【少ない靴も履きまわす】「UGG」のブーツを捨てることができた理由

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2016.11.16

【少ない靴も履きまわす】「UGG」のブーツを捨てることができた理由

テーマ：オシャレ大好き(190758)

カテゴリ：靴のおはなし

日ごろ【少ない服を着まわす】ことを趣味の日課として楽しんでいるわたしですが、

わたしの所有する靴は、全部で４足です。
　※　くつ４足でも　やっていける！　の　日記　↓
http://plaza.rakuten.co.jp/0212minimalist/diary/201610230000/

その４足のなかで、最も便利で使用頻度が高く、出番の多いのはこの黒いパンプスです。

４．５ｃｍ　ヒール。
４０代半ば。脚力なし。弱りかけのわたしの脚と膝の耐えうる、これが限界の高さ（笑）
これ以上高いヒールですと、家を出て、５０歩くらいしか歩けないような気がします。

ミディアム丈のスカートに、そのまま合わせたり

薄いソックスを合わせたりして

「履きまわし」ています。　なにせ「４足」しかありません。
ビルケンシュトックのサンダルがほぼ控え選手と化してしまう　秋・冬のあいだは・・・
実質的には「３足」で　やっていることになります。　　わ、なんかすごいな。

寒い冬に　パンプスを履くときの工夫。
大好きなショップ「deuxieme classe」の店員さんから　伝授していただいた、オシャレ技。
パンプスの、暖かく履く「履きまわし」を・・・　今日は　どうか　ご覧ください。

パンプスは、スリムめのパンツでくるぶしを見せて、こんな風に履くのが、１番好きです。

しかしながら、このスタイルで快適に過ごし得るのは、１１月中旬が、リミット。
それ以降、春を迎えるまでの季節にこれは・・・・寒い。　足首が、半端なく、寒い。　

パンプス　＋なんだこれは。という画像ですが、これは・・・「レッグウォーマー」です。

このパンプスを履いて買い物に行ったとき、こんな風にして合わせて履かれると良いですよ！と教えてくれた店員さん。（天使かな？）

店内をみまわすと・・・他の店員さんが、本当だ！たしかにこのようにして履いている！

足首むき出しの寒々しさが、自覚的にも、他覚的にも　これならうんと和らぎます。
実際、暖かい。　ほんのちょっとのぞいた「甲」は、むしろ風通しに丁度良いくらい（笑）

近所やそこらへんで履いている分には、らくちんですし、暖かいですし、それに、「UGG」を履いていればなんとなくまあまあオシャレをしているような気持ちでいたのです。

ところが、４０ほにゃ歳のある冬の日、そのまま「UGG」のまま、街中へ繰り出してしまったことがありました。
（大須の商店街で食べ歩きをしていたはずが、そのまま　栄・矢場町へ到達してしまった）

すると・・・。　すると、なんか、なんか変。
ウインドーに映る自分の足元が・・・なんか、そぐわない。服に？パンツに？　顔に？年齢に？

ちがう。「街」に。

「街の景色」に、そぐわない。デパートの美しく磨かれた床に、大変そぐわない。

わたしの足元からは、なんとも言えない「手抜き」感と、「どうでもいいものを履いてきてしまった」感　が　哀しく漂っていました。　ああ・・・・。　

それでも「寒い日」の履きモノは要るだろが！！　と、なかなか捨てられなかった「UGG」。
でも、そうか、こんな風に「レッグウォーマー」合わせるだけで・・・！
ごくごく普通のパンプスが、たちまち「冬の靴」に。　寒い日にも履ける履きモノに。

わたしが思うに。「UGG」のブーツが１番似合うのは、生足でショーパン穿くことのできる、
とびきり若くて元気でかわいいあの世代、なのではないかしら。

もう少し上の世代なのであれば、雪の多い寒さのきびしい土地にお住いの場合や、
そうでなければ、小さなお子さんを連れて公園に行ったり、子供さんの野球やサッカーなど屋外での習い事の引率や応援、PTAの挨拶や交通のお当番をなさったり、
はたまた　朝夕のわんこのお散歩が毎日の日課であったり・・・
冬の日の、そういう場面・ライフシーンの中でこそ　似合う靴、なのではないのかしら。

そのどれにも属さないわたしに、もう、「UGG」は必要なかった。

とても暖かく、もこもこと可愛らしくて、
３０代の頃の冬には、毎年毎年大活躍してくれた大好きなムートンブーツだったけれど。

兎にも角にも確かなことは、「UGG」のムートンブーツは、４０代半ばの女性が、わざわざデパートへ履いてゆくための靴ではないのだ、ということ。
できれば、近所の用事やスーパー、ショッピングモールでの買い物用にとどめておくべき靴なのだ、ということ。

真冬にしか履けない上に、まったく履きまわすことのできない汎用性に欠く靴なのだ。
４０ほにゃ歳の冬の或る日、わたしは悟りました。→ 「UGG」２足　捨て

トップスの黒いざっくりニットに合わせて、この日は「黒」ですが、
この「パンプス+レッグウォーマー」には、実は「グレーバージョン」もあるのです。

手持ちの、たった２足のパンプスを、春夏とはまったく別の表情で履くことのできる楽しさ。

おしえてくれた、オシャレでかわいい妖精みたいな店員さん、ありがとう。ありがとう。
貴女のおかげで、わたしは「UGG」頼みの冬の日々を卒業することができました。

こんな履き方、自力では、来世までかかっても考え付くことは出来そうもない。
とても手軽で、とてつもなく暖かい　斬新な履き方。

冬のブーツや、「タイツ+パンプス」の普通の足元に少し飽きてしまったときなどにも・・・
これは、ちょっとおすすめですよ！

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