
2025年のGWに、奈良県葛城市の 「當麻寺」(たいまでら)
に行ってきました。
當麻寺(一般的に 当麻寺
と書かれることも多いです。読みは同じ「たいまでら」です)は二上山の麓にある花寺として有名な古寺ですが、私は行くのは初めてです。
仁王門から入りましたが、仁王様の1体(吽形)は修理中でおられませんでした。

當麻寺へ参拝する時点で入山料なり拝観料が必要だと思っていましたが、お寺に入らせていただくだけなら無料で入ることが出来ました。
境内は思ってた以上に広く、複数の院や坊があるなかなか広大なお寺でした。

まず、門を入ってまっすぐ進み、本堂へお参りします。
本堂の中にはご本尊の「當麻曼荼羅」が安置されていて、拝観させていただくには、 1000円の拝観料
が必要です。その拝観券で、「本堂」と、その前の左右に建っている「金堂」と「講堂」の中にも入って拝観させてもらうことが出来ます。
せっかくなので、拝観させていただきました。
そのあと、金堂の左横にある 「中之坊」
という所へ行きました。こちらには大和三大名園のひとつ「香藕園」(こうぐうえん)という庭園があるそうで、入らせていただくには 入山料500円
が必要です。
ぼたん園
もあるそうなので、もちろん拝観させていただくことにしました。
お庭はこじんまりしていながら、とても歴史と風情を感じる素敵な雰囲気のお庭でした。お庭に続いてぼたん園があります。早咲きのぼたんはもう終わっていましたが、遅咲きのボタンが咲いていました。ぼたん以外にもシャクナゲやいろんな植物が植えられていて、和風の植物園みたいな感じで、こちらもなかなか良かったです。





次に向かったのは、本堂の後方にある 「奥院」
(おくのいん)です。こちらも入山料が必要で、 宝物館とセットで500円
でした。
奥の院の境内は広く、石や池やぼたんで阿弥陀浄土の世界を表した「浄土庭園」は、ゆったりとしていて美しくとても見応えがありました。









奥の院を出ると、 「西南院」
という門が見えました。こちらも 入山料400円

また、今回は気づきませんでしたが、西南院の隣にある 「護念院」
も 300円の拝観料 で庭園を見させていただくことができるようです。
個別に入山料が必要な院や坊が複数あるので、全部回ると、けっこうな出費になってしまいます。
仏像よりお花を見たいという方は、「本堂・金堂・講堂」の拝観はせずに、「中之坊」「奥院」「西南院」「護念院」など、お花が見られるところを中心に拝観させていただいたらいいのではと思います。
今回は、多分ぼたんを見るにはもう少し早い時期のほうが良かったのだと思いましたが、それでも遅咲きのぼたんやシャクナゲはきれいだったので、満足しました。
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