| <1日目>8月23日(土) |
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| 当日の昼間はうちの会社の野球部の試合。 私はマネージャー(鬼)であり、行かないとスコアをつけられない。 ということで、スーツケースを引いて芝公園へ。 試合は勝って時間通りに終了。 会社の子が車で来ていたので空港まで送ってくれました。 みんなはこれから台湾へ行くってきいて驚いていました。 羽田へ着くと、国際線のビルのちゃっちいことにびっくり。 床が剥がれていたり、あちこち壊れていたり、国内線の華やかさと比べると…比べちゃいけないか。 一緒に行くYちゃんも到着。 最新鋭のエアチャイナの旅は快適でした。 空港へ降り立った私達は、呆然とします。 ホテルまでは自力でいかなければなりません。 しかし、いったいどーしたらいいのでしょう。 困り果ててうろうろ…。 すると、市内のホテルカウンターを見つけました。 各ホテルがチェックインできるようになっているみたい。 そこで聞いてみると日本語が通じるばかりか、ちゃんと私達の名前もリストに載っていました。 リッチなホテルにしておいて良かった~。 そこの係員の案内でタクシー乗り場まで行き、行き先を告げてもらって乗り込みました。 すでに夜も更けていて、あたりはすっかり真っ暗闇になってしまっています。 ホテルにチェックインして、今日はこのまま寝てしまうことにしました。 さて寝よう!としていた時に電話がなりました。 びくっっっっ。いったい何事?電話なんて… 驚きつつも電話に出ると外線のようで、すぐに切り替わりました。 その電話の相手は、なんとSさん。うちのエンディくんをくれた大学の同級生でした。 (いきさつについては、 ご機嫌よろしゅう-エンディさま でどうぞ) そうです。台北行きが決まってすぐに手紙を出しておいたのです。 そして、エンディくんの近況写真も持ってきていたのでした。 でも、もう卒業してから何年も経っており、当時の住所は実家で、Sさんは結婚して別のところに住んでいるとのこと。 そのため、手紙が手元に渡るのに時間がかかってしまって、スケジュール調整が出来なかったということでした。 実家も今の住まいも高尾市で台湾の南の方です。 今は子供がいて幼稚園に行っているから家をあけられないのだそうです。 しばらく近況を話した後に、なんとSさんは明日の飛行機で高尾にいらっしゃいよと言うのです。 しかも、飛行機代も出すし、ホテルもとってあげるからと… しかし、ほんとに出してもらうなんて出来ないし、そもそもさっき台北についたばかりで、まだ、どこにも行っていないし。 その上、Yちゃんは高校の同級生なので、大学で私と同級だったSさんとは面識がありません。 また今度来るからといい、手紙を出すということにして、丁重にお断りしました。 台湾から日本に留学するのにはとてもお金がかかるうえに、物価が違うので、すごいお金持ちしか留学は出来ないのです。 彼女の実家もお金持ちでプールやテニスコートがあるとか。 そういえば、以前送ってもらった写真の自室にビリヤード台があったっけ。 ダンナさんは歯医者さんで、高尾の目抜き通りに医院を構えているようです。 とってもお金持ちのSさんは私達とは金銭感覚が違います。恐るべしお金持ち… 次の日さっそくエンディくんの写真を入れた手紙を出しておきました。 |
| <2日目>8月24日(日) |
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| 朝ご飯はホテル内のレストランで飲茶を頂きました。 セットのようになっていて、確か一人50元程度だったので、二人ともそのセットを注文しました。 オーダーを取りに来たウェイターさんが片言の英語とジェスチャーで量が多いと言っています。 しかし、お腹がすいていた上に50元といえばたいした金額ではないので、そんなには出てこないだろうと思いました。 そこで、いいから持ってきてとこれまた片言英語とジェスチャーで伝えました。 すると、シュウマイやら餃子やらいろんな小皿が出てくるわ出てくるわ。 あっという間にテーブルの上がいっぱいになってしまいました。 忠告を聞かずに持ってこいと言った手前、残すわけにもいかず、おなかいっぱい食べました。 大失敗だぁ。言うことをちゃんと聞けばよかったよ~。 でもおいしかったからいいことにしよう! ということで、観光に出発です。 台湾は、タクシーに乗っても比較的安全ですし、便利です。 言葉がわからなくても漢字で書けばなんとかなるし、日本語が分かる運転手さんも多いです。 一日中タクシーを乗り継いで移動することにしました。なにしろ暑かったので… まずはホテルのドアマンのおじさんにタクシーを手配してもらい、ホテルの玄関前に止まっていたタクシーが1台やってきました。 ドライバーは日本語を話すことが出来ました。 安心して世間話(どこから来たの?とか)をしていると、実はうちで店をやっているから寄って行きなさい、と… ん?まずい空気が…。 とりあえず車はそこへ向かっていきます。 楽天的な私達ですが、怖さも手伝って、そのまま連れて行かれました。 着いたところはほんとに普通のお土産物屋さん。 ゆっくりみてってと言われましたが、我々の目的はこんなんじゃない! そこで、ちょっと気に入った七宝焼きのケースがあったので購入し、さっさと出発です。 最初の目的地は故宮博物院です。 ここには毎日通っても全部は見られないというほどたくさんの宝物が納められています。 中国本土から持ちだされたもので、北京の故宮博物院よりもすごいものがたくさんあり、一生通っても全部を見ることは出来ないと言われているのだそうです。 この後、孔子廟・忠烈司と見学しました。 そして、台湾と言えば市場!ということで、玉市と花市へ行きました。 玉市には翡翠を使ったものが数多く売られていましたが、特に欲しいものはなかったので、うろうろとしていました。 端の方で紐を編んだものやそのための紐を売っていたので、いくつか買いました。 ここでは値段が分からず、電卓を出してお店の人に入力してもらいました。 その値段が妥当なものかどうかは不明ですが、すごく安かったと思います。 花市には、もちろんたくさんのお花が売られていましたが、国内への持ち込みはいろいろとあるようなので、見学だけしていました。 その後、三越デパートに行き、台湾お買い物事情を探索しつつ、デパ地下へ。 お総菜コーナーで北京ダックなどを買い晩ご飯にすることにしました。 いつも旅行に行くと寄ってみるのが、セブンイレブンです。 たしか、飲茶のようなものがテイクアウトのおかず(日本ではローソンのからあげくんとかがありますね)になっていて、おもしろくてつい長居してしまいました。 この時、レジのところに「たまごっち」の白が置いてあったので、買おうかと思ったのですが、偽物かもと思ってやめました。 また来れたら買ってもいいかなと思ったのだけれど、そのあとは行かなかったので買えませんでした。 セブンイレブンで飲み物等の買い物をして、ホテルの部屋で晩ご飯を食べました。 |
| <3日目>8月25日(月) |
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| 朝食は、ガイドブックに載っていたおかゆ屋さんへ行こうということになり、地図を見ながら出発です。 ホテルから歩いて10~15分くらいのところにある「青葉」というおかゆ屋さんへ行きました。 もう何を食べたのかは忘れましたが、おいしかったのは確かです。 そして、お楽しみは、エステです。 持っていたガイドブックに載っていたエステのうち近くのところに行ってみました。 フロントには、少し日本語が分かる女の子がいて、確か日本語で書かれたパンフレットも置いてあったと思います。 ガイドブックに載っているくらいだから、日本人観光客も来るのでしょう。 ここでは、ミストサウナとスクラブと全身マッサージのコースをしました。 ミストサウナは蒸気があるので、熱いけれど結構長い時間入っていることができます。 そして、スクラブはアンズかスモモの種を砕いたものを使っていました。 全身マッサージはもちろん全身をくまなくなんだけれど、足裏のマッサージもありました。 私は全く普通にマッサージされていたのですが、隣で施術されていたYちゃんはやたらに痛がっていました。 終わって休んでいた時にYちゃんが「さっきの足つぼマッサージ痛かったね~。私が痛かったところって胃かなぁ。」って言うんです。 言われて初めて、あれが足つぼマッサージだということに気が付いたのでした。 めっちゃ健康な私はやはりどこも悪くないらしく、ああ気持ちいいとまで思っていたんです。 ちょうど日本で足つぼマッサージが流行り始めた頃でした。 そんな感じに元気なもので、その後は日本で足つぼマッサージには行ったことがありません。 意味ないかと思って… 次にDFSで買い物をして、夜市へ向かうことにしました。 どこかで移動中に日本語ぺらぺらの運転手さんだった時に女性二人組で行っても安全なところと注意することを聞いておいたので、その話を元に、士林夜市へ行くことにしました。 士林夜市はとても賑わっていて、まるでお祭り。 いろいろなものを売っています。 屋台もいっぱい出ていて、食堂のような感じのところもたくさんありました。 言葉が通じなくてもなんとかなりそうな屋台を物色し、ごまもちを買うことにしました。 指さし確認によって買ったごまもちは香ばしくてとてもおいしかったです。 うろうろしていると、どこかでとてもジューシーなお肉を焼く匂いが漂ってきました。 辿り着くと、パンに焼いたお肉とキャベツなどの野菜を挟んだものでした。 私はとても食べたかったのですが、Yちゃんはいらないと言います。 屋台は苦手みたいです。 確かに生野菜はやばいかなとも思ったのですが、私は胃腸が丈夫だし、どこで何を食べても大丈夫だったので、挑戦しました。 ここでも指さし確認です。 3種類くらいあったのですが、わからない漢字が書いてあったりするので、分かり易い「牛」を買うことにして看板を指さし、1個だけでいいという意味で人差し指をたてました。 するとおじさんは首を伸ばして看板を見て、「ビーフ?」と聞いてきました。 ああそうか、ビーフでいいのねって気が付いて思わず「はい」と言ったら、「ジャパニーズ?」と聞かれました。 「イエス」というと、おじさんは日本語で話しかけてきました。 台湾はほんとに日本語を話せる人が多くてびっくりします。 これも過去の悲しい出来事の産物でもあるわけですが、台湾の人たちは親日家も多く、日本語を話せるということをメリットとして活用している方も多いように見受けられます。 このパンはとてもおいしかったです。また食べたい… |
| <4日目>8月26日(火) |
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| 帰国日です。 朝食はホテルのバイキング。 |