3月22日の金曜日、入院中の婆ちゃんに会いに行った時に
そんなゼリーも五分の一も食べれなくて 点滴で生きてるって感じで
すぐに目を閉じてしまうし 声もほとんど出さず うなずいたりでの会話だった
「暖かくなったら車椅子で桜 見に外に行こうね」って言ったら
うっすら笑みを浮かべて うなずいてた
そう言えば タンの吸引機がベットの横に置いてあった これって良くない証だよね
今日 叔父さんは病院から呼び出しがあったそうで 先生からの話しでは
容態が安定してるので退院の方向で
って
安定って・・・熱はないよ 癌だけど痛がらないよ
でも もぅ亡くなる間際って感じなのに タンの吸引もあるのに
点滴も 今日は外されちゃって
死に行くだけってこと
あと10日かそんなもんで
婆ちゃんは 本当にいなくなる
桜の咲く頃 そう言ってた先生の予知は当たった
退院と聞いたときに 治らない人を入院させてても金にならないからな
婆ちゃんは見捨てられたのか! って、怒れるのやら悲しいやらだったけど
自宅で死を迎える
それは 今の時代 きっとすごくすごく幸せなんじゃないか
最高なんじゃないか
今は 自分にそう言い聞かせてる
泣くだけ泣こう
葬儀の時は 笑顔でお別れできるように 今のうちに涙を空っぽにしとくんだ
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