独断と偏見のロ～～マンス

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2008/10/05

偽りのダイヤモンド・・・シャロン・ケンドリック

テーマ：ロマンス小説　読書日記(461)

カテゴリ：読後感想

あらすじ
ナターシャはイタリア人大富豪ラファエルの有能な家政婦。
四年前、ラファエルは困窮して訪ねてきた彼女を雇い、
以来、住み込みの使用人として家のことはすべて任せてきた。
ある日、ラファエルの妹が失恋の痛手から神経衰弱で入院した。
社交界の華である妹のニュースは、世間を騒がすに違いない。
病状の悪化を心配したラファエルは、ふと妙案を思いつく。
自分が電撃的に婚約を発表してマスコミの注意を引こう。
妹が快復しだい、婚約は解消すればいい。

―ひそかにラファエルを愛する彼女の気持ちなど気づきもせず。

独断と偏見
まぁ、シリーズロマンスですから・・・
って、終わっちゃダメですかしら？
大筋は何時でもどこでも、ハーレの世界では良くある展開なんですが
ですから、安心して読めると言うのも否めないところでございますの。
ただ欲を言えばロマンス読みとしては
もっと昔からヒーローには悶々としてて欲しかったかな？
自分では気づかないうちにヒロインに惹かれている
というのが読み手に伝わってくれば
あんなとってつけたように、偽装婚約者のなり手が見つからないから、
誰でもいいから、よし！手近な家政婦で手を打とう！

もちろんその後の大富豪のフィアンセにふさわしい装いをしたから
美しさに気がついたというのはアリですが
やっぱりとってつけた感が残りましてよ
しかもいきなりシークのお屋敷に飛ぶし・・・
う～～ん、それでもこの薄さできちんと話を納めるには

最近文庫でじっくり読み込んでるから
久しぶりで突っ込みすぎちゃいますわ～～
でも、お約束ラストのヒロインを追っかけて懇願
さらに、ヒロインが逃げていった町に居住を構えるあたり
さすが大富豪！

ともかく、このハーレの唐突感を克服するために
しばらく文庫は休憩してハーレでリハビリしようかな？
（はっきり未読本を何とかしろ！といわれたと認めろよ＞自分）

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