あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2009.01.22
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カテゴリ: あそび一般

前回 前々回 のブログ記事で取り上げた、パズルと電車の「大回り乗車」は、実は「一筆書き」というキーワードでつながっているのだ。 【経路が重複しなければ最短経路の運賃で乗車できるJRの規則を最大限に生かし、終夜運転となる年明けから元日の深夜まで“大回り”で電車に乗り続けるという挑戦だ。首都圏“一筆書きの旅”】 (【】内は記事から一部引用、Google ニュース/ZAKZAK:2008年12月26日)

 こどもたちにも人気のある「一筆書き」は、古典的なパズルの一つだが、前々回のブログ記事で紹介した、電車(JR)の「大回り乗車」の経路は、この「一筆書き」になるのだ。正確には、交差する個所が全く無い「一筆書き」の乗車経路だが、これが「運賃計算の特例」により、一区間(最短経路)の運賃になるのだ。

 記事は、その「大回り乗車」の最長距離を目指すマニアを取り上げた記事だが、こんなところにも「一筆書き」が登場していたのだ。この「一筆書き」は、鉛筆と紙さえあれば、何時でも何処でも楽しめるあそびとして、昔からこどもからおとなまでを楽しませてきた。

 この「一筆書き」には、その図が一筆書きが可能かどうかの判定や、どこから書き始めれば良いかは、簡単に見分ける方法があるのだが、私もそうであったように、多くのこどもたちは何回も描いてみて、回答を見つける。そして、「一筆書き」はこのように試行錯誤的に楽しむのが、本当は面白いのだ。

 パズルは答えや確実な解き方が事前に分かっているほど、その面白さは小さくなる。また、試行錯誤は思わぬ新発見を生み出す事も多い。特に、頭の柔らかいこどもたちの試行錯誤は、おとなが感心するほどの名回答を見つけ出す事もしばしばだ。その弛まぬ試行錯誤は、新発明や新発見の一つの極意でもある。



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最終更新日  2009.01.22 17:21:08
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