東京の花ごよみ

シクラメン 「シクラメンの香り」がヒットして30年。それ以前から度重なる品種改良で失われたはなの香りが、バイオ技術で蘇えりつつある。都内有数の花の産地・江戸川区鹿骨に農園を構える麻利子武久さんにお願いして、東京都農業試験場が開発した「さわやか香NO3」の香りをかがせてもらった。フルーティーな香りに思わず「ヘーツ」と声を上げてしまった。色ハピンク。市場に出回るのは来年の予定だ。 埼玉県農林総合研究センターでもバラやヒヤシンスを合わせた甘い香り」の品種を開発、一足早く先月、試験販売された。色や形を競い合ってきた花だが、これからは香りの競演も楽しみの一つになるだろう。師走るを感じさせる代表的な鉢花。花びらが反り返っている様子から「篝火花」の別名を持つ。景気が悪いと濃い色が好まれるともいわれるが、こだわりは少ないらしい。麻利子さん方では真っ赤な花や、花ビラの下が城で先が濃いピンクの物、花びらが縮れている種類が人気だと言う。農園は直売もしている。


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