ピアノムシ

< 新しい記事

新着記事一覧(全1475件)

過去の記事 >

2007年10月13日

サロン・ド・パッサージュ特別練習会～至福の時～

(26)

カテゴリ：カテゴリ未分類

この日はサロン・ド・パッサージュ特別練習会の日でした。

僕は仕事で行けなかったのですが、
ひまわりさんが書き込みレポートをしてくださったので、
改めてアップさせていただきます。

みぽぽさんと予約してあった神楽坂のフレンチレストラン
「フレンチダイニング」で13時に待ち合わせ。

「牛込神楽坂」と「飯田橋」駅から徒歩で
さほど遠くない消防署の向かいの可愛いお店。

ここは私の友人お奨めのレストラン・・
噂どおりランチコースは前菜・メインが6，7種類から選べ、
コーヒーか紅茶付きで￥1500とリーズナブル。
ハウスワインもグラスで￥500。計￥2000で楽しめました。
しかもボリュームがあってお腹いっぱいになってしまいました。

シェフはフランス人。
でもお味は日本人向けなのかさっぱりしてて美味しかったです。

ワインの種類も豊富でした。
お酒でちょっといい気分になっていたら眉さんからメールで
15時開始の練習会にちょっと遅れるけど
「行きます！」メールが・・
食後のコーヒーを慌てて飲んで
みぽぽさんと東京メトロ有楽町線で
イザ練習会場の「サロン・ド・パサージュ」へ移動です。

さて「江戸川橋」駅から徒歩で3分くらいの「サロン・ド・パサージュ」は
ビルの２Ｆにあり、ドアを開けたら、
木目のスタインウェイＧＰ，ペトロフＧＰ，
シュヴァイツァーのＵＰライトピアノが陳列されてあり、
奥にオープンフロアのホールがあり、
椅子がずらっと目測しても５０脚くらい並んでありました。

凄くお洒落なサロン風のホール。
ピアノはスタインウェイとべヒシュタインＧＰが2台並んであり、
ＫＵＢＯＴＡチェンバロも、更にスタインウェイの８５鍵？だったか
超昔のが置いてありました。

１５時まで時間があったのでちょっと弾かせていただきました。

超昔のスタインウェイはチェンバロみたいな音・・
バッハの音楽が似合います。

そしてスタインウェイーきらびやかでした。

驚いたのはベヒシュタイン！
１９２７年製で１６８ＣＭしかないのに凄く鳴るピアノなんです。
チーフアドバイザーの筒井さんと私で
モーツアルトの２台の為のソナタの冒頭部分を弾いたのですが、
スタインウェイの方が弦が長いのに音が負けていました。

ビックリしました。
音が空間に響き渡る残響時間がスタインウェイよりも長いのです。
う～ん、恐るべしベヒシュタイン。

さてさてそうこうしてるうち１５時になり練習会開始です！

練習会開始前に料金を支払うのですが、
予約表を見たら１５時から１６時までスタインウェイのお部屋が空いてます。

しかもベーゼンのお部屋よりお安い！
ならば１時間スタインウェイ弾いて
１時間ベーゼンを弾いたら面白いじゃない？

という事で急遽変更～でまずはスタインウェイのお部屋へ。

ここは５．６人が限度でしょう。
でも床には絨毯、お花も絵も飾ってあって豪華です。

スタインウェイはドルチェホールのとは全然違い音色も良く、
少々固めの音色で（珍しい）弾き応えがりました。

眉さんもすぐに来られて（帽子がお似合いの噂の美人でした！）
眉さんから演奏スタートです。

「水の戯れ」は本当に完成度の高い演奏でした。
眉さんの雰囲気にもピッタリです。

お次はみぽぽさんのブラームスＯｐ１１８のＮｏ１とＮｏ２を続けて演奏。
Ｎｏ２は先月よりも格段にお上手になってました。
Ｎｏ１は取り組んで２週間だそうですが、
しっかりと譜読みが出来ていました。

私は眉さんが聞きたいと言ってらした
ラヴェルの「ソナチネ」全楽章を演奏。
スタインウェイなのに
ちょっときらびやかな音色でないなあ～なんて思いながら、
でも余計な事考えるとはずすので、さいごまで慎重に弾きました。
もっと楽しく演奏したかったですね・・
先月の方がいい演奏だったと自分で思います。

弾きおわったらブザーが鳴って
今度はベーゼンのお部屋へ移動です～あ～忙しいこと・・
でも憧れのベーゼンが弾ける・・それもインペリアル・・

ベーゼンのお部屋へ移動してびっくり！
広い！豪華！ベーゼンが光り輝いてる！

ここでも眉さんからスタート。
勿論「水の戯れ」・・出だしの音から凄いいい音・・
特にベーゼンの中間部から低音部の音色が素晴らしい～
眉さんも幸せそうに何ていきいきと音楽的な演奏なんでしょう！
さっきとは別人の様・・本当に素敵なラヴェルでした。

続くみぽぽさんのブラームスも本当に眉さん同様、
別人の様にお見事！！
ほんとにこのベーゼンは演奏する者を裏切らない・・来て良かった～

私はチャイコを試してみたかったので、「ドゥムカ」を弾きました。
なんだか切ない旋律の音色変化が
スタインウェイより難なくサラッと出来て感動してしまいました。
本当にいいピアノ！

２巡目は眉さんがショパンの「子犬のワルツ」を。
みぽぽさんがプーランクの「メランコリー」。

これまたお二人とも見事な演奏で聞いているこちらも心地良くて・・
皆さん、これは必聴ものです。

私は悩んだあげく（レパが少ないので）
ショパンのスケルツォＮｏ２を弾きました。
とっても気持ちよく弾けました。

ここのお部屋は１０人は大丈夫でソファーも豪華。
勿論絨毯敷きでした。

あっという間の「至福の時間」を終えてまたホールの方に戻り、
チーフアドバイザーの筒井さんにご挨拶を致しました。

実はこの方ピアノの腕前も相当な物で
過去に日本アマチュアコンクールで１位を取っていらっしゃいます。

そしてチェンバロやフォルテピアノも専門的に学ばれ
国内のリサイタルは勿論海外でも活躍されています。

ぱっと見たときどこかでお会いしたな～と思っていたら
２年前にフォルテピアノのデュオコンサートで
小倉喜久子女史と共に演奏されてた方だったんです。

私は友人と聞きに行ってたんですね。
まあ、何というご縁なのでしょうか！
あの奏者と又お会い出来るなんて！

練習会終了後はビルのお向かいの喫茶店でお茶をして帰路につきました。

以上、ひまわりさんによるレポートでした♪

楽しい特別練習会になったようで僕も嬉しいです☆

通常のピアノムシの企画でも
ここの会場は使ってみたいですね（＾＾）

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう