30代での初ママ日記

30代での初ママ日記

出産


●陣痛始まる

 夜中の3時過ぎからいきなり7分間隔の陣痛が始まる。すぐに5~6分間隔になる。

●2時間後

 病院に連絡。もう少し様子を見て、6時にもう一度電話してほしいとのこと。

●3時間後

 再度病院に電話し、入院の許可がおりる。
 タクシーを呼ぶのも、朝早いし病院まで近いので気がひけ、夫と一緒に徒歩で10分ほどかけて病院へ。

●4時間後

 病院到着。診察室で、当直医に診てもらい、間違いなく陣痛だと診断され入院。 しばらくは産まれないだろうとのことで、夫は一時帰宅し、私は陣痛室へ。

●5時間後~

 陣痛室のベッドは4つ。既に1人入院していた。すぐに4つあるベッドは埋まってしまった。
 途中看護婦さんが、子宮口の確認をしてくれるが、陣痛間隔は5分で、長さは1分の割には、なかなか子宮口が開かない。陣痛に耐えながら、8時、12時、18時と病院食を摂る。
 夕方、徳島から来た母が会いに来たが、陣痛室では会えないので、廊下まで出るが、痛いのなんのって、話もそこそこに帰ってもらった。
後から入院した人たちがどんどん先に分娩室に入っていく。分娩室からは、すごぉ~ぃ叫び声が響いていた。

●19時間後

 妊娠中滅多にしなかった横寝をしていたところ、どうも私に付けていた機械のアラームが鳴っている。看護婦さんがやってきて、酸素マスクを当てられた。胎児の心音が低下したらしく、そのまま、分娩室へ運ばれる。運ばれるというか、自分で歩いて行くのだが、陣痛は相変わらずで、「えぇ~、歩くのぉぉ??」って感じ。
 やっとの思いで、分娩台の上にのぼると、当直の女医さんが説明してくれた。心音は戻ったが、胎児の脈拍が170~180と早く、子宮口はまだ4cmしか開いていないので、このままだと最大に開くまで6時間程度かかる可能性があり、そこまで待ってはとても危険なので、帝王切開にした方がいいとのこと。(後で聞いたが、へその緒が首に絡まっていたらしい。)分娩台の上で点滴やレントゲン撮影、採血などし、手術の説明を受け、承諾書など3枚くらいに署名もさせられた。
既に陣痛も20時間を越え、これから更に辛い陣痛に耐えることを思うと、すぐに手術してほしいという気持ちになっていた。
 当直医が夫に連絡し、夫と母が来た。が、機械の故障で血液検査をやりなおすと言うトラブルもあって、12時過ぎからの手術となった。
 当日は満月の夜で出産ラッシュ。先生も足りず、M先生を呼び出すことに・・・
30分で来てくれた。申し訳ない。今朝は夜勤明けだったのに、今日も夜勤にさせてしまった。産婦人科の先生って、いつ休むんだろう?本当に大変な仕事で、ありがたい仕事だ。お給料沢山もらってね。

●21時間後

 手術室へ。麻酔医から説明を受け、脊椎に麻酔を打たれ、怖いのか寒いのかぶるぶると震えだした。(後で聞くと、これはどうも麻酔のせいらしい。)足は、触ると正座の後のしびれの強い感じする。女性スタッフが大丈夫だと安心させてくれた。M先生が執刀した。お腹を切られる感じはしなかったが、赤ちゃんを取り出す時だけ、「今から取り出すので頑張って!」と言われ、お腹をグリっとされた。

●22時間後

 赤ちゃんが出て「おぎゃー」と泣いた。平成13年5月8日01時01分、2828gで誕生!!洗って目の前に見せてくれたら、目があった。でもなぜかあまり実感はなかった。その後、記憶がなくなった。多分、麻酔をされたんだろう。目覚めると、麻酔医と助手3名ほどがいた。しびれ具合などをチェックされ、病室へ。

あぁ、でもまさか帝王切開になるなんて!!
水天宮に行って、祈祷もしてもらったのに、これって安産?

※まだまだ続くんですが、ちょっと疲れたので、休憩しています。


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