独断と偏見のロ～～マンス

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2008/10/03

いくつものジェラシー・・・ダイアナ・パーマー

(6)

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

いくつものジェラシー＊ダイアナ・パーマー＊シルエットスペシャルエディション　N652

あらすじ

「親友の裏切りによって愛を失ったわたしに、
今またこんな過酷な現実が訪れるなんて・・・・・。」
アントニアがワイオミングの故郷の町を逃げ出して九年がたつ。
大学への進学と、恋人パウエルとの結婚を控え、まさに希望に満ちた日々だった。
だが、父の友人を愛人にしているという根も葉もない噂を立てられ、
噂を信じたパウエルから、挙式前日に婚約を解消された。
しかもパウエルは、その噂を流した彼女の親友と結婚してしまった。

そう決心したアントニアは、アリゾナのツーソンで小学校の教師をしている。
しかし、医師から不治の病にかかっているという宣告を受け、
体の弱い父と残り少ない時を過ごそうと、思い切って帰郷した。
数年前に妻を亡くしたパウエルとも再会したが、二人は非難の言葉かけあうばかり。
しかも代任教師の職を得た母校の小学校には、パウエルの娘で、反抗的なマギーがいた・・・・。

独断と偏見
先日のフラッシュバックが良かったので
「古い作品もいいものよね～～」
と、久しぶりに古い蔵書を引っ張り出して読みましたの
どうしてヒーローはこんなにもバカなんだろうか？
どうして結婚まで考えていたヒロインの言葉よりも
ヒロイン親友なんかの言葉を信じたんだろうか？

しかも子供作るし（早産だったのでヒロインも妙な誤解するし・・・）
その子供はひねくれててヒーローに無いこと、無いこと吹き込んで
H&Hの関係を余計ややこしく引っ掻き回すし
で、そのうえヒロイン余命幾ばくも無い？
踏んだりけったりダイアナお得意ドアマットヒロイン

読み手はちょっと気分が悪くなるかも
でもまぁ、自分の過ち（？）に気づいたヒーローの
　~~手のひらの返し~~　尽くしまくりようには
ちょっぴり溜飲が下がりますが・・・
最近はパワーある文庫物を読んでいるので
到底懇願ぐあいなど満足できるものではありませんが
まぁ、他のダイアナヒーローに比べればそうも鬼畜じゃないしいいかな？
で、「ダイアナ地獄！」とか言いながらも
ついついダイアナ作品を手にしてしまうのは
この激しく時代錯誤なヒーローのオバカ加減と
ヒロインのドアマット状態が
中毒性を発揮しているのかもしれないのでございます。

スピン
いっぱいありすぎて
なにがなんだかわからな～～いっ！！
（え？そんな説明あり？＞笑）

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