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アドラー心理学では、反省なんかしない方が良いと考えます。
反省なんかしたら、惨めな気持ちになって、生きていくエネルギーが下がるからです。自分のことを責めてしまいますし。
人間は、その瞬間、その瞬間、一生懸命生きています。その時は、それが一番良いと感じて そう行動したのです。だから、反省する必要はありませんよね。自分を責める必要はありませんよね。
悪いと分かっていて行動することもあるかもしれないとお考えになる方がいるかもしれません。
確かに、顕在意識で「悪い」とか「不適切」とか「これを行動したら、よくない結果になる。」と分かっていて、潜在意識に引きずられて、行動してしまうということは、人間だれしもあります。
しかし、これは、何らかの原因があって潜在意識に心理ブロックが存在しているだけなのです。反省したり、自分を責めたりしても、この心理ブロックは取れません。
じつは、取れるどころか、反省したり、自分を責めたりすると、この心理ブロックはより活性化することが多いのです。
それよりも、自分にできる範囲で、次からは、良いと分かっていることや、比較的この行動の方がマシかなと思う行動を実践していこう!と思って、未来に目を向けて、行動を変えようとする方が、心理ブロックは乗り越えやすいのです。
反省なんかする必要ないのです。次にもっとうまくやればいいのです。
もちろん、それではなかなか改善しないこともあるでしょう。その場合は、シータヒーリングや心理セラピーなどで、心理ブロックの根っこを探し出して、その根っこを解消していくと、行動を改善しやすくなります。
反省しないと、ずっと悪いままじゃないかと危惧する人がいるかもしれません。
実はそれは勘違いです。
失敗したり、うまくいかなかったら、反省しないで、自分を責めないで、堂々とした心持ちで、次への改善策を考えて実践していく方が、改善しやすいのです。
どんなに失敗しても、うまくいかなくても、堂々とした自分を受け入れて、自分を信じる気持ちを持ち続けるということがミソです。
反省なんかして自分を責めたら、自分を受け入れたり、堂々とした心持を維持するエネルギーが弱ってしまいます。
改善策を実行していくエネルギーが減ります。もったいないのです。
反省はしないように努力しても、後悔してしまう人もいるかもしれません。(本当は、反省癖のある人が良く後悔もするのですが)
後悔しても意味ないのです。過去は変えられないからです。
人間って、その時その時の行動って、その時の最善の判断で最善の行動しか取っていないのです。
ほんとうに「他の行動の方が適切だ」と無意識の底まで納得していたら、その適切な行動をとったはずなのです。
それを、その適切な行動をとらないで、後で「ぁ、しまった。」と思うような行動をとったと言うことは、
心の奥底では、「他の行動の方が適切だ」とは納得してなかった。「この行動(失敗を呼び込んだ行動)がいいのだ。」と無意識では勘違いをしているいうことなのです。これを心理ブロックと言います。
だから、仕方ないのです。
なんとか、地道な行動変化をしながら、心理ブロックを乗り越えるか、ヒーリングや心理セラピーで心理ブロックの根っこを取り去るしかないのです。
後悔して、過去のことを考えて、過去にエネルギーを注いでも、どぶに捨てているようなものです。時間と労力と気分がもったいないのです。
とは言っても、後悔してしまうこと自体が強力な心理ブロックの可能性もあります。 この後悔のパターンも、反省しないで、自分を責めないで、地道にコツコツ未来に意識を向けるようにするか、ヒーリングか心理セラピーで取り去ることです。
とにかく、反省と自分を責めることだけはしない方がいいです。
希望と勇気!
熊本こころ相談室
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