あそびはこどもの仕事やで!:遊び学ブログ

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2015.01.17
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カテゴリ: あそび一般



 ドッジボールのルールにはいろいろあるが、多くの場合、最終的に内野と言う、コートの枠内に、残っている人数が多い方が勝ちとなる。言い換えれば、敵にボールを当てられると、アウトになって外野へ出る。アウト(out)だから「外」なのだ。いや、その反対かも知れない。

 このように、あそびにおいて「外」が、アウトや敗者を意味する事は多い。相撲やベーゴマはもちろんのこと、石けりケンパでも線から外は、それが石でも足でもアウトとなる。冬のあそびの一つ「押しくらまんじゅう」にも、相手を円の外に出すあそび方もある。

 もちろん、反対に、「かごめかごめ」のように、輪の内がアウト的な位置づけのあそびもあるが、それは例外と考えていいくらいに、あそびにおいては、「外」は、あまり良い意味を持たされてはいない。

 しかし、そんな「外」だが、ドッジボールのルールには、外野から相手を当てれば復活して内野に入ると言うルールもある。敗者復活のルールのあるものも、あそびにおいては意外と多いのだ。

 それに限らず、チーム対戦型のあそびは、「宝踏み」のように内外野交代などの攻守交代が頻繁に起こり、なおかつチームそのものも適時、チーム分けが何度も行われる。

 このように、あそびには「内」と「外」が絶えず入れ替わり、こどもたちは、そのことにより、様々な立場を、身を持ってあそびの中で経験する子となる。

 そのことに、チームの組み換えが加わり、いろんな個性を持ったこどもたちと、共通の目的を持って協力することも覚える。だから、そんなあそび方が続いている限り、余程のことがないと、特定の子を仲間 れにはしないものなのだ。




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最終更新日  2015.01.17 17:03:48
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