八ヶ岳山ろくに、個人天文台を建ててしまうほど天体観測が好きだ。中学生のころ、京都大学花山天文台を訪れ、大きな望遠鏡をのぞいたことがきっかけだった。「その時の驚きや感動を今でもはっきりと覚えている。荒涼とした月の表面、夜空に浮かぶ土星や木星を見て、「いつの日か、自前の大きな望遠鏡を持ちたい」と思った」。
本当に天文学者になりたかった」と話す。s社長業の合間を縫って、八ヶ岳に通う。「寝転びながら音楽を聴き、星空を見上げる。人間の小ささを思い知り、日々の悩みがちっぽけなものに感じられる。私にとって大切な時間」と語る。「最近の子供たちは、受験勉強の中でしか、自然科学に触れる機会がないように感じる。世間も、有名な彗星や隆盛郡が見える時に騒ぐだけ。