贈衛八処士」。)

240728  現代絵画入門  20世紀美術をどう読み解くか  (中公新書、平成11年刊) 山梨俊夫 著
(外界の現実物を捨象した純粋絵画をよしとする口ぶりだ。この著者は、写実が何物も生み出さないと本気で信じているようでもある。一昔前は前衛だったのかもしれないが、今や お説には古臭さを感じる。ま、21世紀美術を語ろうという本ではないからね。)

240722  悪い娘 (こ) の悪戯 (いたずら)  (作品社、平成24年刊) Mario Vargas Llosa 著、八重樫克彦・八重樫由貴子 訳
(「とんでもない女」 の話だが、納得させる豊かな筆力に魅せられる。「シャンンタラム」 「ミレニアム」 と並び、人間の極限を読ませてもらえた。)

240715  4%の宇宙  宇宙の96%を支配する “見えない物質” と “見えないエネルギー” の正体に迫る  (ソフトバンク クリエイティブ、平成23年刊) Richard Panek 著、谷口義明 訳
(宇宙の質量密度への寄与は、暗黒エネルギーが72.8%、暗黒物質が22.7%、原子物質 (バリオン) が4.56%だというのが平成22年の知の先端だという。そこに至る科学者たちの飄々とした奮闘を描く。)

240715  理系なお姉さんは苦手ですか?  理系な女性10人の理系人生カタログ  (技術評論社、平成23年刊) 内田麻理香 著
(知的女性たちの核心にすっと入り込む、楽しいインタビュー集。)

240710  黄金の日本史  (新潮新書、平成24年刊) 加藤 廣 (ひろし)
(金銀銅が日本史を動かしたという漠然とした認識はあったが、金の含有比を落とした万延小判の発行でキンの流出が止まることで攘夷論が下火になったという発見は新鮮だ。東大法学部を出、金融業界で働き、75歳で作家デビューという人生にも共感。)

240708・250108(再読)  論語 ― 真意を読む  (中公新書、平成24年刊) 湯浅邦弘 著
(学のちからで求職を果たそうとする集団を率いた孔子の苦渋のことばに耳を傾ける姿勢に共感。上海博物館が平成6年に香港で購入した、楚の文字で記された竹簡、上博楚簡の写真を見て、楚の文字の存在にロマンチシズムを掻き立てられた。)

240708  分散型エネルギー入門 ― 電力の地産地消と再生可能エネルギーの活用  (講談社 ブルーバックス、平成24年刊) 伊藤義康 著
(多様な周辺技術を総覧。太陽光発電で得られる直流電力をそのまま生かす直流給電システムの普及を私も願う。第13章 「エネルギー貯蔵システム」 が興味深い。海水揚水発電 (=海を下部調整池とする) の実証試験が平成11年に沖縄で行われたとは驚き。圧縮空気エネルギー貯蔵 (CAES) というのがこれまでピンとこなかったが、ガスタービンのコンプレッサーの働きを貯蔵圧縮空気で補うのだと知って納得。Redox flow battery も要注目らしい。)

240624  ◎ 第四の消費 ― つながりを生み出す社会へ  (朝日新書、平成24年刊) 三浦 展 (あつし)
(日本の社会史として、そして未来論として読める。こういう切り口で書けば、戦後史は成立する。「◎」 をつけた5冊は、日経で前田裕之記者が 「GWに読みたいビジネス新書」 として紹介していたもの。)

240620  ◎ 高橋是清と井上準之助 ― インフレかデフレか  (文春新書、平成24年刊) 鈴木 隆 著
(近代の怪傑たちの思考基盤と人間模様をじっくり読ませてもらった。著者の語り口も爽快。)

240614  ◎ 日本の税金 新版  (岩波新書、平成24年刊) 三木義一 (よしかず)
(税制体系とは、世界観・人間観の反映であることを知った。)

240609  Russkaja grammatika ロシヤ文法  (岩波書店、昭和28年刊) 八杉貞利・木村彰一 著
(黒田龍之助さんが絶賛する、附録 「ロシヤ語の系統とその方言」 「ロシヤ文語の変遷」 を読み、本文を半分読み、ひとまず返却。基本動詞 idti が、本書の時代には itti と綴られているし、飛行機は aeroplan だ。時代を感じた。)

240609  ◎ 電力改革 ― エネルギー政策の歴史的大転換  (講談社現代新書、平成24年刊) 橘川武郎 (きっかわ・たけお)
(電力業界の経営史の本として読める。原発については、再稼働支持・長期的縮小派の著者である。)

240607  美貌のスパイ鄭蘋如 ― ふたつの祖国に引き裂かれた家族の悲劇  (光人社、平成22年刊) 柳沢隆行 著
(張愛玲の 『色,戒』 が取材した鄭蘋如は、中国人辯護士の父と日本人の母のあいだに生まれ、昭和15年に25歳で処刑された。一連の人間模様の取材録。斜め読みなので、「読んだ」 うちに入らないが、いつか再読する日のためにメモしておく。)

240607  ◎ 激安エアラインの時代 ― なぜ安いのか、本当に安全なのか  (平凡社新書、平成24年刊) 杉浦一機 (かずき)
(LCC というビジネスモデル自体は、機種やサービスを絞り込むことで却って安全向上につながる面もあると。従来型のレガシーキャリアの世界も含め、航空業界全体に目配りしてあり、理解が深まった。)

240526  競争戦略としてのグローバルルール ― 世界市場で勝つ企業の秘訣  (東洋経済新報社、平成24年刊) 藤井敏彦 著
(一見ビジネス書だが、じつは文明論。ヨーロッパの構造をはじめて理解できたような気がする。)

240519  はじめての言語学  (講談社現代新書、平成16年刊) 黒田龍之助 著
(基礎をおさえたいい本。G. ムーナン 『言語学とは何か』、M. ヤグェーロ 『間違いだらけの言語論』 『言葉の国のアリス』 読んでみたい。「ウラル・アルタイ語族」 は言語学ではもはや死語、「シナ・チベット語族」 のくくりにも異論あり、との記述は有用だった。フランス語の起源はピジンという説があるそうだが、きっとそうだ。5母音のラテン語から16母音のフランス語が生まれるなんて、ピジン以外ありえない。)


<平成210522 以前に購入の積ん読 (つんどく) 本、ようやく読了>

240809  20世紀 日本の経済人  (日経ビジネス人文庫、平成12年刊) 日本経済新聞社 編
(ひとが見える経営史を日本史のまんなかに据えるべきだというのがぼくの主張で、本書はまさにそれにかなう。いままで積ん読でごめんなさい! 小林一三と出光佐三の項は井本省吾さんが書いた。)

240721  中国大歴史 China: A Macro History  (台湾・聯経出版、平成5年刊) 黄仁宇 著
(昭和63年に米国で出版された歴史書の、著者自身による中国語版。明代から清代への移行が、統治機構をそっくり温存する形で行われた、その経緯の記述がことに興味深かった。)

240608  福沢諭吉 ― 快男子の生涯  (日経ビジネス人文庫、平成12年刊) 川村真二 著
(尊敬する福沢諭吉の伝記をようやく読んだ。北里柴三郎を邪魔立てした森鴎外、咸臨丸で傲慢艦長ぶりを示した勝海舟など、困った御仁らも登場する。)

240519 書下ろし新潮劇場  愛の眼鏡は色ガラス  (新潮社、昭和48年刊) 安部公房 著
(最初の5分の1はわくわくさせられたけど、けっきょく収斂しない劇で、後半は読むのが苦痛だった。拷問台に変身する卓球台がうまく製作できたらいいのかも。あとは役者さんの突き抜けに期待だな。書下ろし新潮劇場シリーズ、字も読みやすいし、これから図書館であれこれ借りてみようかな。)

<平成240514 以降に購入・受領/読了>

240914/17  なぜアメリカは、対日戦争を仕掛けたのか   (祥伝社新書、平成24年刊)  加瀬英明 ・ Henry Scott Stokes 著、藤田裕行 訳
(FDR 政権の対日戦略を淡々とわかりやすく纏めた本。マクロな歴史の好著だ。ホテルオークラでの出版記念会にて受領。)

240913/14  Upskirt Voyeur: The Sexy World of Japanese Girls   (Edition Reuss, Germany、平成24年刊) 村田兼一 撮
(幻の写真集。神保町画廊で1万円で購入。)

240908 蜷川実花写真集 ヘルタースケルター 映画公式 Photo Book  HELTER-SKELTER Mika Ninagawa   (パルコ エンタテインメント、平成24年刊)
(この写真集のためにあるような映画だったな。)

240908/08  IQUEEN Vol.10 篠田麻里子   (パルコ エンタテインメント、平成24年刊) 玉川 竜 撮
(彼女の目に引き込まれてしまった。目は、うちの彼女に似てるね。)

240908/08  摩登時代 モダンタイムス   (ナナロク社、平成24年刊) Patrick Tsai 撮
(喜劇的なミスマッチに満ちた中国光景集。)

240903  Vivprotokoloj: Chiutagaj vivoj, rakontitaj de esperantistoj   (Mondial, New York、平成21年刊) Ulrich Becker, Zdravka Metz 編
(大学生のころ出会ったクロアチア人の Zdravka Metz さんのことを検索したら見つけたエスペラント書きの本。)

240831/0913  電力改革論と真の国益   (エネルギーフォーラム新書、平成24年刊) 井上雅晴 著
(もと三菱商事勤務、電力業新規参入の第一人者の著者による、地に足ついた論点整理。おってブログか配信コラムでとりあげようと思っている。)

240825  台湾海峡一九四九   (白水社、平成24年刊) 龍應台 著、天野健太郎 訳
(昭和20年代の台湾の喧騒と、そこに至る歴史の径を描く歴史ルポ。ぼくも去年、中国語原作 『大江大海1949』 を読んだのだが、中国語がかなり難しくて斜め読みになった。中国語を勉強しなおす気持ちも手伝って購入。なかなかそういう落ち着いた時間は作れないだろうけど。)

240825/0906  夜と霧  新版   (みすず書房、平成14年刊) Viktor Emil Frankl 著、池田香代子 訳
(人間のこころ と ありさまの極限を読む。末尾に、旧版訳者の霜村徳爾氏が、特攻作戦について天皇への上奏があったが天皇は黙認した云々と場外乱闘気味のコメントをしているが、個々の作戦について陛下はご意見される立場にない。そういうことも分からぬ観念左翼が旧版の訳者だったわけである。)

240819  みるくさまのどたばた韓国体験記   (白帝社、平成18年刊) 今関いずみ 著
(日韓の日常文化のちがい発見本。漫画に朝鮮語対訳がついている。)

240819  広東語の風景  中国語方言の多彩な世界  (東方書店、平成9年刊) 丘學強 著、千島英一 訳
(マニアックなテーマに見えるけど、昔はぼくもその現場にいたんだな。)

240819  高野三三男 (こうの・みさお) アール・デコのパリ、モダン東京 」 展 図録   (目黒区美術館、平成9年刊) 
(明治33年生まれにして、かくもポップにみずみずしく女性を描くおしゃれな画家がいたとは! 平成9年11月8日~10年1月11日まで目黒区美術館で開催の回顧展図録。)

240816  輝ける日々   (朝日出版社、日経ビジネス人文庫、平成15年刊) Danielle Steel 著、畑 正憲 訳
(笹本玲奈さんが平成24年8月14日のブログで 「最近出会った素敵な本」 と紹介していたので買った。「ミス・サイゴン」 上演の際、ファンが贈ってくれたのだと。)

240816/0909  20世紀 日本の経済人II   (日経ビジネス人文庫、平成13年刊) 日本経済新聞社 編
(第1巻がよかったので、第2巻も購入。偉大な経済人たちのエピソードをひとに話せるように覚えて、持ちネタにしたいものだが…。日比翁助の項は井本省吾さんが書いた。)

240815  Oxford Learner's Spanish Dictionary  (Oxford University Press、平成24年刊) 
(字が見やすく、めくるだけで単語を覚えられそうな錯覚をくれる、全 694頁の高級豆単だ。また語学教材跳びつき病が出て、買っちゃった。)

240815  100 Mistakes That Changed History  (Berkley Books、平成22年刊) Bill Fawcett 著
(「歴史を変えた100の誤り」。真珠湾攻撃は、米側の誤りと日本側の誤り、それぞれに1章があててある。大学のゼミや輪読会に使えそうな、読みやすい英文。)

240805 寺山修司没後25周年 フィルムアート社創立40周年記念出版  写真屋・寺山修司  摩訶不思議なファインダー (フィルムアート社、平成20年刊) 田中未知 編
(帰宅して眺めて、一生のお寶にしようと思った。ポスターハリスギャラリーの展覧会で寺山本を4冊購入。)

240805  寺山修司の仮面画報   (平凡社、昭和53年刊) 寺山修司 著
(寺山ワールド図鑑。なかの 「密通チェス」 という新遊戯に惹かれる。)

240805  ポケットに名言を   (角川文庫、昭和52年刊、平成17年改版) 寺山修司 著
(このひとの切り口で世の中を観てみることに憧れる。)

240805  不思議図書館   (角川文庫、昭和59年刊、平成17年改版) 寺山修司 著
(奥付の直前に、平成4年に本書の “人権” ことば狩りをやったことが書いてあるよ。)

240729  Schiaparelli & Prada: Impossible Conversations   (The Metropolitan Museum of Art, New York、平成24年刊) 
(Met で平成24年5月10日~8月19日開催のファッションデザイン展の魅惑の図録。イタリアが誇るふたりのデザイナー、エルザ・スキャパレッリ (1890-1973) とミウッチャ・プラダ (1948- ) のコメントを散りばめながら、美意識が通じ合うふたりのデザインをすてきな写真の数々でふりかえる。)

240729  Surreal Friends: Leonora Carrington, Remedios Varo and Kati Horna   (Lund Humphries, Ashgate Publishing、平成22年刊) Stefan van Raay, Joanna Moorhead, Sharon-Michi Kusunoki et al. 共著
(ロサンゼルス・カウンティ美術館のショップで購入。Leonora Carrington と Remedios Varo の作品は、ぼくの大好きド真ん中。その2人と、写真家 Kati Horna の作品集+評伝。)

240720  近代日中語彙交流史  新漢語の生成と受容  改訂新版   (笠間書院、平成20年刊) 沈国威 著
(幕末・明治の日本人が作ったとされる近代語彙は、必ずやそれに先立つ英華辞典に負うところが多いはずと前から考えていた。この長年の問いに正面から答えてくれる研究があったことを知り、感激した。平成6年刊の旧著の改訂新版である。)

240720  現代中国散文選  CDつき  (中国書店、平成14年刊) 武継平 編注、徳澄雅彦 訳、野芒 朗読
(随筆読本。東方書店の店先で。)

240710/0712  「超」入門 失敗の本質  日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ   (ダイヤモンド社、平成24年刊) 鈴木博毅 著
(ぼくの勤務先にも横たわる、共通の問題点を見せつけられた。組織論は、つまるところは人事論であるようだ。)

240710  Problem Solving 101: A Simple Book for Smart People   (Vermilion (London) 、平成21年刊) Ken Watanabe 著
(丸善丸の内本店で洋書売れ行き No.1 のところにあり、お! と買った。帰宅して見たら、渡辺健介著 『世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく』 の英訳本だった。)

240625  原久路 時・光交響  HISAJI HARA: Symphony of Time & Light  (北京・三影堂撮影藝術中心、平成24年刊) 
(原久路 (ひさじ) さんが北京の 「+3画廊」 で平成24年4月21日~6月15日まで開催した写真展の作品を収めたミニ写真集。印刷のクオリティが高く、切り抜いて額に入れたらオリジナル写真と思ってしまいそうだ。Bunkamura Gallery の 「澁谷未来派宣言」 展で購入。)

240610  ヒトを食べたきりん   (集広舎、平成20年刊) まちゅまゆ 著
(著者の個展 @ Gallery 枝香庵で購入。生駒祐子さん・西浦智仁さんの音楽 CD つき絵本。)

240526  宇野亞喜良 60年代の仕事を中心に……   (トムズボックス、平成24年刊) 宇野亞喜良 著
(Bunkamura Gallery の宇野展で購入。ブリキのトランクから飛び出した半世紀前のデッサン。)

240526  古い手紙 Retororic   (トムズボックス、平成24年刊) 宇野亞喜良 著
(Bunkamura Gallery の宇野展で購入。すてきな少女たちに思いを託した描き下ろし。)

240526  うさぎのヨシオ   (エンターブレイン、平成24年刊) 近藤聡乃 著
(NADiff modern でのサイン会で購入。)

240526  近藤聡乃エッセイ集 不思議というには地味な話   (ナナロク社、平成24年刊) 近藤聡乃 著
(NADiff modern でのサイン会で購入。)

240526  「駒井哲郎 1920-1976」 展 図録  (東京新聞、平成23年刊)
(世田谷美術館で購入。)

240514  When China Rules the World   (Penguin Books,原著・平成21年、増補版・平成24年刊) Martin Jacques 著
(後半だけでも早く読まねば!)


CD:
<平成240514 以降に購入>

240714  Atsuko HATANO: MARIA   (平成23年)
(作曲家・ヴァイオリニストの波多野敦子さんのCD. 添付された写真小冊子は東野祥子さんのソロダンスを井上嘉和さんが撮った。その井上さんの写真展@ neutron tokyo で購入。)

240714  Rudolf: Affaire Mayerling (Cast Album Wien)   (HitSquad Records 平成21年)
(帝劇の「ルドルフ」公演にて購入。久々に買ったミュージカルCD、やっぱり、いい!)


DVD:
<平成210522 以前に購入のDVD、ようやく視聴>


<平成240514 以降に購入/視聴>

230617  猟銃  中谷美紀  平成23年10月、パルコ劇場公演、WOWOWライブ
(銀座のひとにDVDを借りた。予想を大幅に上回る、独り舞台の最高峰を見せられた。再演があれば、ぜひ見たい。井上 靖がこんなに情感豊かな劇的作品を書いていたとは。)


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