おきらくごきらく

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○儲けのルール1


 経営戦略7大原則

 原則1.会社経営の目的は、粗利益を少しでも多く得ること

  会社は粗利益で生きている。
  粗利益は、商品とお客様のお金を交換したときに生まれる。
  つまり、粗利益はお客様から生まれる。
  ということは、経営の目的はお客様作りにあると言える。
  つまり、お客様を多くし、市場占有率を高めること。
  それには、「何か」で一位になることを目指すのが早道。

 原則2.経営はライバルとの戦争

  電話帳にはあなたのライバル会社が山ほど載っている。
  業種が違えば共栄もあり得るかもしれないが、同業他社とは戦争。
  やる以上、勝たなければならない。

 原則3.戦略と戦術は全然違う。
      あなたの会社の戦略はあなたしか立てられない。

  戦略とは、将軍の術といわれ、「軍全体の効果的な勝ち方」あるいは「軍全体
  の効果的な勝ち方のルール」を意味する。
  これを経営に置き換えると、「経営戦略」とは「全社的な勝ち方」「全社的な
  勝ち方のルール」となる。

  戦術とは、「手に武器を持ち、手足を繰り返し動かすこと」を意味する。
  これを経営に置き換えると、「経営における戦術」とは、道具を使ってモノを
  加工したり、営業でお客さんを訪ねたり、伝票を書いたり、といった「繰り返
  し行う作業」をさす。

  経営者であるあなたしか「戦略」を立てる人はいない。

 原則4.『ランチェスター法則』を経営に置き換えることで有利に戦うことができる。
  ランチェスター法則=戦い(競争)の法則
  名のしれた企業では、「セブンイレブン」、「タリーズ」などがこの法則を利用し
  ています。

  ▼第一法則は、攻撃力=兵力数×武器性能 (接近戦・一騎打ち戦)
  接近戦・体当たり戦では、兵力数に違いがあっても、戦死者・損害の割合は同じで
  ある。


  ▼第二法則は、攻撃力=兵力数^2×武器性能 (間隔戦・広域戦)
  射程距離が長い武器を使った戦いでは、戦力のほうが2条作用で有利になる。

  上記の法則から導き出される結論は、

 ◇「兵力数が少ない劣勢軍」の場合、第一法則を応用し、
  1射程距離が短い一騎打ち戦的な兵器を選び
  2戦うときは敵に近づいて一騎打ち戦をする
  3そのためには、接近戦や一騎打ち戦がしやすいよう、身を隠しやすい戦場を選ぶ

 ◇「兵力数が多い優勢軍」の場合、第二法則を応用し、
  1射程距離が長い兵器を選び
  2戦うときは、相手と離れて戦う
  3そのためには、広くて見通しがいい戦場を選ぶ

 これを経営に応用すると、
 ◇劣勢企業=弱者の社長がとるべき経営戦略
  1接近戦や一騎打ち戦がしやすい商品を選ぶ
  2接近戦や一騎打ち戦がしやすい営業方法を決める
  3そのためには、接近戦や一騎打ち戦がしやすい特別な営業エリアを選ぶ 
  (こうすると、2乗作用が起きないので、競争条件が不利な会社でも経営効率を
   落とさずに経営ができ、相対的に有利になれる。)

 ◇優勢企業=強者の社長がとるべき経営戦略
  1間隔戦や広域線がしやすい商品を選ぶ
  2間隔戦や広域戦がしやすい営業方法を決める
  3そのためには、利用者の数が多い大都市を重視する
  (こうすると、確率の法則で2乗作用が起き、販売係や売り場面積が有利な会社
   がますます有利になる。)

  つまり、競争条件が不利な会社は、第一法則をもとに目標を定め、運営すれば
  失敗が少なくなる。
  このように、効率の良い経営のやり方には、優勢企業が行う「強者の戦略」
  と劣勢企業が行う「弱者の戦略」があり、やり方はまったく正反対になっている。

 原則5 1000社あったら、995社は弱者。弱者であることを自覚しよう。

  あなたは強者か弱者か? 強者の条件とは、
   1一位であること
   2市場占有率26%以上を確保していること
   32位との間に10対6以上の差をつけていること

  この条件を満たしている会社は1000社中5社しかない。残りの995社は弱者。
  独立間もない人は、間違いなく弱者であるということを、肝に銘じよう。

 原則6 何をどこの誰にどうやって売るか、まずはこれをマスターしよう。

  ◇「弱者の経営戦略」の概念をまとめると
   ・先発会社と差別化し、同じやり方をしない
   ・小規模1位主義、部分1位主義を狙え
   ・強い競争相手がいる業界には決して参入しない
   ・戦わずして勝ち、勝ちやすきに勝つことを狙う
   ・対象を細分化する
   ・目標を得意なもの一つに絞る
   ・軽装備で資金の固定化を防ぐ
   ・目標に対して持てる力のすべてを集中する
   ・競争相手に知られないよう、静かに行動する

  ◇「経営の8大要素」
   経営にはいろいろな要因がありますが、これを大きく分けると、次のようにな
   ります。

   1商品対策(なにを)
   2エリア対策(どこの)
   3客層対策(だれに)
   4営業対策(どうやって)
   5顧客対策(いつまでも)
   6組織対策(どういった分担で)
   7資金対策(いくらで)
   8時間対策(どのくらいの時間で)

   この本では、1~5番そして8番目の時間対策を解説している。
   独立しようと考えている人、独立し手間もない人にはこの要点をしっかり勉強し
   て、6,7を学んでも遅くはない。

 原則1 経営内容には適格なウェイト付けと優先順位が必要

  「経営の8大要素」にランチェスター法則とオペレーションズリサーチの手法で重
  み付けすると、次のとおり、商品と営業関連を加えたお客様関連は80%、組織と資
  金を加えた内部関連は20%になる。

   商品関連                 27%
   営業関連(エリア・客層・営業・顧客)   53%
       (お客様関連合計         80%)

   組織関連                 13%
   資金関連                  7%
       (内部関連合計          20%)

  よく商品3分に内7分といわれるように、営業関連が商品関連の「2倍」のウェイ
  トを持つ。
  それから、組織や人に関するものは商品の半分、お金に関するものは、そのまた半
  分。
  実は、経営を成功させるかどうかというのは、資金関連が一番ウェイトが低い。
  お金がない人からすると、お金が一番大事なように思えるかもしれませんが、実は
  そうではない。




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