群馬・長野県境の浅間山で23日夜に起きた噴火は、火口の底にできたドーム状に固まった溶岩が火道(マグマのと売り道)にフタをしてしまった結果、たまったガスが爆発した可能性の高いことが気象庁の分析で分かった。
同庁によると、こうした溶岩ドームが形成されるたび同規模の噴火が繰り返される恐れがあるという。溶岩ドームは気象庁と国土地理院の観測で確認され、半径約百メートル高さ50メートルに及ぶと推定されていた。ドームが冷えて固まると火道にフタをかぶせたような形となる。その結果、地下から上がってくるガスが大気中に抜けなくなり、内部の圧力が高まって爆発的な噴火を引き起こしたらしい。浅間山では、24日午前九時32分にもごく小規模な噴火が一度発生、かすかな空気振動も観測された。火山活動に伴う地震は零時から同十時までに22回で、23日と比べると沈静化の方向に向かいつつある。
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