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先週のことです。
幼稚園でお泊り保育がありました。
前日のお昼までは全く何ともなかった息子。
でも、夜眠るとき、ポツリと一言。
「ママ、あしたいないんだよね? さみしい。…行きたくないな」
おばあちゃんのお家にはたまに一人で泊まりに行く息子なので、
「一人でもお泊り出来るじゃない、きっと大丈夫だよ?」 そんな風に声をかけました。「…だって、おうちの人だもん、おばあちゃん。よそへ泊まるのは初めてだもん。」
息子はそういい、ぎゅぅって抱きついてきて、そのまま眠りました。
朝になって、園へ送って行く時も、いつもと変わらない様子。カメラを向けたら、ピースまでしてくれました。
でも、玄関を入って別れた後、見送る私を何度も何度も振り返って進んでゆく。
大きな荷物持って、不安そうな顔して、何回もこちらを振り返って立ち止まるのに、
泣き言はいいませんでした。
小さくても、男なんだなぁって、思いました。
荷物に負けそうになりながら、気持ちを奮い立たせて進んでいく後姿を見ていたら、
入園時を思い出して、なんかこっちの方がさみしいような気持ちになっちゃったり(--)。
送り出した後、その日は1日中落ち着けなくて、大掃除をしました。
時々タイムテーブルを見ながら、「今これやってるな~」なんて。
息子のことばっかり考えて過ごしました。
次の日、お迎えに行ったら、
「ママ~!!!!!!」幼稚園の長い廊下をダッシュして、飛びついて抱きついてきました。
先生は、元気で過ごしました、と言ってたのでホっ。
だけど、おうちに帰って話し出した息子は、
「夜ごはんの後、ママを思い出して泣きたくなった。でも一生懸命我慢したよ。」
「昨日の夜はね、ママの夢をみたよ。外で一緒に遊んでた。夢で会えてうれしかった!」だって。
そう言って、泣いちゃった息子。
うぇ~~ん!!って泣いた息子。
「どうしたの~?」なんて言いながら、ぎゅぅ~っってしてあげたんですが、私もちょっとうるうる。
どうしようもない親子ですよね(^^;
でも、なんだかちょっと、絆を確かめられたキャンプになりました。
最近、息子は、日常生活ではほとんど手がかからなくなってきました。
心も成長し、親離れというか、自我もしっかりしてきて、少しさみしさも感じるママ(私)です。
気がつくと私の手を離れて、自分の世界を確立しようとしているんですね。
当り前の成長なんですが、なんだかついてけなくていたのが事実。
さみしさ、というか、憂鬱とうか、うーん。
子供が成長してるのにおかしいですよね。
過保護なんだろうな~と思うのですが、なんだかどうしようもない気持ちがありました。
今回のお泊りで、息子が経験したことはきっとたくさん。
我慢もしてさみしさも乗り越えて、また一つお兄ちゃんになったと思います。
でも、私も気付いたことがたくさん。
大きくなって親なんて必要ないような顔をだんだんするようになってきたって、
私は、息子がいつでも帰れる場所を守っていればいいのかな、って。
楽しい時は思い出さなくても、さみしくなった、辛い、、
そんな時に、私を思い出してくれたらいいなって。
今の所は、息子はそうなんだって分かったことも、、大きかったです、私にとっては。
さみしい、さみしいじゃだめだな。
認めて、少し離れて見守ることが大事だと、また心に留めました。
今日も息子は、目覚めた自我で突っ走る、元気やんちゃな一日☆
遊びに夢中で、ママのことなんて、ぜーんぜん見向きもしません。お腹空いた時と眠い時、あと、困った時だけです、「ママ!」ってくるのは。(--;
それでも、なんだか、晴れ晴れとした気分で見守れるようになりました。
子供の成長とともに、きっとそれは変化していくものだけど、
親子ともに、変わらない気持ち、変わっちゃいけない気持ちがはっきり見えたような。
私が生きている限り、そこは変わらずにずっと持っていたいものが見つかりました。
お泊り保育。
息子も成長、私も一緒に成長。 …いい経験をさせて頂きました。
我が家の朝顔も、日々ツルを伸ばして成長。毎朝きれいに咲いてくれてます。
■
成長して形が見えるものと見えないものがあるけれど、どっちも尊いものですね。
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