プーさん大好きな忘れん坊の母日記

プーさん大好きな忘れん坊の母日記

スーパーは宝物でいっぱい



今でこそ、スーパーに子供を連れて行くことは少なくなったが、小学校低学年くらいのときは、それこそ行くたびに苦労した。
それはなぜか。
恭一郎は、興味のあるものが目に入ると、そのままその物の方へ行ってしまう。
私が、商品を手にとって見ている間にどこかに行ってしまうのである。
そして、迷子になるわけだが、恭一郎は絶対に泣かない。
迷子になっていると言う意識が全くないのだ。
私たちが探した挙句見つけると、そこで楽しそうに遊んでいる。
親の姿が見えなくなっても全然お構い無しなのである。

あるとき、家族みんなであるスーパーに行った時の事。
またしても恭一郎がいなくなった。
家族全員でスーパーの中をくまなく探した。
いない。
もしかして、外に出たのでは・・・事故にでも合ったら大変。
私たちは、車に乗り近くのスーパーまで捜しに行った。
そこもくまなく探した。
でも、やっぱりいない。
結局、元のスーパーに戻りもう一度探した。
いつも通り、恭一郎はそこで楽しそうに遊んでいた。
数十分も探し回った私たちは、疲れ果てて即刻帰った。
恭一郎にとって、スーパーは宝物がいっぱいある遊び場なのだ。
そこを自由に好奇心を満たしながら巡る恭一郎に、私は本気で「紐」をつけることを考えたものである。
(最近は、そういう専用紐が売っているらしい(-.-)ボソッ・・・)


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