2010.03.18
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さぁ今日は「キセキ」のお話しです。
告別式にいらした方はご存知かと思いますが
式中、「アメージンググレイス」を
歌って頂いた方がいらっしゃいました。
その方は、母と親交のあったプロシンガーHさんです。
なぜ？Hさんが「アメージンググレイス」
を歌う事になったのか？
実はこんなエピソードがありました。
12日の夜・・・
Hさんは、とあるコンサートに出演されていました。
予定通り、曲目を終えたのですが
突然、プログラムには無かった「アベマリア」の曲を
歌いたくなり歌ったそうです。
その時間は19:58頃。そう、偶然にも母が眠りについた時間です。
（勿論その時、Hさんは母の状況を知りません）
さて一方、13日の深夜・・・
通夜を終え、葬儀の準備でバタバタしていた私。
気持ちを落ち着かそうと一旦自宅へ戻り、
母のPCメーラーを何気にさわり
失礼ながら内容を拝読すると、母の状況をご存知で無い様子。
私は訃報メールを送り、式場に戻る。
そして14日の朝・・・
Hさんは私のメールをご覧になり、式場（喪主の私）に電話を入れる。
時間は午前11時頃。
是非、よしえさんのために歌を歌いたいのですが・・・
～中略～
ただ、11:30に間に合わないかもしれないんです。」
私は、勿論快諾し母の好きだった「アメージンググレイス」をリクエスト。
到着することを信じ、そして・・・
Amazing grace how sweet the sound
That saved a wretch like me.
I once was lost but now am found,
Was blind but now I see.
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Hさんより頂いた言葉
「コンサートのプログラムになかったアベマリアはきっと
よしえさんに歌ったんだ・・・。」
Hさん、本当にありがとうございました。
そして今、母がいる部屋では、Hさんが歌うアベマリアのCDが流れています。
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・・・次回のブログ更新では 母のブログに対する思いを綴ります。
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