1

<NHKのHPより抜粋>鯨の肉で串焼きを作ったチャングムの料理に中宗も満足し、おもしろくないチェ尚宮(サングン)。女官たち全員の前でチャングムが味覚を失っていることを暴露し、味覚を失った者が水剌間(スラッカン)で務まるかどうか、詰問する。まぁ、このときのチェサングンの勝ち誇った顔つきったら。。たとえチャングムの料理の腕前がすごくても、他の女官たちの作った料理を教え、指導するにあたって、味覚がなくては務まるはずがない、スラッカンにいるべきではないと、それはそれは声高らかに吠える。とうとうチャングムの味覚検査が行われることになる。すでに味覚が戻っていることを言いそびれていたチャングムは、アミの塩辛を使ったテストに全問正解、味覚が戻ったことをみなの前で証明する。チェゴサングンは、女官たちを前に「チャングムの味覚が戻ったことを皆で喜びましょう。。チャングムが今回味覚を失ったのは、王子さまの体調が悪くなった原因をさぐるために、チュンジョチョナプタンを食べた後遺症のためだ。自分の命も顧みず、勇気のある行いだった。そのため味覚を失ったのに、そのことをもってスラッカンから追い出そうとするなど言語道断の行いである。これらは反省しなければならない。チャングムの回復を喜んで今夜は美味しいものでも作ってあげなさい。」と言う。面目まるつぶれで、顔色なしのチェサングン。。自室に戻り、机をバンバンとたたき、「おのれ~~~、今にみておれ~~」とそれはそれは恐ろしい剣幕。。チェサングンさま、恥をかかされておかわいそう、とヨンノは言うが、クミョンはそうとは思っていない様子。。チャングムは自分を助けてくれたウンベクに報告し、お礼に料理を振舞う。親友のヨンセンは、チャングムの苦しみを知らなかったことを無念に思い、「どうして教えてくれなかったの。何か力になってあげたかった。。」とチャングムに言うと、チャングムは「心配かけたくなかったの、それにあなたがいてくれただけで、心が癒されたわ。」と礼を言う。このとき、ヨンセンは照れて敷いてあった布団に、隠れるようにして照れる。。ヨンセンったら、可愛い~~~~。。。チャングムはそのヨンセンに、今回のことでお世話になった人(チョンホのことだが、ヨンセンには彼の名を伏せる)にお礼をしたいが何がいいかと尋ねる。ヨンセンは「真心」を差し上げたら?チェゴサングン様は料理は真心を込めて作るものだと日ごろから言われている、と助言する。チョンホのために夜半、料理を作るチャングム。。。茹でた栗を細かくきざみ、お餅の周りにまぶしたお菓子のようでしたね。お餅には蜂蜜らしきものを混ぜていたので、きっとほんのりと甘くて。。じゅるるる~~~っと今週もよだれが。。。そこへクミョンがやってきて、チャングムに「あなたの味覚が戻ってよかった。あなたは私が認める唯一の好敵手だから。。」と言います。チェゴサングンになりたい一心のチェサングンとは違い、クミョンは料理人としての技術をもって、チャングムに勝ちたいのですね。。。「この宮廷の中で、相談にのってくれる人がいるなんて、(あなたが)うらやましい。。」とクミョンは 力なく言います。そのクミョンがふと思い出したのはチョンホのことでした。彼の欲しがっていたすずりを抱えて、意を決して彼の元を尋ねます。一足早く、さきほどのお菓子と借りていた医学書を届けにチャングムがやってきて、「真心を込めて感謝の気持ちで作りました。」とチョンホに言いました。クミョンがその後にやってきてすずりを渡すと、顔色が悪いがとチョンホに指摘され、彼女は「このごろ今の生活にむなしさを感じています。」と悩みを伝えます。チャングムから「真心」の話を聞いていたチョンホは、「武道は相手を倒すことばかりを考えるものですが、料理は食べる相手のことを想ってするお仕事ですね。素晴らしいお仕事です!!」とクミョンを励まします。クミョンはうれしそう。。でも、可愛そうなことに、チョンホが素晴らしい仕事と絶賛したとき彼の頭の中にあったのは、彼女でなくチャングムなんですよね。。おもしろくないチェ尚宮(サングン)は競合の取り下げを狙い、根回しをするが、その結果、競合は行なわれるがその判断は中宗ではなく皇太后が行なうことに。王子の誕生祝いの料理が最初の競合とされたが、その後、皇太后が新しい課題を出す。一方その頃、チョンホは皇后の命を受け医務官と料理人を手配。幼い頃より皇后を世話してきた尚宮(サングン)が体調を崩し、ウナム寺で療養しているのだ。その料理人にトックが任命される。トックおじさん、今回はチョンホや医務官と共にウナム寺へ行く道中の休憩所で、まかないの女性に抱きついたりします。そこへ、あの鬼より怖い奥さんが。。あいかわらです。あの夫婦は。。チョンホは上官の命を受け、収穫があるはずなのに例年より収穫高が少なく報告されている地域の調査を、人知れずやることに。。そこにあのおばさんが、チョンホの家に酒を納入させてほしいと商売の話をしたので、相手にされません。トック叔父さんに取り成すように尻をたたきますが、トック叔父さんも「ダンナ~~~」と蚊の泣くような声で。。宮中では、いよいよ競い合いの課題が。。王子の誕生祝の料理だが、水害によって民が苦しんでいる状況なので、祝いは質素にすることになり、皇太后の考えた課題は、今まで捨てていた食材を使って料理せよとの難題だった。宮中の外で、チャングム&ハンサングン、クミョン&チェサングンが食材を探す。。チョンホの励ましでやる気まんまんのクミョンは、魚のあらで塩辛を作ろうと提案。。一方チャングムは、酒作りに使った梅の実を、漬物にすることを考え出した。あとは汁物の具材だが、クミョンはだしになる肉や骨が売り切れだったので、スラッカンの食材を使い、時間をかけて煮ることに。。チャングムはその肉や骨にこだわり、遠くの村まででかけ、宮中に戻るのが1日遅れになってしまいます。ハンサングンは煮る時間が短いことを憂いますが、チャングムはなぜか自信ありげに、早速仕度にかかります。いよいよ王子の誕生日、皇太后はそれぞれの料理を味見します。魚のあら(チェサングンはえらを使った)の塩辛も梅の実の漬物も、絶品だと評価。。そこで、汁物とご飯を食べて結果を出すことに。。一口ずつ、汁物とご飯を食べた皇后は、はっきりと「チェサングンの勝ちとしよう。」と宣言。。得意げなチェサングンと喜びのクミョン。。納得いかないチャングムの顔。。長官が「理由をお聞かせ願えますか?」と皇太后を促すと、急にハンサングンが「理由は承知しております。。」と。。。わけのわからないチャングム。。一体、料理の味はどうだったのでしょうか。。来週が楽しみです。。。
2006.01.28
閲覧総数 847
2

いよいよ、最終回となりました。ヤンスングクの狙いがスヨンであることを察したイナは即座にチュンムンホテルに駆けつけ、スヨンを連れ出す。それを止めようとしたチョンオンを、イナは殴った!!訳がわからず、とまどうスヨン。。イナは事情を言えず、また別れたスヨンに対する想いがあって、一言も話せない。スヨンに対して背中を向け、目をつぶり耐える。。このドラマの後半、イナは本当に寡黙になってしまったので、ビョンホン氏は表情や態度での演技になり、その巧みさに思わずうなってしまいました。実は「オールイン」は、BS2での本放送、集中再放送、そして今回の総合での放送と3度目なので、ストーリー展開から離れて、視聴してきました。「美しき日々」では後半ミンチョルとヨンスはとても多弁で、双方の気持ちがはっきり伝わったのに反して、「オールイン」のイナは寡黙だったため、スヨンに対する気持ちも「想像」しないといけなくて、なかなかつかみにくかったのが正直なところです。さて、本筋に戻しましょう。。スングクの企みを知ったチョンウォンは、彼にその行為は卑怯だと非難しますが、スングクに「イナの命を狙ったとき、あなたは黙認したじゃないか!」と指摘されます。そうなんですよね。チョンオンはその顔立ちでついついごまかされてきましたが、(過去2回の視聴の際)もともとイナとつるんだ少年期も、父親に対する反抗心からイナに近づいたのだったし、スヨンがイナを慕っていることがどうしても納得できなかった上に、唯一イナに侵されなかった仕事に、イナがからんできたことで、チョンオンはイナが「じゃまもの」になったのですよね。。彼が昔の銃創が原因で危篤に陥っても、「このまま死んでしまうかもしれない。」とスングクからの報告に、動じるどころか、そうなっても仕方ないという顔でした。あの財津の息子ならではです。。結局、スングクからスヨンを守るために、彼女に辞職をすすめます。ハン・ミョンジン事件の独自捜査を終えたテジュン。テジュンの報告を受け、イナとチョングは容疑を晴らすべく検察に出頭することに。テジュンの報告のおかげもあってか、起訴猶予になり、晴れて冤罪を認められた。結果、再捜査が開始され、スングクとチェ会長が逮捕された。イナたちの動きが、父親の逮捕につながったと報告を聞いたチョンオンは、イナに「俺たちの争いに、なぜ父親を巻き込んだ!!!」と非難するが、イナは「擦り傷程度の怪我なのに、全身傷だらけの俺に、痛いと言っているようなもんだ!」「もう帰れ!これ以上お前の顔を見ていると、(自分を)抑えられなくなる!」そうだ!!!イナよ、怒れ!!!あの、アメリカに密航したあとの苦労時代を思えば、そんな程度じゃ怒りがおさまるはずもない!!スヨンに対しても、チョンオンに何度「お前はスヨンさんを愛する資格はない!」と言われたことか!!それはすべてチェ会長の野望に巻き込まれた結果だし、その事業を継いだチョンオンにも、自分の人生を翻弄させられたのだ!しかし、逮捕され失脚したあの財津(チェ会長)は、息子のチョンオンに、「わしを踏みつけにしろ。情に流されず徹底的にやれ!すべてわしに責任をなすりつければいい。」と会社の窮地を救う手立てを教える。。あくどい戦略でここまでのしあがってきた彼だったが、なかなかの根性だ。こそこそ逃げにかかる人も多いのだが。。チェジュド開発の2回目の入札に、イナたちは参加しなかった。マイケル・チャンの資金は、やはりファルコーネがらみのマフィアからのものだったのだ。一方マイケルは、不穏な動きを感づいたのか、入札が終わり次第、イナとチョングの命を亡き者にするよう、チュニルに依頼する。密談を聞いたリエは、イナの部屋を訪れ、ポーカーをしようと切り出す。ポーカーに負けたリエは、イナにマイケルの策略を告げる。このポーカーのくだりが、なんともそぐわない。。オチダリエが、あまりポーカーが強そうに見えないのよね。。最初から勝負は見えていたし。。イナってば、ワンペアもそろってないのに、「オールイン」しちゃって。。あのポーカーって意味があったの????第一、リエってば、万が一(ま、ありえないけど)イナにもし勝ったら、マイケルの策略を「教えな~~い!!」って帰るつもりだったのでしょうか??副音声で聞くと、リエは日本語で話し、イナとチョングは韓国語で話している。。。それもすごく変だし。。スヨンに特訓してもらっても、理解できなかった日本語なのに、イナってばいつのまに日本語を理解できるようになったのでしょう。。ま、ともかく、入札を無断で下りたため、マイケルが血相を変えて、怒鳴り込んできた!!シャツの首元をつかまれ凄むマイケルに対し、イナは「俺はチンピラだ。(こんなことをしたら、)どんなことをするかわかりませんよ。」と睨み返す。。捨て台詞を吐いて退出するマイケル。。。このあと、ジェニーとポーカー選手権に出るからとイナと別れるチョング。。実はチョングさん、このあとマイケルの差し金で、暴漢に襲われ命を落とすことになっていたそうです。それを「チョングを死なせないで!!」とファンに嘆願され、このくだりはなくなったそうです。イナとチョングの最後の抱擁。。よかったですね。。チョングはイナに絶対の信頼を置いていましたが、イナにとってもチョング(あのいかさま事件だけは許せませんけど)は、なくてはならない存在でした。「オールイン」は、イナとチョングの友情物語でもあったと想います。(私の好きなシボンさんは、最終回ではお目見えできませんでした。。)入札で勝ったと思ったのに、イナたちは参加しなかったと聞き、イナに抗議するチョンオン。。。あいかわらず、事業のことしか頭にないのね。。全てを達観したかのようなイナは、チョンオンとの出会いを想い、「お前は、プルゴム組にいっしょに仕返しに行った友達だよな。。」と諭す。。今後、シーワールドグループがマイケルに勝つためには、チニたちと協力するといい、とアドバイスまでして、チョンオンが勝ってくれることを望んでいると言うイナ。。あ~~~、チョンオン、あなたってば、完全にイナに負けたわけですね。。その場を去るイナ。。立ち止まるが後ろを振り向くことなく、行ってしまうイナ。。チョンオンはただ一筋の涙を流しながら、言葉もなく、見送ることしかできなかったのでした。う~~~ん、名場面!!!!!!実業家としての全てを捨てたイナ。。教会の近くの家で、花壇を作っていると、聞き覚えのあるオルゴールの音が。。。「これ、忘れたでしょ?」とスヨンがオルゴールを持ち、そこに立っていた。でもここでもイナは寡黙になってしまう。。スヨンは想いが通じていないと、「私の勘違いね。。」ときびすを返す。。「スヨン。俺には胸の傷とこの家しか残らなかった。それでもいいか?」「部屋をひとつやるから、一緒に暮らさないか??」うなずくスヨン。。。よかったねぇ~~~~。。。長い長い道のりを経て、ようやく結ばれた二人。。でもその抱擁(キスシーン)は、(韓国ドラマによくある)360度ターンしないといけませんか??私、あれって苦手です。見てるだけなのに、目が回るような気がして。。最後までつっこんでしまい、すいません。。でもこれまで見てきた恋愛ドラマでなく、海外ロケやチェジュド開発など、ストーリーも壮大で、男の友情物語でもあり、圧巻だったと思います。ビョンホンファンの私としては、随所にアクションシーンがあって、楽しめましたし、改めてビョンホン氏の演技に魅了されました。ついつい長い日記になりましたが、読んで頂いてありがとうございました。来週から、「宮廷女官 チャングムの誓い」が放送されます。これもお勧めです。イナの叔父さんがまたコミカルな役で登場しますし、スヨンのお父さん、スンドン会長も重要な役回りでほぼ全編に登場されます。1400~1500年ごろの朝鮮王朝時代の物語ですが、堅苦しくなく、宮廷で食されていたごちそうが毎回登場しますので、必見です。できるだけ、私も日記アップしようと思います。
2005.10.03
閲覧総数 30637
![]()

