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御近所から、若い猪の肉をおすそ分けでいただいた。
血抜きもしっかりしてあるので、早速牡丹鍋に。
ウリボウから少し大きくなったくらいの若い猪なので、
とってもお肉も柔らかくて美味

でも、最近は熊を射殺して退治すると
『かわいそう』 とか
『熊は減っているのに』 なんて 苦情が殺到するくらいだから
牡丹鍋も、『なんて野蛮な』って眉を顰めるむきもあるかもしれない。
なんで熊が人里に下りてくるか。
今年の猛暑で、熊の餌の木の実が少ないからといわれているけど
私的には、鹿が増えているからだと思う。
野生の鹿は、森の木で角を研ぐ。
ちょっと山に入れば、あちこちに研いだ跡が見られる。
樹皮を削られ過ぎた木は、やがて枯れて倒れていく。
鹿の被害は甚大で、大台ケ原なども、エライことになっている。
それが実をつける木だったら、熊も餌がなくなるんだろう。
猪、鹿に限っては、確実に増えている。それは、みんなが食べないから。
食べる人がいないから、猟師もいなくなるという悪循環。
奴らは数が増えて、山に餌がないと、畑を荒らす。
猟友会の人にお願いして撃ってもらっても、後から後からきりがない。
いくら柵をしても、なぎ倒したり飛び越えたりして、いたちごっこ。
うちも、やっと大きくなってきたキャベツとか、全部やられた。
電柵など、強固なものはとんでもなく高くつく。
だいたい、『かわいそう』なんて言ってる人って、
便利でなんでも揃う街にいて、実際の大変さなんて何も知らず
陳腐なセリフを口にしているだけ。
じゃあ、動物殺さずに、野菜が採れなくなるから電柵にしたら
その分上乗せして、大根1本1000円、白菜1玉1000円でも買うの
猪や鹿の肉を食べることも、食物連鎖として大切だと思う。
それに、鹿肉ってフレンチでは結構高級なんだし。
なんてことをツラツラ考えながら食べていたら、お腹いっぱいに。
あーーー美味しかった御馳走様でした。
合掌
追記
余ったお肉はもったいないので
味噌を塗って、とろけるチーズを乗せて、くるくるっと巻いて
カツにしましたこれまた美味でした
