プーさん大好きな忘れん坊の母日記

プーさん大好きな忘れん坊の母日記

東京旅行2006



朝、6時45分ころに家を出発、空港へ。
松山発、東京行きで羽田へ向かいました。
到着時刻は9時35分。
エンジンが近かったのか、すごく揺れを感じて、母は耳がおかしくなったと言ってました。
羽田から、モノレールで浜松町へ。
ここへは何度か来ているので、ちょっとだけ慣れた感じ。
今回は、時間を気にしないでぶらり旅をと思っていたので、
大体のプランしか立てていませんでした。
正直、それをする時間も無かったんですけどね。
この旅行が決まってから、なんだか忙しい日々が続いて、
浅草について調べたのも、つい前日でした。
ですから、十分な下調べなく来てしまった感じでした。
これが、この二日間を疲れさせる結果になろうとは、
あまり思ってなかったんですけどね。

さて、一日目の予定は、浅草をのんびり散策して、食べ歩こうということでした。
そのために、前日、ネットで、口コミでおいしいお店というのを探してみたのでした。
浅草に着いたのが、11時をすぎていたので、早めの昼食を取ろうということになりました。
そのお店は、母が好きなとんかつのおいしいお店ということでした。
お店に入ると、まだ開店してすぐだったので、誰もいませんでした。
店の中には、芸能人の写真やサインがあって、その筋では評判なんだなあと納得。
私は味噌カツを、母はヒレカツを注文しました。
出てきたとんかつを見て、ボリュームにびっくり。
これは、食べきれないと母が言います。
すると、お店の人が3個のうち2個を持ち帰りように包んでくれました。
私はなんとか食べたのですが、これが浅草食べ歩きを断念させる原因になろうとは・・・(;_; )( ;_;)
お店で写真を撮ってもらい、美味しい昼食に満足してお店を出ました。
さて、浅草のどこから見て回ろうか。
今は、満腹なので食べ物のお店はだめ。
とりあえず、仲見世通りをめざして出発。
ここは、外国人が多い。
やはり、日本文化の象徴のような着物やなんかの土産物屋が多いからかな。
4本ある通りを全部制覇するのが目的で結構歩きました。
浅草寺では、翔の受験の合格祈願をして、お守りを買いました。
そうそう。
途中で、マグロの解体ショーがあるということで、200キロ近いマグロを見ました。
間近で見ると大きいですねぇ。
時間が合わなかったので、解体ショーを見ることはできませんでしたが、
マグロを見られただけでも、良かったと思いました。
いろんな店を見て回りましたが、やはり外国人向けのお土産が多くて、
あまり、私たちがお土産に買おうというものはありませんでした。
なので、食べ歩きにと持参したネットで調査済みのお店でお土産を買おうと思い、
数軒の店を訪ねましたが、その商品たちはみな本日中にお召し上がりくださいというものばかりで、お土産に買えたのはおせんべいくらいでした。
仕方が無いので、夜にホテルで食べようと思ってスイートポテトと、芋きんつばをひとつずつ買いました。
やはりきちんと調査はしないといけないようです。ε=(・o・*)ため息
通りすがりにバッグを売っているお店に出合いました。
そこは大量仕入れで安くなっているということで、すべてが均一価格。
入ってみると、結構手ごろで良いものがあります。
恭一郎のお土産に、学校へ持っていくボストンを買いました。
私もハンドバッグを二つ、母も買いました。
これで、お土産が少し買えました。
歩き疲れたので、ネットで調べたアイスクリーム屋さんに行きました。
ここは寅さんも訪れたとかなんとか・・・
小さなお店なので、隅っこのテーブルで二人並んでこれからどうするか相談。
まだ、時間は早かったのでどこかに回ろうかと思ったのですが、
東京案内の本を見ても、なんだか行きたいようなところが無い。
やはり、無計画が悔やまれる。
そこで母が一言。
「疲れたから一度ホテルに行かない?」
確かに疲れた。
随分歩いたもんなあ。
一度ホテルにチェックインしてから、また出てくればいいか・・・
というわけで、ホテルに向かいました。
ホテルは、浜松駅から徒歩8分ということでしたが、
地下鉄の一日券を買っていた私たちは、電車で行くほうが歩かなくて良いと駅員さんに言われて、電車を乗り換えていくことにしました。
地下鉄で、一駅、乗り換えてまた一駅・・・その乗り換えがまたわかりにくくて、
なんだか前に行った旅行の悪夢がよみがえるようでした。
今回は、地下鉄は使わないで楽に行こうと思っていたのにね。
ホテルは地下鉄の駅からは近くて、歩いて3分くらいでした。
無事にチェックインを済ませて、少しホテルで休憩。
ホテルの部屋は小奇麗で、私たちの部屋は最上階の下14階でした。
見晴らしが良かったので、これは夜景に期待できるかなと思ったのでした。
一息ついて、夕方になりホテルの周辺を少し歩いてみるかなということになりました。
しかし、いざホテルを出ると見事に何も無い。
ホント、あの都会のネオンはどこ?というくらい、何もないところです。
同じ東京なのに、どうしてこんなにも差があるのかと驚いたくらいです。
そこで、やはり予定通り品川の水族館へ行ってみることにしました。
母は、疲れているからもう水族館は行かなくてもいいといっていたのですが、
せっかくの東京の夜なのに、ホテルで寝てしまうのはもったいないと私は思ったのです。
少し強引ではありましたが、母を引き連れ水族館へ。
水族館は品川ホテルの1階にありました。
前に来たときはなかったのですが、このあたりの変わりようは凄いものが有りました。
早速、入場料を払って中へ入りました。
中の水槽は、トンネル型になっていて、天井に魚が泳いでいる感じでした。
都会の真ん中の水族館ですから、そんなに広くはありません。
水族館と一緒に、映画館やメリーゴーランドなどもあり、レジャー施設になっていました。
この水族館だけで1800円は高いなあと思いつつ、ちょうどアシカのショーがあるというので見に行きました。
あまり期待しないで行ったのですが、これがなんと、この東京旅行で私が一番思い出に残るものになったのです。
アシカのショーというと、輪くぐりとかボール遊びとかを想像すると思うのですが、
そうではなかったのです。
二組のアシカと調教師のショーだったのですが、一組目は漫才コンビのレギュラーをもじって、イレギュラーというコンビ名でレギュラーの笑いを真似てアシカが「あるある探検隊」をするのです。これがもう可愛くて可愛くて。
動物好きの私としては、そのアシカ君の表情に参ってしまいました。
二組目は、名探偵コナンをもじって、探偵の真似事をしていました。
これもまた可愛くて・・・
アシカのショーを生で見たのも初めてでしたが、テレビでもこんなショーは見たことがありません。新しい発想のショーだと思いました。
その後、いるかのショーもあるということでしたが、時間が遅くなるので帰りました。
しかし、この水族館は母と行くところではありませんね。
周りは子供連れか、カップルばかりでした。(^_^; アハハ…
ホテルに帰る道すがら、コンビニのようなスーパーのようなところによって、
夕食にと巻き寿司とジュースを買いました。
二人とも、あまり食欲が無かったので、お昼に包んでもらったヒレカツと、
巻き寿司と、私はスイートポテトと芋きんつばを食べました。
これでもう満腹。
東京食べ歩きの旅はどこへやらです。(笑)
そして、期待していた夜景は・・・周りに何も無いところだったので、
夜景なんて無い・・・(;_; )( ;_;)
かすかにレインボーブリッジが見えたくらいかなあ。
期待して損した感じでした。

東京旅行二日目。
このホテルは朝食が美味しいということで選んだホテルでした。
少し不便なところでも、このお値段で朝食が美味しいなら良いかなと思って選びました。
朝食はバイキングだったので、好きなものを好きなだけ食べられるということも選んだ理由のひとつでした。
そして、楽しみな朝食へ。
泊り客が少ないのか、人は少なかったです。
メニューはというと・・・なんか普通です。
確かに和洋食で、一通りのものはありますが、どこにでもあるようなものでした。
決して美味しくないわけではないのだけれど、ネットのホテル評価ほどのものではありませんでした。
まあ、宿泊金額が安価でしたから、全体的にはこれが妥当なのかなという感じでしたけどね。
やはりもう少し奮発して、一流ホテルに泊まったほうが良かったかなあと今になって思います。ε=(・o・*)ため息
あ、決して今回のホテルに不満があるわけではありません。
念のため。
さて、今日の予定はというと、若者が集うという六本木ヒルズと、表参道ヒルズに行ってみようと思っていました。翔のご注文のお土産も買わないといけないしね。
で、地下鉄は疲れたので、ホテルから浜松駅まで歩いていくことにしました。
地図を見ながら、途中交番で道を聞いて、浜松駅に到着。
歩いてみると、地下鉄の階段を上り下りするより、こちらのほうが楽だったかもと思いました。
やはり、経験してみないとわからないものですね。
浜松駅で荷物を預け、いざ六本木へ。
地下鉄には乗らないつもりだったのですが、六本木は地下鉄でないといけません。
仕方なく、また地下鉄を使っていきました。
駅から六本木ヒルズまではなんとなく看板を見ていけました。
しかし、ヒルズの中は・・・まるで迷路でした。
どこに何があるのかさっぱりわからず、タワーに上って、景色を見るというのもありましたが、あいにくの天気だったのでやめました。
というのも、前回東京タワーの展望台に上ったのですが、雨のため景色はさっぱりだったんです。高い料金を払ってまたそんな感じだったらきっと後悔するなということで今回はやめました。
ヒルズ内を歩き回りましたが、結局何もわからないまま時間だけが過ぎていきました。
そこで、ヒルズはあきらめ、隣接するテレビ朝日に行きました。
フジテレビのように中も見学できるのかなあと思っていたのですが、
これがまたしょうもない(つまらないという意味です)ところで、
ワンフロアーだけ、観光客用に開放しているだけで、土産物屋があるくらいでした。
そこでお土産を少し買おうということになり、見ていたのですが、
母のものがなかなか決まらず、結局1時間近く費やしたのではないかと思うほどでした。
母は、人のものを買うのにあれはこんな理由でいけないんじゃないかとか考えすぎるんです。そんなこといちいち考えていたらお土産なんて買えないでしょ?
時々、私はそんなことでイライラしてしまいます。
とりあえず、そこで私は会社へのお土産を買って、母は内孫へのお土産をひとつ買って終了。
ここで翔へのお土産を買おうと思っていましたが、お店そのものに入れる雰囲気が無く、断念しました。
時間も無いので、そこの係員さんに駅への道を聞き、歩きました。
それがまた、遠かった。
こんなに遠いのなら、タクシーで直接表参道に行けばよかった。(;_; )( ;_;)
そんなこと考えても後の祭りなんですが、またここで地下鉄の悪夢に苛まれました。
表参道ヒルズについたときには、もうとっくにお昼を過ぎていて、
お昼ごはんも食べないで歩くことに疲れてました。
表参道ヒルズにも美味しいお店があるとガイドブックにはかかれてありましたが、
どこも満員。
それに、お店自体も小さいんです。
この人間の数に比べたら、とても足りませんよ。
で、開いているお店にとりあえず入ったのですが・・・
アイスクリーム2個入ってるだけでも800円でした。
コーヒーとパウンドケーキを注文しただけで、3000円。\(゚D゚;)/
さすが、東京。
もろ、場所代でしょう。
確かに、アイスは美味しかったけど、ケーキのほうは甘くて・・・
結局、包んでもって帰りました。
子供たちに、帰ってから味見をさせたら、美味しかったといってましたけどね。
人心地ついたところで、翔のお土産探しです。
こればかりは、約束していましたから買って帰らないと・・・
最初は、紳士物の洋服を見たりしていたのですが、Tシャツでも8000円とか、
ベルトも一万円以上。これはとても買えないと思い、ガイドブックに載っていた革製品の専門店に行き、ブレスレットを買う事にしました。翔も、それで了解済みだったからです。
種類かいくつかあったので、携帯で電話して翔に好みを聞きました。
2連のブラウンが良いというので、それにしました。
どうやら、気に入ってくれたようです。
そして、自分のお土産を探しにジュエリーのお店へ。
店に入り、人目で気に入ったペンダント。
こういうものは、直感が勝負です。
迷わずそれにしました。
これで、一通りのお土産が買えたので、ほっと一息。
さて、これからどうするか・・・
雨も降っているし、どこかに回るほどの時間はありません。
母は、もう疲れたので空港に行こうと言い出しました。
どうも、前回の東京旅行で飛行機の時間がぎりぎりになったのがトラウマになっているようです。
私も、これ以上歩き回るのも無駄だと思い、引き上げることにしました。
空港までは、トラブルも無くすんなりと行けました。
空港で、お土産を買う事にしていたのですが、荷物を先に預けてよいということを忘れていて、持ったままで歩き回ってしまいました。
これもまた失敗のひとつでした。
母は、とにかく早く搭乗口に到着したいらしく、落ち着かない様子でした。
チェックインを済ませてからも、早く行っておかないと遅れたらいけないと言います。
そのくせ、もう一人の孫のお土産もまだ買ってないのです。
それを買うのにも時間がかかりました。
その後、私がお土産に買いたくて食べ物屋さんを回っていたのですが、
そのときになって、弟のお嫁さんの実家へのお土産を買うと言い出したのです。
今更???
何でもっと早く言わないのよ!!!。・”(>0<)”・。ンモォ~
そしたら、お菓子でもいいんじゃないというと、あそこは、甘いものは駄目なのよといいます。じゃあ、せんべいでもというと、それはうちにくれるくらいだから駄目だというのです。それじゃあ、ハンカチとかは?というと、それは、このあいだうちにもらったから駄目というし・・・とにかくあれもこれも駄目だというのです。
そんなお土産に人の事考えてたら選べないじゃない、それにもう時間もないんだし。
そんなこんなで、また私はイライラ。
結局、搭乗口近くの売店で佃煮を買いました。
なんか、もう付き合いきれないって感じです。
もともと、私は父の性格をそのまま引き継いだ娘です。
だから、母といると正直、イライラすることがあります。
女だから、ショッピングとかはまあ付き合えますが、おそらく男だったら付き合いきれないと思うわけです。
母のことを嫌いではないし、親孝行もしてあげたいと思いますが、
この性格はきっと一生直らないと思います。
母が私に合わせてくれているのもわかるので、悪いなあとも思うわけです。
そんなわけで、結局、地下鉄にのりまくって疲れた前回の旅行とそんなに大差なく歩き回って疲れた旅行になってしまいました。
やっぱり、綿密な下調べをしないで行くとこうなるんだなあというお手本のような旅行でした。
母はそれなりに楽しかったと言ってくれましたが、本当にそうだったのかな。
私が結構イライラしてたのもわかったはずだし、本当に親孝行になったのかしら。
後になって後悔するタイプの私なので、帰ってからいろいろ考えてしまいました。
今度は、のんびり温泉宿みたいな旅行がいいのではないかなあと思ったりします。
東京は、やっぱりカップルや友達と行くところですよね。
とにかく、疲れたぁ。
翌日からの仕事があったから、余計にそう思ってしまったのかもしれません。
それなりに楽しんだ旅行ではありましたが、ちゃんと調べていけばもっと母を楽にさせてあげられたのになあと思うと、やはり心残りが出来てしまった旅行でした。


© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: