一歩っ一歩っ♪ゆっくりね~

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Mar 24, 2010
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久しぶりのアップで手書きハート、長い日記になりそうですしょんぼり

CSC_0386.JPG

卒業、そして新しい道を踏み出そうとしている子供達

本当におめでとうございます


娘もまた、この3月に卒業を迎えました


「みんなと時間をずらして その日に 卒業証書を自分で取りに行く!」

そう娘が言いました。



びっくりしましたよ、正直


夜6時でした。

門をくぐる時に  「うわ・・学校やな~ぽっ と娘が言いました。


その顔は、中1のときの苦しんで行っていた表情でもなく 晴れやかな表情でした。


CSC_0388.JPG


校長室で 校長先生が卒業証書を読んで渡してくれ

娘は 「ありがとうございましたぽっ と頭を下げました。



娘は私に 学校に行く前に言ってました。

「教室に入ってみたい・・しょんぼり と。




「先生。教室を見せてもらえますかスマイル?」

そうお願いすると、担任の先生は 夜残ってくれたのにも関わらず

喜んで鍵を持ってきてくれました。


「もう 教室は・・何も無いんですが・・

そう申し訳なさそうにおっしゃって 教室を開けてくれました。


そのときでした。娘がウルウルと涙目になりました。


「教室や・・ と言って 教室を見渡していました。



「ここが席やったんやでスマイル」と先生は教えてくれて

その席を娘は見ていました


この娘を見て、私は校長室で卒業証書を手渡された時よりも

涙が溢れてきて号泣


「写真!先生と写真を写そうよ!」と ごまかしたのでした。


外は暗い、誰もいない教室で 娘は喜んで先生と何枚か写真を写したのでした。

「あと~、何処かな?何処に思い出がある?この際、何処でも行こうスマイル!」

そう先生はおっしゃってくれたのですが、娘には



思い出がありませんでした


「体育館!体育館にいこうスマイル!」

先生は思い出があまり無い娘に気を遣ってくれ

体育館に決めて 体育館まで連れて行ってくれました。

当日、午前中には この場所で 皆揃って 卒業式をしたのだろう


暗い体育館に灯りを付けてくれたものの

あまりにも私達だけでは 広く広く どの場所にいても落ち着かないような雰囲気でした。


「お母さん、一緒に写真を撮りましょう!」

そう先生がおっしゃってくれて 私は初めて 娘と写真を撮りました。



入学式のとき

まさか、卒業式が このような形になるとは思いもしませんでした。


入学式よりも私にベッタリとくっついてくれ

娘はとても良い顔をしていました手書きハート



制服姿も、この学校とも もうお別れなんだな・・号泣

色々なことが頭をよぎりました。


「卒業式には出席しない」「卒業証書もいらない」くらいに言うと私は思ってました。


「最後くらい自分で学校まで行って取りに行くよ!!」

そう娘が言い、ドキドキぽっしながら門をくぐることを

私は予想もしてませんでした。


しかし。

娘は自分の足で門をくぐり 自分が行きたい、入りたかった教室に入り

とても満足した卒業式を迎えられ 親として 本当に嬉しかったと同時に

色々と配慮してくださった先生達に感謝しました号泣



「実は同じような不登校の生徒がいます。」


卒業式を迎えようとしている時期に 担任の先生からお話を聞くことができました。

と言うより、もうこの学校の生徒でもなければ

保護者と言う立場でもなくなろうとしている時でした。



「同じく不調を抱えて、不登校になってる生徒がいます。」



そう耳にして

そうですか~それは大変ですねしょんぼりと、卒業も出来たことでしょう。



娘は卒業するけれど この娘と同じように不調と戦い

今も尚 新学期を迎えることに不安を親子で抱え

どうしたものか・・と学校側も思っている時期ならば



こんなチャンスは無いと 私は思いました。



「この病気がどのようなものなのか、そして 新学期、子供達が

緊張の中 頑張り続けて 急に体調も崩しやすい時期です。

学校側が この病気がどのようなものであるか

理解していただけるように 分かりやすい資料を持ってきます。

私はこの学校の保護者でもなくなり、娘は晴れて卒業しますが

この先 不登校の児童が増えるであろう今

不登校の裏にこんな病気もあるのだということを

学校側に分かって頂ける良いチャンスだと思っております。

起立性調節障害と言う病気は

ちゃんと存在し、怠けている!と勘違いされ 親子で苦しむ病気なんです。

どのような症状で、家の中で 親子はどのように闘っているのか

後日、必ず 資料を持ってきます。

宜しくお願いします。」





校長室で 卒業アルバムを見ている娘の横で手書きハート手書きハート

担任の先生が 校長先生に話しを通してくれたお陰で

校長先生に この病気のことを 直に話をすることが出来ました



「こちらこそ、宜しくお願いします。」

先生方が 深々と頭を下げてくださいました。



卒業するけれど、やれる事はやろう。

一人でも理解をしてくれる人が増える事を祈りながら





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Last updated  Mar 24, 2010 02:04:15 PM
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