参院選が終わるのを待ちかねたように、梅雨が明けた。と思ったら、新潟県に集中豪雨。そこへ大手銀行UFJグループと三菱東京グループの経営統合と、大ニュースが続いている。しかし、 本当に深刻なのは、自民党敗北と言う選挙結果を受けて行われた新聞各紙の世論調査結果ではなかったか。「38・9%」都心の最高気温でも新潟の時間降雨でもない。本紙が掲載した共同通信の小泉内閣支持率だ。就任依頼初めて40%を割って締まった。不支持率も51・0%と初めて五割を超えた。
国民的人気だけに支えにしてきた首相にはさぞやショックだろう。この調査は小泉首相の選挙後会見を受けて行われていることに留意したい。そこで首相は、年金法に七割以上、多国籍軍参加に約6割が反対していることを認めた上で「逆風のなかで、よく安定多数を与えてくれた」と強弁。これには耳を疑った。選挙民の明確な「ノー」の意志表示に対し、 謙虚に反省するどころか、開き直っている。その態度に国民が重ねて怒り「を表明したようにおもえる。政党支持率も本紙では自民28・8%民主27・8%とほぼ並んだが、読売新聞では民主30.2%自民28・7%と逆転してしまった。
さすがに自民党役員からは「選挙民からイエローカードを突きつけられた」と反省の声がでたらしい。だが、首相も、51議席を割ったら辞任すると高言していた安部幹事長、青木参議員幹事長のほうかぶりしたままだ。14日になって橋本元首相一人、なぜか責任を取って派閥会長辞任の意思を表明した。

