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ルギが 13
てぇことは、このブログも13年続いているのです。びっくりしますねぇ!13年って、なんて短いんだ!過ぎ去ってしまったからかもしれないけど。
ルギさん、バリバリの思春期であるはずなのに、なんか、あんまり手がかかりません。大声でケンカとか、暴言を吐くとか、そういうのがない。まさか、反抗期がないのか?うわぁ、それはそれで、怖いぜ!
ときたま、わけのわからないことを言うこともありますが、別に、大したことはない。前に知り合いの方(とっても上品でお優しい奥様)に
「ルギちゃん、どうして、あんなに素直ないい子なんですか?」
と聞かれたので
「ありがとうございます。あいつ、素直ないい子ですか?」
と、言いますと
「ええ、いつもきちんとご挨拶してくれるんですよ。うちの娘なんか、私に『死ねばばぁ!』なんて言うんですよ!どうしたらいいと思います?」
上品な声で、穏やかでないことをおっしゃる
「そうなんですね、じゃぁ、『うるせぇ、お前が死ね』って言えばいいんじゃ?」
「え?」
「もしくは、すべての家事をボイコットするってのはどうですか?『死ねとか言われてまでやりたくない』とか言って」
「はぁ」
「それか、有り金全部もって、船旅に出るとか、ホスト遊びをするとか、なんか、かっとんだことをするんです。そしたら、娘さん『うちの母親はやべぇ』って思います。いかがでしょう?」
後に、その知り合いの方は、娘さんの食事を3日つくらなかったらしいです。そしたら、謝ってきたらしい。おいおい娘さん、3日でギブアップかよ?
根性ねぇな。
その話を、ルギさんにすると、ふんふんと聞いて
「その娘さんさぁ、周りの大人が優しいからなめてんだよ。なにするかわかんないんだよ、大人って。」
と、言ってました。
知り合いの奥さん、すみません。うちの娘は素直ないい子というよりも、やばい大人が母親ってだけです。
ルギさん、こんな調子ですが、最近、ちょっとおもしろいことがありました。
ルギさん、塾を替えることになりました。勉強が難しくなりすぎて、公文の「一人でやる」では、どうしようもなくなったらしい。それで、近辺にある塾に説明にいって、一度、お試し授業を受けるという話になりました。
近辺にある塾。
この「近辺」って、おいらの家の裏にあるくらいの、近辺です。これを覚えておいて下さい。
さて、お試し授業の当日、ルギさん、一向に行く気配がない。
「ルギ、塾に行く時間じゃないのかい?」
「ん?」
「いや、今日はお試し授業でしょう?」
「おかあちゃんも一緒に行って」
はい?
「おかあちゃん、一緒についてきて」
「君、塾くらい一人で行けよ」
「いや」
「いやじゃねぇよ、すぐそこ、近所だろ?一人で行ってこい」
「じゃ行かない」
「なんだそれ?じゃ行かなくていい」
「最初だけ入り口まで着いてきてくれたら、次回からは行けるかも~」
このやろう!わかったよ!
本当に仕方なく、塾の入り口までついていきました。なんだこれ
で、入ってしまえば、ちゃっきりこなすルギさん、帰りは一人で帰ってきました。
「おかあちゃん、今日はルギちゃんの誕生日ですよね?」
「あ、そうだったね(塾に一人で行けなかった衝撃で、忘れてた)」
「○○(ルギお気に入りの刺身屋さん)に行きたいです。」
「今日?今日の今日は、たぶん無理だよ」
「電話してみよ」
ルギさん、さっさとスマホで調べて、電話する
「あ、こんばんは、今日なんですけど二人空いてますか?はい、はい、7時半には伺います。私、○○といいます。お願いします」
え?
「予約できたよ。行こう」
飲食店に予約の電話をする中学一年生。(それもスムース)
うちの娘わからねぇ!!塾は一人で行けないのに、飲食店に普通に電話できる!で、予約できる!なんだこれ?
「ルギちゃん、小さいときから居酒屋さんとか行ってるでしょ?だから、予約の電話なんか平気だよ。」
「でも塾には一人で行けないわけね」
「それとこれは別」
意味わかんねぇ
塾の先生は「この年の子で、これだけ自分のことを話せる子は珍しいです」って言ってたけど、塾に一人で行けねぇんだよ?なに?その、人見知りみたいの!
それにしても、ルギ面白いぜ。君さ、ハンコーキとかないの?なんかさぁ、ばばあとか言うとかさって、刺身食べながら言うと、奴はいつものように、猫みたいに鼻にしわを寄せて笑いながら、言いました
「お母ちゃん、ルギちゃんがもし、ばばあとか言ったら、これ幸いに、一人で旅行とか行くでしょ?そうはさせませんよ。ふふふっ」
・・・こいつ抜け目ねぇ