工場作業や営業回り。単純なようで難しく、熟練していくにも
歳月がかかるもの。特に「危険」に関しては、作業前に周知徹底
出来るものもあれば、そうでないものもある。そのあたりは
盲点と言わざるを得ない。また、予期せぬ事故というものも
稀に起きることがある。
(車の運転)
僕の場合だと、止まっていても後ろから突っ込まれたりする可能性も
あるし、対人事故も想定外の場合に起きる確率も少なからずある。
僕だってニアミスはたくさんあるしね。。。
ただ、運が良い場合もあれば、確認や注意が行き届いているから
防げている場合がある。
未然に事故を防げた場合に「ああ、これがこうだと事故につながるのか」
と勉強になる。自分の身は自分で守る。他人の身も自分の注意喚起で
守る。これが大切なことなんだと思う。
どれだけ周りから注意喚起され、同じことを注意され続けていても
本人がぼーーーーっとしていては何にもならないし、一度事故が
発生すると少しの怪我では済まない。
その一度の事故がどれほどに周りに迷惑をかけ、かつ、自分の身を
不利に(重大な怪我)してしまうかをもう少ししっかり考える必要があると思う。
会社は事故を起こしてしまったと本人やその親族に謝罪しなくてはならない。
しかし、それは本人の自己管理不足が大いに関係しており、その事故が
重大であればなお、保障問題にもなりかねない。
また、事故により今後の仕事や生活に支障が出ていても、会社は解雇は
出来ず雇用し続けなければならない。
これは被害者からすれば当然ではあっても、経営とは関係ない僕のような
立場からみても一人前の仕事量がこなせなくなるとそれはそれで非常に
困るからだ。
僕の奥さんの会社でも肋骨6本骨折の事故があったそうだが、死ななかった
ことに関してはホッとしつつ、「よかったね」と事故の本人にも言ったそうだが、
それに付け加えて「費用は全て会社で負担するが、この事故は会社の
注意喚起を無視したものであって、本人の過失だ」と。
「建設関係で事故があると、仕事の請負に支障をきたし、先には経営にも
支障をきたす。こういうこともしっかり熟知して、会社の方針には従って
欲しい」と、こうも言ったという。
・・・これも一方では難しい問題ではあるけれど、もう一度考える時間や
みんなで考える時間というのも必要なのかもしれないと思います。。。