電話カウンセリング 初回無料 byアドラー心理学

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2006年01月31日
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テーマ: 生き方上手(711)
カテゴリ: その他の心理学等
よく、過去の出来事に対する思いを変えるというのは、過去を変えることだと思っている人がいますが、そうではありません。

まず、過去の出来事は変えられませんよね。これはよく分かっていただきます。でも、それでも過去に執着して「過去が変わらないと自分は幸せになれない。」とこだわる人がいます。不可能なことにこだわって不幸なことです。

あるいは、過去の出来事を何度も思い出しては、「あの時、もし、こうしていたらどうなっただろう。」などと逆シミレーションをしてしまう人もいます。無駄なことにエネルギーを使って大変です。

どちらも実は「現在」の問題なのです。過去にこだわっている人は「現在」こだわっているのです。過去の出来事を何度も思い出しているのは「現在」の問題なのです。

つまり、過去の出来事に対する思いを変えるというのは、「現在」の「思い」を変えるということなのです。
過去の出来事は本当は再現できません。記憶の中で再現させているのは現在の精神作用なのです。

現在を変えるって誰にでもできますよね。そう。やろうと思えば誰にでもできることなのです。現在だからこそ、私たちはどうにかすることができるのです。そして、そのことによって現在の連続に過ぎない未来も幸せな未来へと変貌するかもしれないのです。

実は、未来も未来にはないのです。「未来が変貌する」というのは現在における意識変化として、「おっ。このままいくと未来ではもっと楽しいことや幸せなことが実現するぞ」という予感・予測を持つということなのです。

そして、じっさいにその予測した未来が「現在」になってみて初めて、予測が実現するわけです。



さあ、「過去も未来も現在なのだ」ということが分かってくると、「今やれること」をおろそかにできなくなってきます。今目の前にある活動をおろそかにしているということは、「過去も未来も現在だ」ということが分かっていないということなのです。

あなたは大丈夫ですか?

あ、誤解のないようにいっておきますが、うつの人が現在ゆっくりと休むのは未来の幸せのためです。「今を大切に何でも無理してがんばれ。」なんて理不尽なことを言っているのではありません。

うつの人は、未来のために、現在はゆっくり休むということに専念しましょう。

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最終更新日  2006年02月05日 13時59分43秒
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